抜け毛について!シャンプーの時やストレスなど様々な原因や対策について紹介

脱毛治療イメージ

シャンプーやブラッシングでごっそり抜け毛が起こって、心臓が飛び出すほどショックを受けたことはありませんか?
近年は薄毛や抜け毛の悩みを医療機関に相談することが一般的になりましたが、その抜け毛は本当に即クリニックに相談したほうがいいものなのでしょうか?
今回は気になる「抜け毛」について原因や対策をわかりやすく解説していきたいと思います。

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抜け毛について

読んで字のごとく髪の毛が抜けることを「抜け毛」と言います。しかし健康な毛髪や頭皮でも毎日抜け毛は起こっているのです。
健康な髪の毛の寿命は4〜6年と言われています。そして脱毛した毛穴からは新しい毛が生えてきます。この毛髪の生まれ変わる周期のことをヘアサイクルと言います。
抜け毛が目立つのは何らかの理由でこのヘアサイクルが乱れてしまい、平時よりも大量に毛が抜けてしまうからです。
抜け毛が常態化してしまうと、それは治療が必要な壮年性脱毛症(AGAやFAGA)の疑いが強まりますが、一時的な抜け毛で治る場合もあるので、次の章では抜け毛と脱毛症の違いについて説明していきましょう。

抜け毛と脱毛症の違いとは?

前の章で抜け毛についてある程度説明しているのでここでは「脱毛症」を主体に説明していきます。
広い意味では脱毛症と抜け毛は同じ意味で用いられますが、狭義には皮膚病の一つである脱毛症と積極的な治療が必ずしも必要ではない抜け毛は区別されています。

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壮年性脱毛症

脱毛症の90%以上を占めるのが壮年性脱毛症で、男性の壮年性脱毛症をAGA(男性型脱毛症)、女性の壮年性脱毛症をFAGA(女性型脱毛症)と言います。
壮年性脱毛症の発症率は30%とかなり高い発症頻度なので、誰もが脱毛症になりうると心得、早めの対策を立てるようにしてください。
またAGAとFAGAの発症割合は9:1と男性のほうが圧倒的にかかりやすいので男性は早期発見、早期治療を心がけるようにしてください。

AGAやFAGAは進行性

壮年性脱毛症(AGA・FAGA)は進行性です。進行性というのは自然寛解(寛解=治療が必要なくなるまで回復すること)がなく、放置していると症状がどんどん進行していきます。
AGAやFAGAは適切な治療を受けて少しでも進行を遅らせること、そして治療効果を最大限にあげるには早期に治療を開始することが何よりも大切なので、抜け毛が目立ってきたな?と思ったら早めにAGAクリニックや美容皮膚科に相談してください。

抜け毛予防の基本対策はシャンプーから

抜け毛は土台となる頭皮の状態が悪くなると起こりやすくなります。頭皮の衛生状態をよくするのは毎日のシャンプーの役目なので、抜け毛対策の基本はシャンプーから!ということになります。
逆に言えば間違ったシャンプー選びや洗髪方法を繰り返していると、抜け毛を増やす結果になるので要注意です。

シャンプーの選び方

抜け毛が目立ち始めてきたら、シャンプーは低刺激性(アミノ酸系)でノンシリコンタイプのものを選ぶようにしましょう。
頭皮の状態が悪い時に香料や保存料、石油系界面活性剤などの刺激性添加物が入ったシャプーはNGです。
そしてシリコンが入っていると強力なコーティング力で育毛剤の有効成分が浸透しにくくなるので、こちらもNGです。

シャンプーの方法と乾かし方

それでは意外と知られていない正しいシャンプーのやり方をご紹介しましょう。

  1. シャワーでしっかりと予洗いを行う
  2. シャンプを手に適量とり、十分に泡立たせて、頭部全体に泡を塗る
  3. 指の腹を使って頭皮全体をマッサージする
  4. すすぎは十分に行い洗い残しのないように!(←ここ重要です)
  5. 乾いたタオルを押し付けるようにして水分を取り除く
  6. 軽くこするような感じでさらに余分な水分を取り除く
  7. ドライヤーは20cm以上離し、熱風で地肌からしっかりと乾かす
生乾きのまま放置していると頭皮で雑菌が繁殖してコンディションが悪化し、抜け毛が起こりやすくなります。
シャンプー後はしっかりと乾かし、育毛剤で抜け毛ケアを心がけるようにしてください。

