成人男性のおよそ40%を襲うM字ハゲの悩み…。自分はふさふさだから大丈夫と思っていても年齢を重ねるごとにM字ハゲ（AGA）の足音はひたひたと近づいてきます。
今は平気でも「自分もやがてはハゲてくる」という前提で早めの対策を講じておくべきです。
そこでいつものヘアケアに加えたいのが育毛剤。中でも医薬品のリアップとリグロは編集部としてもオススメ度が高いので、この二つを色々な角度から比較してみました。
目次
リアップとリグロの違いを調べてみた
リアップとリグロの違いと共通点を調べてみましょう。どちらも育毛剤の中では「脱毛症の治療に用いられる医薬品」ということと主成分が「ミノキシジル」である、というのが共通点です。
一方リアップは長年ミノキシジル製剤のトップランナーとしてシェアを獲得し、1%ミノキシジル配合薬、女性用（1%ミノキシジル）、5%ミノキシジル（国内最大配合量で現在の主力製品）という複数のラインナップがあるのに対して、リグロは5%ミノキシジル配合タイプだけという違いがあります。
リアップとリグロを比較した場合どっちがM字ハゲに効くの？
M字ハゲとは日本人に最も多いAGAの症状です。AGAは「男性型脱毛症」といい、成人男性のおよそ40%がかかる頭皮のトラブルです。
また年齢が上がるほど罹患（りかん）率が高まり、50代の男性は40%以上、60代になると50%以上の方が発症します。
若い時はふさふさでも年齢を重ねるごとに薄くなってしまうという前提で早めに対策を講じることが重要なのです。
melby編集部では男性のAGA対策に最も適しているのは35歳までと考えています。（もちろんこれより年齢が高い方でも思い立ったが吉日です）
ミノキシジル外用薬は日本皮膚科学会が策定している最新のAGA治療ガイドラインでは最高推奨度のAランクを獲得しているので、ミノキシジルが持つM字ハゲ治療効果という点では両者ともに互角と言えます。
リアップとリグロの成分比較
リアップとリグロの成分を比較してみましょう。どちらも主成分はミノキシジルという医薬品成分なのですが、この成分の国内最大配合量は5%なので、リアップも5%ミノキシジルを配合している「リアップX5プラス」で比較したいと思います。（リグロEX5は5%ミノキシジル製剤です）
- 主成分：ミノキシジル5%
- 育毛サポート成分：ピリドキシン塩酸塩、トコフェロール酢酸エステル、l−メントール
- 添加物：セタノール、1,3-ブチレングリコール、ジブチルヒドロキシトルエン、リン酸、エタノール
- 主成分：ミノキシジル5%
- 添加物：エタノール、プロピレングリコール、1，3－ブチレングリコール、酒石酸
リアップX5プラスにはミノキシジル以外の育毛サポート成分が配合されていてより強力に発毛と育毛を促すことができるので、M字ハゲ対策としてはリアップX5プラスの方に高い効果が期待できます。
リアップとリグロの値段比較・買いやすいのはどっち？
リアップもリグロも国内で大手の製薬会社が製造しています。一般薬なので市中のドラッグストアでも購入可能です。ただし、リグロは2018年に出たばかりの商品なのでドラッグストアでの取扱量の多さはリアップの方が上だと思います。
リアップシリーズの中でリグロの直接的なライバルは同じ5%ミノキシジル配合のリアップX5とリアップX5プラスと考えられますので、この3つの商品の公式サイト（リアップは楽天市場）での販売価格を比較してみましょう。
- リアップX5プラス：7,048円
- リアップX5：5,980円
- リグロEX5：7,000円
コストパフォーマンスはリアップX5が最もいいですね。X5プラスはリアップシリーズのフラッグシップモデルでリグロEX5よりも育毛成分が多く含まれているのですが、値段はほぼ一緒です。したがって価格面ではリアップシリーズの方がオススメです。
リアップとリグロはamazon・楽天・公式サイトで購入可能？
リアップとリグロどちらもドラッグストアで購入可能ですが、頻繁に買う場合はネット通販を利用する人が多いと思います。そこでネット通販での取り扱い状況を比較してみました。
| リアップ | リグロ | |
|---|---|---|
| 公式サイト | – | ◯ |
| 楽天市場 | ◯ | ◯ |
| amazon | ◯ | ◯ |
大正製薬のダイレクトショップでリアップの取り扱いはありませんでしたが、リグロも公式と楽天、アマゾンでの価格差はないので、ネット通販での購入のしやすは互角と判断します。
リアップとリグロを口コミで比較
最後にリアップX5プラスとリグロEX5を実際に使っているユーザーの口コミで比較していきたいと思います。
リアップX5プラスの良い口コミ
リアップX5プラスの悪い口コミ
リグロEX5の良い口コミ
リグロEX5の悪い口コミ
しかし、塗ったその瞬間から頭がカーッとなるような熱感があり、皮膚が痛かゆくなりました。皮膚科医に相談したらミノキシジルの副作用とのことで、外用薬の使用は中止し、飲み薬で様子を見ることにしました。
リアップとリグロを比較したまとめ
2018年に大正製薬が保持していたミノキシジルに関する薬剤特許が切れたことを受けて、他の製薬会社からもミノキシジル外用薬が相次いで発売されました。
リグロは製薬会社大手のロート製薬から発売されたこともあり、リアップのライバル的な存在です。
リアップとリグロを比較した場合、ノズル形状が進化していて使いやすいのはリグロ、価格やバリーエションの豊富さならリアップに軍配があがるという感じですね。
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