全頭ハゲの原因について改善方法や髪型事情について解説

脱毛治療イメージ

「全頭ハゲ」とは文字どおり丸坊主かそれに近い状態になる脱毛症です。全頭脱毛を起こすのはAGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性型脱毛症)よりも他に病的な原因があるケースの方が圧倒的に多いものです。
また全脱毛といっても綺麗な無毛状態になるわけではなく、産毛や一部に毛が残る場合があり、対処法と治療の難しい脱毛といえます。

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全頭ハゲとは

文字通り頭全体が無毛かそれに近い状態になることです。原因のほとんどは病的なものか遺伝に由来します。
ただし、全頭ハゲと言っても綺麗なスキンヘッドになるわけではなく、一部に毛が残る場合も全頭ハゲと言います。側頭部や後頭部の広範囲に毛が残っている場合は全頭ハゲではなくM字ハゲとO字ハゲが合併した混合型と言います。

全頭ハゲの原因

壮年性脱毛症(AGAやFAGA)で全頭ハゲを起こすのはもっとも重い症例ですが、ほとんど見られないので原因は他にあると考えた方が良いでしょう。

  • 遺伝的な要因:無毛症など
  • 基礎疾患:膠原病、尋常性白斑症、自己免疫性疾患など
  • 薬剤性:抗がん剤やインターフェロン、放射線治療の副作用
これらが全頭ハゲを起こす原因として考えられます。一般的に脱毛症の治療は100%自己負担となる自由診療ですが、尋常性白斑症や膠原病、自己免疫性疾患が基礎疾患として存在する場合は保険診療となり、さらに国が難病と指定している病気については公的扶助が受けられます。

全頭ハゲ対策について

遺伝が原因の全頭ハゲは子供の頃から無毛状態というケースも考えられます。また基礎疾患が原因の場合も多くは難治性の疾患なので、対策としては

  • スキンヘッドにする
  • 帽子をかぶる
  • 医療用ウィッグを使う

などに限定されてきます。全頭ハゲは育毛剤やサプリメントでセルフケアができるものではないので、専門医か主治医に相談してください。

全頭ハゲと髪型

全頭ハゲは正直髪型では隠しようがないので、いかにカッコよく見せるかという一点に尽きると思います。
そこでイチオシは「スキンヘッド」と「1mm以下の坊主頭」ですね。近年は坊主頭やスキンヘッドのモデルや男優が大活躍しているので、ファッションとしても恥ずかしくないと思います。

全頭ハゲに効く育毛剤と育毛サプリの紹介

これまで数多くの育毛剤を特集してきたmelbyがおすすめする育毛剤やサプリメントは次の通りです。ただし、全体的に薄毛が目立ち始める「びまん性」におすすめの育毛剤やサプリメントとお考えください。
無毛部位が増えてきた場合は病的な全頭ハゲの可能性が高いので専門医に相談するのが一番です。

薬用育毛剤チャップアップ(男女兼用)
医薬品育毛剤リアップX5プラス(男性用)
医薬品育毛剤リアップX5ジェンヌ(女性用)
サプリメントアガルプ(男女兼用)
サプリメントイクモアプレミアム(女性用)

マッサージは全頭ハゲに有効か?

全頭ハゲの直接的な原因の一つに「血行不良」があります。これを緩和するために頭皮マッサージをすることはとても有効な対策です。
しかし、マッサージだけで全頭ハゲの発生を回避できるかといえばそれほど甘くはないので、あくまでも治療や対策の効果を上げるために行うものと理解してください。

全頭ハゲは病院に相談

全頭ハゲの大半は病気や薬の副作用です。薄いというよりあきらかに無毛状態の多い「ハゲ」という場合は一度AGAクリニックや皮膚科を受診されると良いでしょう。

全頭ハゲと亜鉛の関係

亜鉛は人が生きていく上で非常に重要なミネラルの一つです。亜鉛が不足すると免疫力が低下し、頭皮に炎症が起こりやすくなります。
脱毛も炎症が引き金となって起こるので、亜鉛不足には注意が必要です。亜鉛が多く含まれている食材は牡蠣ですが、毎日必要な分を食事だけで補うのは困難なのでサプリメントを活用することをおすすめします。

全頭ハゲについてのまとめ

全頭ハゲは脱毛症の中でも最も重い症状です。加齢よりも遺伝的な要因または病気や薬の副作用が原因と考えられますので、まずは主治医もしくは皮膚科に相談することが大事です。全頭ハゲまで行くとセルフケアで対処できるレベルではありません。
また綺麗な無毛状態になるとは限らないので、髪型は思い切って1mm以下の坊主頭やスキンヘッドにすることをおすすめします。

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