シャクヤクとは?成分やシャクヤクが含まれる製品なども紹介

脱毛治療イメージ

「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」というのは美人のことを花にたとえた表現です。
シャクヤクやボタンは美しく豪華な花の代表、一方の百合は清楚な花の代表なので、可憐で美しい女性をこのように表現したのですが、シャクヤクは漢方薬の原料(生薬)としても古い歴史があります。
今回は知られざるシャクヤクの効果、成分、またシャクヤクが配合されている育毛ケア製品などを紹介していきましょう。

シャクヤクとは?

シャクヤクはボタン科の植物で、大ぶりで可憐な花を咲かせます。西洋のバラが入ってくるまでは日本の美しい花の代表というのはシャクヤクやボタンでした。
観賞用の花は今でも園芸家の間で大変人気がありますが、根っこの部分を乾燥させて粉末にしたものは生薬として用いられます。(ただし、園芸用のシャクヤクを生薬として利用することはできません)
シャクヤクエキスは葛根湯や小青竜湯などメジャーな漢方薬にも配合されています。

効果

シャクヤクには幅広い薬効があることが判明しています。

  • 鎮痛鎮痙作用
  • 婦人病の改善
  • 血行促進作用(冷え性の改善など)
  • 呼吸器症状の緩和
  • 抗炎症作用

シャクヤクエキスに配合されている成分

シャクヤクには血の巡りを改善する成分や神経の緊張を緩和する成分が配合されています。

  • ペオニフロリン
  • アルビフロリン
  • ガロタンニン
など。

副作用

生薬成分であり、育毛剤に配合されているのはごくわずかなので、強い副作用を起こす心配はありませんが、血行促進作用があるということは血圧にアプローチする成分であるということなので、体調や片頭痛発作を持っている人は場合によっては以下のような体調不良を感じることがあるかもしれません。

  • かゆみ、フケ、かぶれ
  • 頭痛、めまい
  • 熱感、発赤
  • (女性の場合)生理不順、不正出血

ほとんどの場合、不調が出たとしても一過性なので様子見をしているだけで十分なのですが、日常生活に支障をきたすような強い異常や、症状が長引くような時は使用を中止して医師に相談してください。

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シャクヤクが配合されているオススメの製品

シャクヤクは主に冷え性や女性疾患、風邪や呼吸器症状を緩和する漢方薬に配合されている成分ですが、血行改善やホルモンバランスの調整力に優れているため、育毛剤や育毛シャンプーなどにも利用されています。

育毛剤

イクオスEXプラスは業界最多の5種類の医薬部外品成分、シャクヤクを含む合計124種類の成分が背後された医薬部外品成分育毛剤です。

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育毛シャンプー&コンディショナー

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シャクヤクのまとめ

シャクヤクは美しい花でガーデニングでも大人気ですが、根っこの部分を乾燥させたものは漢方薬の原料になります。
巡りを改善する効果に優れ、育毛剤では育毛をサポートする成分として注目されています。
しかし、医薬部外品や化粧品の育毛剤に含まれているシャクヤクの割合はごくわずかなので重大な副作用を起こすリスクは低いと思います。
ただ、血行が促進されると頭痛を感じる人もいるので、重度の片頭痛を持っている方は注意が必要かもしれません。

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