フィンジアは、抜け毛の予防や元気な髪の育成に有効な育毛剤です。しかし効果が期待できる分、副作用の症状が出てしまわないか心配になりますよね。
そこで今回は、フィンジアの副作用の症状や副作用が出やすい人の特徴、対策などについて解説していきます。
目次
フィンジアの副作用とは?
フィンジアは、基本的に副作用はありません。医薬品や医薬部外品と違って、天然由来成分が中心に配合されており、化粧品に分類される育毛剤のためです。
配合されているセンブリエキスやヒオウギエキスなどの天然由来成分は、医薬品のミノキシジルのように強い副作用は起きにくいのです。
しかし、体質や頭皮環境によっては、次のような副作用が出る可能性があるため注意してください。
- 成分が合わず頭皮が荒れることもある
- 初期脱毛が起こることがある
- フィンジア以外が原因で抜け毛が増えることもある
成分が合わず頭皮が荒れることもある
配合されている成分にアレルギー反応が出たり、成分が体質に合わなかったりする場合、頭皮が荒れることがあるため注意しましょう。
たとえば、成分の一つに「メントール」があります。抗菌作用やすっきりしたつけ心地のために、フィンジアに配合されています。
しかしメントールを使用する際は、デメリットも考えなければいけません。メントールには、肌への刺激がやや強いという特徴があるためです。
肌の弱い人は、育毛剤をつけることで頭皮に赤みやかゆみが出る恐れがあります。
同じように、配合されているアルコールによっても肌が荒れるケースがあるため、気をつけてください。
アレルギー反応が出る成分について事前にわかっている場合は、使用前にフィンジアの成分を確認しておくことをおすすめします。
初期脱毛が起こることがある
フィンジアをつけることで、初期脱毛が起きることがあります。細く不健康な髪が抜け落ち、太く健康な髪に生え変わるためです。
フィンジアは、頭皮環境の改善だけが期待できる効果ではありません。血行を促進したり毛母細胞を活性化したりする働きもあります。
そのため、ヘアサイクルの正常化が期待できるのです。そして、成長期に栄養不足で十分に成長できない髪が抜け落ち、新しく元気な髪が生えてきます。
初期脱毛が起きると抜け毛が一時的に増えるため、驚いてフィンジアの使用をやめてしまう人も少なくありません。しかし、初期脱毛は長くても1ヵ月程度で収まるため、育毛のためには使い続けることが大切です。
フィンジア以外が原因で抜け毛が増えることもある
フィンジア自体に副作用の原因があるわけではないですが、生活環境の変化で抜け毛が増えることがあります。
フィンジアは、基本的に1日2回、頭皮に塗布します。その際、12時間おきに使用することで、成分を効果的に頭皮に浸透させることができます。
しかし、時間を正確に考えすぎるケースも少なくありません。そのため、生活環境に変化が起きる場合があります。
特に睡眠時間に変化が生じると、頭皮環境が悪化することがあります。すると、フィンジアをつけていても抜け毛が増えてしまうのです。
使用する間隔はあくまでも目安のため、生活リズムが崩れないように使用するようにしましょう。
フィンジアで副作用が出やすい人の特徴と対策とは?
