ルグゼバイブはパントガールは併用しても大丈夫？それぞれの商品情報もご紹介

FAGAの治療薬として世界で初めて承認されたパントガールと次世代の女性向け育毛ケアサプリとして注目されているルグゼバイブ。
治療の際、医薬品との相乗効果を狙ってサプリメントを併用することがあるのですが、この二つのアイテムについて併用は可能なのでしょうか？
今回はルグゼバイブとパントガールの併用の可否、またそれぞれの商品情報、さらに併用するなら何がいい？などの情報を紹介していきたいと思います。

ルグゼバイブとパントガールの併用は可能か？

脱毛症の治療を受けたことがある人ならば治療薬を数種類投与された経験があるのではないでしょうか？
AGA（男性型脱毛症）ならばAGA治療薬と5%ミノキシジル外用薬を併用しますし、女性の場合もFAGAクリニックではミノタブやパントガールにミノキシジル外用薬を併用することがあります。
このように相乗効果を狙って複数の医薬品を併用することを「カクテル療法」と言います。
パントガールは世界で初めてドイツで承認されたFAGAの治療薬です。また、次世代型の女性向けの育毛サプリとして注目されているのがアメリカのルグゼバイブですが、この二つを併用すればさらに効果が上がのかといえば…、実はおすすめできません、というより意味がありません。
なぜならば、ルグゼバイブとパントガールは成分が非常によく似ているからです。

ルグゼバイブについて

ルグゼバイブはアメリカで開発された女性向けの育毛サプリです。しかし、日本未承認の商品なのでドラッグストアでは購入することができません。
サプリメントですが、医薬品のパントガールの強化版とも言われていて、薬用酵母やビタミンB1などに加え馬プラセンタエキスを配合していて、より強力に発毛効果のあるエストロゲン（女性ホルモン）の量を増やします。
またプラセンタエキスには美肌効果もあるので、中高年の女性にとっては育毛ケアとアンチエイジングの両方の効果が期待できるサプリメントです。

パントガールについて

パントガールはドイツで開発された世界初の女性型脱毛症（FAGA）治療薬です。女性の脱毛症は加齢やストレスなどでエストロゲンの分泌量が減ることで起こる、とされています。
パントガールに配合されているビタミンB1や薬用酵母、ケラチンなどの有効成分は女性ホルモンの分泌を促す作用があり、80%以上の確率でFAGAを改善すると言われていますが、パントガールも日本では未承認の薬です。

ルグゼバイブとパントガールの成分比較

ルグゼバイブとパントガールの併用はあまり意味がないとお伝えしましたが、その理由は成分を比較するとよくわかります。
ルグゼバイブの成分一覧

パントガールの成分一覧

副作用について

パントガールが医薬品で、ルグゼバイブも同じような成分配合なので副作用の心配を持つ方もいると思いますが、パントガールはほぼ「ビタミン剤」なので強い副作用の心配はいりません。
しかし、女性ホルモンの分泌を促す作用があるので、以下にあげる身体状態の人は慎重に服用するする必要があります。このため導入する前は医師に相談してください。

併用するなら薬用育毛剤

ルグゼバイブとパントガールは飲んで発毛と育毛をサポートするケアアイテムです。脱毛は頭皮のトラブルなので薬用育毛剤を併用することで、頭皮の内側と外側からケアすることになり、これならば相乗効果が期待できると思います。

薬用育毛剤に含まれている主な薬用成分

併用におすすめな育毛サプリ

ルグゼバイブは国内未承認のサプリメントなのでドラッグストアでは購入できませんが、ドラッグストアやネット通販で購入できる国産の育毛サプリを併用するというのも相乗効果が期待できる方法です。
女性向けの育毛サプリは食品由来の成分でできているものが多く、成分がパントガールやルグゼバイブとはあまりダブらないので、補完効果が高いと思われます。

女性向け育毛サプリでお勧めの成分

ルグゼバイブとパントガールの併用についてのまとめ

年々増加する女性の脱毛…。AGA（男性型脱毛症）には国が承認した飲み薬があり高い治療効果をあげているのですが、FAGA（女性型脱毛症）にはいまだそのような薬はありません。しかし、海外ではすでにパントガールという治療薬が承認され、さらにアメリカではパントガールにプラセンタエキスを加えた育毛ケアサプリメント、ルグゼバイブが存在します。
成分がよく似ているので、この両者を併用するというのはあまり意味がありませんが、薬用育毛剤や国産の育毛サプリを併用すると相乗効果が期待できます。