L-ヒスチジンで頭痛がする?その他の異常についても徹底調査!

脱毛治療イメージ

花粉症やハウスダストアレルギー、蕁麻疹などのアレルギー症状を引き起こす原因物質が「ヒスタミン」です。
今回紹介する「L-ヒスチジン」はこのヒスタミンの原料となる物質です。
アレルギーを引き起こす原因物質ということでネガティブなイメージで見られがちなヒスタミンですが、実はとても役に立つ物質なんです。
そこで、今回は知られざるヒスタミンの効果とヒスチジンと頭痛の関係性、その他の副作用などについて詳しく説明していきたいと思います。

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L-ヒスチジンとは?

L-ヒスチジンは食品由来の成分ヒスチジンを化学的に合成した物質です。食材からヒスチジンを抽出する際も化学的なアプローチを行うので、化学物質だから危険ということはありません。
むしろ、純度や性能については食材に含まれているヒスチジンよりも安定していて、必要な一定量を確実に摂取できるという点ではヒスチジンを多く含む食材を何グラム食べるというよりも確実な効果が期待できます。
ヒスチジンは必須アミノ酸の一種ですが、成人の体内では合成することが可能です。体内で合成できるアミノ酸は非必須アミノ酸と言われるのにおかしな話ですよね。
その理由は成長期の子供に必要なアミノ酸であるにもかかわらず、成人しないと体内では合成できない物質であることと、年齢とともに合成量が落ちていくことで、体調不良が起こることから1985年に正式に必須アミノ酸に指定されました。
ヒスチジンの主な働きは体内で「ヒスタミン」を合成する際の材料になること、そして脂肪燃焼率をあげることです。

アレルギーについて

アレルギーとは体内にアレルゲン(原因物質)が侵入した時に免疫系が過剰に反応して、ヒスタミンが大量に生成されることが原因で起こる生理反応です。
アレルゲンとは花粉症の花粉、食物アレルギーを起こす食材、ハウスダスト、化学物質など様々なものがあり、地球上のあらゆるものがアレルゲンになり得ると考えられています。
特定の物質がアレルゲンとなってしまう理由などはわかっていませんが、アレルギー反応はこうした物質に対する過剰な防御反応が働くために起こるとされています。
アレルギーを抑えるには

  • アレルゲン(原因物質)を遠ざける
  • 抗ヒスタミン薬やステロイド剤を使って炎症を抑える
  • 生活環境を整える
  • 腸内フローラを整える
などが挙げられます。

効果

ヒスチジンはヒスタミンの原料となる物質なので、ヒスタミンの効果を紹介していきたいと思います。

  • 免疫力向上
  • 基礎代謝の向上
  • 体脂肪燃焼率の向上
  • 食欲の抑制(ダイエット効果)
  • 美肌効果
このようにヒスタミンが適切に働くと肥満防止とエイジングケアに効果的です。

ヒスタミンと脱毛

ヒスタミンには直接育毛効果があるわけではありませんが、エネルギー代謝を活性化させるため、必要量を維持していれば頭皮環境が改善されてヘアサイクルが正常化する可能性が期待できます。
逆にヒスタミンが大量に合成されるとアレルギー反応を起こして脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎で頭皮が傷つき、脱毛を起こすリスクが上がります。
さらにヒスタミンが足りないと今度は頭皮の新陳代謝が鈍り、脱毛が進む可能性があります。

副作用

ヒスタミン(ヒスチジン合成物)の副作用で一番大きなものはやはりアレルギー反応ですが、他にも以下のようなものがあるのでまとめてみました。

  • 各種アレルギー反応
  • 頭痛
  • 発熱
  • 悪心、嘔吐
  • 脱毛

ヒスタミンはちょっとしたことでアンバランスな状態になるため、アレルギー体質の方は育毛剤にヒスチジンが配合されている場合は注意してください。

頭痛の種類

緊張型頭痛は慢性型頭痛の60%以上を占め、片頭痛は女性のおよそ40%が抱えていると言われています。
群発型頭痛は男性に多いのですが、慢性型頭痛の1割にも満たないレアケースです。
また、群発型頭痛は積極的な治療を要する症状なので、ここでは割合の多い緊張型頭痛片頭痛について説明していきましょう。
大豆イソフラボンの過剰摂取で起こる頭痛は緊張型頭痛と片頭痛の両方に影響があると思われます。

緊張型頭痛

慢性型頭痛では最も症例数が多い頭痛です。緊張やストレスまたは血流障害などが原因で、筋肉が硬直し、締め付けられるような痛み、しびれるような痛み、ずーんと重くなるような不快感を感じます。
血流が改善すると症状もよくなるので、じっとしているよりも動いたほうが楽になります。
育毛剤には血流を改善する成分が配合されているので、正しく使うことで、緊張型頭痛の予防につながるかもしれません。

片頭痛

慢性型頭痛では緊張型頭痛についで多く、その大半は女性というユニークなタイプの頭痛です。発作の起こり方に特徴があり、頭部の毛細血管が拡張する時に周囲の神経を刺激して痛みとなります。
心臓の鼓動に合わせてズキン!ズキン!と痛むため「拍動性頭痛」とも呼ばれます。
片頭痛の名前の通り、通常は頭のどちらかに症状が集中しますが、ごく稀に左右を問わず発作を起こす症例も確認されています。
予兆や前兆を起こす場合があり、この時は光やにおいに敏感になります。
緊張型頭痛とは逆で動き回ると症状がひどくなるので、薄暗くやや室温が低いところで安静にしておくことが重要です。
アイシングも効果的なので濡れタオルや氷嚢で冷やすと良いでしょう。
重症の方の場合、市販の痛み止めでは効かなくなってくるので、脳神経科など専門医に診察してもらいましょう。

中には緊張型頭痛と片頭痛の両方を持っている混合型頭痛というタイプもあります。

ヒスチジンが多く含まれている食材

ヒスチジンは魚介類に多く含まれていると言われています。特にマグロ、カツオ・ブリ・サバ・サンマに多く含まれています。それ以外には鳥の胸肉や乳製品など主に動物性の食材から摂取するのが効率的ですね。

L-ヒスチジンが配合されている育毛剤

ヒスチジンは非常にバランスが難しい物質ですが、育毛剤には血流改善効果が期待され、ごく少量ですが配合されている場合があります。

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L-ヒスチジンと頭痛についてのまとめ

ヒスチジンは体内でヒスタミンという物質に変化します。ヒスタミンが過剰になると、血管収縮の幅が大きくなり、拡張した時に周囲の神経を刺激して、ズキンズキンと痛む片頭痛のような頭痛を感じます。
一方ヒスタミンが不足すると今度は血行障害から頭が締め付けられるようないた見方をする緊張型頭痛が起こります。
このようにヒスタミンと頭痛とは浅からぬ因果関係があるので、摂取量には注意が必要です。ただし、育毛剤に配合されているヒスチジンの量はわずかなので、これが原因で頭痛を起こすようなことはないと思います。

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