パントガールの飲み方まとめ!より効果的なタイミングも紹介

パントガール

日本ではまだ知名度の低いFAGA治療薬のパントガールですが、副作用リスクも少なく一部のFAGAクリニックや美容皮膚科では処方してもらうことができます。
副作用リスクは少ないと言え、薬なので用法・用量は守って服用しなければなりません。今回は気になるパントガールの飲み方についてまとめてみました。

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パントガールについて

パントガールはドイツの製薬会社が開発した世界初の女性の脱毛症(FAGA)治療薬です。80%近い治療効果があり、近年日本でもFAGA患者が増加していることを受けて注目されている薬ですが、残念ながらまだ厚生労働省ではパントガールを承認していません。
ただし、脱毛症治療はほとんどが保険証の使えない自由診療なので、未承認薬でも医師の管理の元で処方することができます。
個人輸入代行業者の通販サイトでも購入できますが、偽物をつかまされる可能性があり、副作用救済措置の対象外となるため美容皮膚科やFAGAクリニックから処方してもらう方が安全だと思います。

FAGAについて

FAGAは女性型脱毛症といい、壮年性脱毛症の一種です。壮年性疾患というのは「働き盛りの40代ころから起こりやすい病気」という意味で、AGA(男性型脱毛症)やFAGAは年齢が上がるごとに発症率が高くなるという傾向があります。
特にFAGAは40代後半から始まる更年期になると発症率が急激に上昇するので、該当する年齢に達した方は早期発見・早期治療を心がけましょう。

FAGAの症状

FAGAには「びまん性脱毛」という特徴的なパターンがあります。これは頭頂部から脱毛が始まり次第に頭部全体に広がっていくというものです。
しかしAGAとは異なり脱毛を起こしている部位(これを脱毛班といいます)が完全無毛になることはありません。

  • 全体的なボリューム感が失われ、頭皮が透けて見える
  • 白髪が増える
  • ハリや弾力がなく、ぼそぼその髪質になる
というのがFAGAの特徴的な症状です。

パントガールの飲み方

パントガールは内容成分が安全性の高いものばかりなので副作用リスクはほとんどありませんが、それでも薬なので正しく飲まなければなりません。
パントガールの用法は

  • 1日3カプセル
  • 1回1カプセル
  • 毎日朝昼夜食後に服用

となっていますので、必ずこの用法・用量を守って服用してください。

パントガールの効果・効能

パントガールの適用は女性の脱毛症です。女性に限定されている脱毛症というのはFAGA・産後脱毛症です。このうち、産後脱毛症は出産後女性ホルモンのバランスが元に戻ると脱毛も落ち着くのでパントガールは症状が改善すると服用を中止しても問題ありません。
しかし、FAGAは進行性であり加齢とともに発症率と再発率が飛躍的に向上するため、FAGAの治療時には「飲み続ける薬」と考えてください。メソ療法と合わせて処方される場合もあります。
パントガールは女性ホルモンの分泌を促進させることで脱毛症を治療する薬です。

産後脱毛について

女性は妊娠するとエストロゲンという女性ホルモンの分泌量が急激に増え髪の毛の量が多くなります。しかし、出産が終わってホルモンバランスが元に戻ると今まで「増えすぎていた髪の毛」が脱毛していき、元の量に戻ります。
これが「産後脱毛」です。結構な量の脱毛を起こすのですが、これは本来の姿に戻ろうとしているだけで、ホルモンバランスが落ち着くと脱毛も消失します。
しかし、脱毛はデリケートな問題ですので、産後脱毛を予防・改善するためにパントガールが処方されるケースがあります。
FAGAと産後脱毛の最大の違いは放置していると症状が進行していくFAGAに対して産後脱毛は自然完治するという点です。

女性の脱毛症いろいろ

FAGAや産後脱毛以外にも女性がかかりやすい脱毛症があります。

  1. 単純性円形脱毛症
  2. 牽引性脱毛症
  3. トリコチロマニア(抜毛癖)
などが代表的なものです。単純性円形脱毛症は一時的な強いストレスによって生じる脱毛なのでストレスが軽減すれば1ヶ月〜3ヶ月程度で自然治癒します。
牽引性脱毛症は髪の毛を強く引っぱる三つ編みやポニーテールのような髪型を日常的にしていると起こる脱毛症で、こちらは強く髪を引っぱる髪型をやめれば自然治癒します。
トリコチロマニアは10代前半の女児に多い精神性疾患です。ストレスを感じると無意識のうちに髪の毛を触り、抜いてしまう癖がつき、毛の再生が追いつかなくなってしまうという症状です。
トリコチロマニアの治療は心療内科や精神科でストレスの原因を解消するカウンセリング治療が必要なのでパントガールが処方されるということはほとんどありません。

副作用について

パントガールに配合されている成分はビタミンB群、シスチンやケラチン、薬用酵母など体にとって悪影響の少ない成分ばかりです。このため副作用リスクはほとんどないと言われています。
日本国内でも今のところパントガールの副作用症例は報告されていないので安全性の高い薬であると考えて良いでしょう。
しかし、薬である以上副作用リスクが0になることはないので、アナフィラキシーショック(パントガールの主成分に対するアレルギー)やその他の心身の異常については十分に注意し、万が一副作用を疑わせる症状が出た場合は処方医に相談してください。

パントガールの飲み方についてのまとめ

パントガールの飲み方は1日朝昼夕の3回、1カプセルずつ水かぬるま湯で飲むということになっています。必ずこの飲み方を守ってください。
万が一飲み忘れた場合は気がついた時に1回分を服用します。ただし、2回分を同時に飲むことは避けてください。
パントガールは日本では未承認薬ですが、FAGAクリニック(東京ビューティクリニックなど)では取り扱いの多い薬です。

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