フィンジアで副作用が出やすい人と出にくい人がいます。
副作用が出やすい人には、次のような特徴があります。
- 育毛剤で頭皮が荒れたことがある人
- 頭皮環境が悪い人
- アルコールで肌荒れを起こす人
頭皮が荒れると、健康な髪が育成するための土台が弱くなります。すると、効果的な育毛や抜け毛対策ができません。
また、紫外線など外部からの攻撃にも弱くなります。その結果、頭皮環境がさらに悪化する場合もあるため注意してください。
それでは、それぞれについて解説していきます。
育毛剤で頭皮が荒れたことがある人
以前に育毛剤を使用して頭皮が荒れたことがある人は、副作用が出やすいです。その理由には、育毛剤自体が肌に合わないことや慣れていないことなどがあります。
まず、育毛剤自体が頭皮に合わない体質の人がいるため、注意してください。
フィンジアには、多くの育毛剤と共通する成分も配合されています。これらの成分が配合されていなければ育毛剤として機能しないため、対策は難しいでしょう。
次に、フィンジアに慣れていない場合に頭皮が荒れることもあります。新しいシャンプーに変えた際に、一時的に髪がきしんだり頭皮にかゆみが出たりするのと同様です。
この場合、フィンジアを使い続けることで肌荒れを解消することができるでしょう。
頭皮環境が悪い人
頭皮環境が悪い人も、副作用が出やすいです。
フィンジアには、グリチルリチン酸ジカリウムのように抗炎症作用のある成分も配合されています。
しかし慢性的に頭皮環境が悪く、常に湿疹や炎症が起きている場合は、有効成分にも過敏に反応するケースがあるため注意してください。
対策としては、フィンジアを使用する前に頭皮環境を良くしておくことが大切です。脂肪分の少ない食事内容にする、睡眠時間を十分にとるなど、日常生活の中に取り入れられる対策は多いでしょう。
また、シャンプーが原因で頭皮環境が悪化していることもあります。この場合は、シャンプーを頭皮に合うものに変えるなどの対策をしてください。
アルコールで肌荒れを起こす人
肌がアルコールに弱い人は、肌荒れを起こすことがあります。
アルコールには、育毛や頭皮環境を改善する働きはありません。しかし、育毛剤の品質を保ったり成分を溶かすために配合されています。
また成分を頭皮に浸透させるため、頭皮にある余分な皮脂を溶かす働きもあります。さらに、頭皮の殺菌を行うためにも重要な成分です。
ただし、アルコールに弱い体質の人は注意してください。頭皮にアルコールがつくと、赤みや炎症、かゆみなどの症状が出る恐れがあります。
症状が軽い場合は、ある程度使い続けることで反応が起きなくなることもあります。
フィンジアの副作用が心配な人はパッチテストがおすすめ
フィンジアの副作用が心配な人は、パッチテストをすることをおすすめします。パッチテストをすることで、副作用が出ないか事前にある程度知ることができるためです。
やり方は、まずフィンジアを二の腕の内側に2、3滴塗布します。その上に絆創膏を貼って放置しましょう。放置時間を確保するため、入浴後に塗布することをおすすめします。
約1日放置した後、絆創膏を剥がして、皮膚に変化が起きていないかチェックしてください。もし赤みが出ている場合は、頭皮につけても赤みや炎症が起きる可能性があります。
反対に何も変化が見られなければ、頭皮に変化は起きにくいでしょう。ただし、髪が生え変わる初期脱毛が起きる可能性はあります。
フィンジアの副作用が強く継続できない場合とは?
フィンジアの副作用が強く出てしまい、継続できない場合もあるでしょう。その場合は返品することをおすすめします。
返品することで、支払った代金分まるまる損をするわけではありません。フィンジアには全額返金保証がついているためです。
ただし、全額返金保証を受ける際にはいくつかの注意点があります。
まず、事前に連絡することです。連絡せずに突然返品しても受け付けられないことがあります。
次に、返品の際は使用中の容器と振込口座を記載した用紙を送る必要があります。
そして、返品は初回購入の場合のみ可能です。そのため、定期コースなどで数本使用した後に返品して、全額返金してもらうことはできません。
フィンジアの副作用まとめ
フィンジアの副作用の症状や、副作用が出やすい人の特徴などについて解説してきました。
フィンジアには、副作用は基本的にありません。しかし、体質によっては頭皮に赤みやかゆみが発生する場合もあります。
特に、育毛剤を使用していない状態でも頭皮が荒れやすい人やアルコールに弱い人は注意してください。
副作用が心配な人は、事前にパッチテストを行うことをおすすめします。
また、フィンジアを数日から数週間使用して細く不健康な髪が抜ける場合は、初期脱毛が起きている証拠です。健康な髪に生え変わるために必要な段階のため、安心して使い続けてください。
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