抜け毛の原因

抜け毛の原因には次のようなものがあります。

  • 加齢:男女共45歳を過ぎると脱毛症リスクが高くなります
  • ホルモンバランスの乱れ:男性ホルモンには育毛効果、女性ホルモンには発毛効果があります。したがって性ホルモンの分泌量がアンバランスになると抜け毛が起こりやすくなります
  • 生活習慣の乱れ:生活習慣が乱れると基礎代謝が落ち頭皮がもろくなり抜け毛が起こりやすくなります
  • 精神的なストレス:精神的なストレスには全身の血管を萎縮させ、血行障害を起こす作用があります。ストレスが蓄積すると結果的に毛根に十分な栄養が行き渡らなくなり、抜け毛が起こりやすくなります。またホルモンバランスも乱れやすくなります
  • 生活習慣病:糖尿病、高血圧、動脈硬化症はいずれも血行障害を伴います
  • 間違った頭皮ケア
  • 過激なダイエット:極端な食事制限を行うと新陳代謝が落ちて頭皮環境が悪化します

抜け毛対策

一般的な抜け毛対策として適切にシャンプーを使って頭皮の衛生環境を保つことはすでに説明した通りです。それに加えて、次のような対策をできる範囲から始めるようにしてください。

食事の見直し

食事は3食きちんと食べることが重要です。特にたんぱく質を積極的にとり、その他の栄養バランスにも気を使ってください。
不足しがちな栄養素(亜鉛、ビタミンB群、アルギニンなど)の補給はサプリメントを活用すると良いでしょう。

運動習慣を身につける

運動習慣を身につけることで血流が改善され、脱毛症リスクを下げることになります。

ストレスをためない

趣味を持つ、旅行に行く、カラオケで大声を出すなどでストレスを緩和すると自律神経に良い影響を与えヘアサイクルが正常化しやすくなります。

睡眠と休息をたっぷりと取る

寝不足は不定愁訴(ちょっとしたことでイライラする)からストレスを溜め込み、免疫力を下げて頭皮を荒らします。

抜け毛サプリについて

抜け毛対策の一つとして「食生活の改善」を紹介しましたが、忙しい現代人にとって理想的な食生活を毎日送ることは至難の技ですね。
そこで、育毛をサポートする成分を総合的に配合した「育毛サプリ」を導入することをおすすめします。
育毛サプリは育毛ケアだけでなく、日々の健康やアンチエイジングにも効果的な成分が配合されています。育毛剤を併用すると相乗効果が期待できます。

女性特有の抜け毛とは?

抜け毛には女性特有のものがあるというのをご存知でしょうか?それが「牽引性脱毛症」です。
牽引性というのは「強く引っぱる」ということ…。つまり、ポニーテールやツインテール、三つ編みなど髪の毛を強くひっつめるヘアスタイルを毎日行うことで髪の毛が抜けやすくなってしまうのです。これは髪型を自然なスタイルに戻せば自然と治ります。
そしてもう一つが「産後脱毛」です。妊娠出産〜授乳期にかけて女性の体内ではホルモンバランスが劇変するため、出産を終えてエストロゲンという女性ホルモンの分泌量が正常値に戻ると、髪の毛が一気に抜けてしまいます。
ただし、ホルモンバランスが正常化すると抜け毛も落ち着くので、過度の心配はいりません。心配な人は女性用の育毛剤や妊娠中でも飲める女性向け育毛サプリを活用すると良いでしょう。

ひどい抜け毛は病院に相談

抜け毛が毎日増えていく…これは脱毛症を発症しているサインかもしれません。特に壮年性脱毛症は進行性なので、1日でも早くAGAクリニックや美容皮膚科に連絡をしてカウンセリングを受けることをおすすめします。
一般皮膚科でも相談は可能ですが、脱毛症治療は全額自己負担の自由診療です。専門クリニックでは初回カウンセリングが無料でも一般皮膚科では初診料が発生するのでおすすめなのは無料カウンセリングが受けられる専門クリニックの方ですね。

抜け毛についてのまとめ

抜け毛には病的な脱毛症とそうではないタイプがあります。脱毛症を発症している場合は適切な治療を受けることが大事ですが、そうではない場合はとりあえず薬用育毛剤や育毛サプリで様子をみてはいかがでしょうか?
またシャンプーやブラッシングを正しく行い、できる範囲から生活習慣を改善していくことで将来的に脱毛症を起こすリスクを下げることになります。

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