ノコギリヤシの飲み方についてのまとめ!効果など解説します

ノコギリヤシ

近年育毛サプリの主成分として熱い注目を集めているノコギリヤシですが、調べてみると中高年男性の頻尿や夜間頻尿を予防するためのサプリメントとしても売られています。
同じノコギリヤシを使っているのに何か違いはあるのでしょうか?
今回は気になるノコギリヤシサプリの飲み方について解説していきます。

関連記事ノコギリヤシとは?薄毛(aga)に効果のある成分や副作用についても解説

ノコギリヤシについての概要

ノコギリヤシはアメリカ大陸が原産のヤシ科の植物で、サプリメントの成分には主に果実の部分が使われます。
ヨーロッパでは医療用(主として代替医療)の成分としても使われるほど、実績がありますが、日本ではサプリメントなどの健康食品の成分として利用されています。健康茶としてもおなじみですが、独特の苦味があるのでサプリメントのほうが飲みやすいので、おすすめです。

効果について

ノコギリヤシはアメリカの先住民族の間では薬草として飲まれてきたハーブで、主に中高年男性に多い前立腺肥大やそれに伴う頻尿の改善、また抜け毛や薄毛予防に効果があるとされています。
血行促進にも高い効果があり、男性だけではなく女性の薄毛や抜け毛の予防にも効果があると言われています。

ノコギリヤシサプリの飲み方

サプリメントは医薬品のように飲み方が厳格に制限されているわけではありません。飲みやすいタイミングで飲むことができます。
注意しなければならない点といえば、飲み忘れと過剰摂取です。副作用リスクは少ないとはいえ、1日の摂取目安量を超えて飲むことは避けてください。
飲み忘れを予防するためには飲むタイミングを決めておくと良いでしょう。1日の摂取目安量が1〜3粒など少ない場合には夜寝る前や夕食後など1日1回の服用が手間もかからずおすすめですが、6粒など多い場合には毎食後に分けて飲むようにします。

副作用について

薬ではないので重篤な副作用に関する報告はありませんが、飲み過ぎはNGです。そもそもサプリメントは多く飲めば効果が高くなるというものではありませんし、一般食品でも過剰な摂取は内臓に負担をかけてしまいます。
特に育毛サプリの場合は亜鉛が含まれていることが多く、こちらもサプリメントで摂取することが推奨されているのですが、摂りすぎると腎臓に負担をかけることになります。
また、ノコギリヤシは血行を促進させる作用があるため、飲み始めの頃やその日の体調によっては

  • 軽いめまいや立ちくらみ
  • のぼせたような感覚
  • 胸焼け、お腹が張ったような感じ(腹部膨満感)
  • 軽い下痢

などの異常を感じることがあります。ただし、これはノコギリヤシが効きはじめている証拠でもあるので、継続してください。
強い自覚症状を感じた場合や体質に合わない場合は使用を中止して医師に相談しましょう。

こんな方は要注意!

欧米では古くから重用されているハーブなので、安全性にも特に問題はありませんが、先にも述べた通り、血行促進作用が高いので、次のような方は注意が必要です。

  • 妊娠中または授乳中の女性
  • 未成年(飲まないほうが良い)
  • 心臓病や高血圧症、前立腺肥大症の治療を受けている人
  • 上記以外にも持病があり投薬治療を受けている人
  • 低血圧の人
  • 食物アレルギーの人
またグレープフルーツには血圧を下げる効果がありますので、同時に摂取するのは避けてください。

女性が飲む場合についての注意点

ノコギリヤシ関連のサプリメントには一部女性の服用には適していないと注意書きがあるものがあります。
これは用途が前立腺障害の対策用に開発されたものに多いのですが、ノコギリヤシは女性にも有用なハーブです。
しかしながら、妊娠中や授乳中の女性が過剰にノコギリヤシを服用すると胎児や新生児の生殖系に何らかの影響を与えてしまう可能性があることが示唆されています。
育毛サプリなどは1日の摂取目安量を超えないならば大きな影響はないと思いますが、念のため妊娠中または授乳中の女性は少し量を減らすか、産婦人科のドクターに相談してから服用するのが良いと思います。

育毛サプリと男性向けサプリの違いとは?

サプリメントは用途によって使い分けたほうがいいのですが、基本的にノコギリヤシエキスが育毛サプリと男性向け(前立腺障害対策)向けに使われているものに違いはありません。
とはいうものの、製品によっては内容量や他の有効成分に違いがありますし、用途が違うと明記されていると心象的にも効果に違いが出る可能性があります。(プラシボ効果)
なので、育毛ケアが目的の場合は育毛サプリを選ぶのが良いと思います。

ノコギリヤシの飲み方のまとめ

日本で流通しているノコギリヤシエキスは安全性が高いので、1日の摂取目安量の範囲なら飲み方は自由です。
ただし、継続しないとあまり意味がないので、飲み忘れを防ぐために飲むタイミングを決めておいたほうが良いでしょう。
血流に作用する成分なので寝る前や夕食後などがおすすめです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です