年々女性の間でも薄毛や脱毛が深刻な問題となっています。
ところが女性向けの育毛剤も種類が増え、どれを使って良いのか迷ってしまう方も多いようですね。そこで、今回は女性専用の人気育毛剤ベルタをご紹介します。
しかし、ごく稀にベルタを使うと頭痛がするというレビューが見られるので、今回はベルタの頭痛原因や成分との関係性、またその他の異常についても調べてみたので参考にしてください。
ベルタとは?
ベルタは「3つの有効成分(薬用成分)」、「女性特有のゆらぎに着目した成分」、「女性の頭皮環境を整える成分」に加え美容成分と全部で52種類もの成分を配合した贅沢な薬用育毛剤です。
育毛の土台となる女性の頭皮環境と「ホルモンバランスのゆらぎ」に着目し、こだわり処方でヘアサイクルを正常な状態に近づけ、育毛を強力にサポートします。
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効果
ベルタには有効成分に加え、独自配合された成分がさらに育毛効果を高めているので、以下のような効果が期待できます。
- 育毛促進効果
- 毛発促進効果
- 抜け毛予防効果
副作用
医薬品ではないので、強い副作用は確認されていませんが、使ったときの体調や体質によっては次のような異常を感じることがあります。
- 頭皮のかゆみ、かぶれ
- フケの増加
- 頭痛、ふらつき
- 耳鳴り
成分
ベルタには3種類の有効成分(薬用成分)、アミノ酸成分そして美容成分で構成されています。
- 3つの有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症作用)、センブリエキス(血行促進)、酢酸トコフェロール(頭皮の柔軟化作用)
- アミノ酸成分:アルギニン、アスパラギン酸など
- 美容成分:ユキノシタ、シルバーパイン果実など
頭痛を起こしやすい成分
ベルタは業有効成分の種類が多い薬用育毛剤です。特に頭痛と関連性が高いと思われるのは血行促進成分のセンブリエキスとアルギニンなどのアミノ酸成分、そしてハーブ成分です。
血行促進成分が配合されている育毛剤を塗布することで、頭皮の毛細血管が広がり、周囲の神経を刺激して拍動性の痛みを感じることがあるので、特に片頭痛を持っている方は注意が必要です。
その他頭皮への血流が改善されることで、使い始めの頃はチリチリとした熱感を感じることがあるかもしれません。
ただし、いずれも頻度としてはそれほど高くないので過度の心配は無用です。
頭痛の種類
緊張型頭痛は慢性型頭痛の60%以上を占め、片頭痛は女性のおよそ40%が抱えていると言われています。
群発型頭痛は男性に多いのですが、慢性型頭痛の1割にも満たないレアケースです。
また、群発型頭痛は積極的な治療を要する症状なので、ここでは割合の多い緊張型頭痛と片頭痛について説明していきましょう。
大豆イソフラボンの過剰摂取で起こる頭痛は緊張型頭痛と片頭痛の両方に影響があると思われます。
緊張型頭痛
慢性型頭痛では最も症例数が多い頭痛です。緊張やストレスまたは血流障害などが原因で、筋肉が硬直し、締め付けられるような痛み、しびれるような痛み、ずーんと重くなるような不快感を感じます。
血流が改善すると症状もよくなるので、じっとしているよりも動いたほうが楽になります。
育毛剤には血流を改善する成分が配合されているので、正しく使うことで、緊張型頭痛の予防につながるかもしれません。
片頭痛
慢性型頭痛では緊張型頭痛についで多く、その大半は女性というユニークなタイプの頭痛です。発作の起こり方に特徴があり、頭部の毛細血管が拡張する時に周囲の神経を刺激して痛みとなります。
心臓の鼓動に合わせてズキン!ズキン!と痛むため「拍動性頭痛」とも呼ばれます。
片頭痛の名前の通り、通常は頭のどちらかに症状が集中しますが、ごく稀に左右を問わず発作を起こす症例も確認されています。
予兆や前兆を起こす場合があり、この時は光やにおいに敏感になります。
緊張型頭痛とは逆で動き回ると症状がひどくなるので、薄暗くやや室温が低いところで安静にしておくことが重要です。
アイシングも効果的なので濡れタオルや氷嚢で冷やすと良いでしょう。
重症の方の場合、市販の痛み止めでは効かなくなってくるので、脳神経科など専門医に診察してもらいましょう。
中には緊張型頭痛と片頭痛の両方を持っている混合型頭痛というタイプもあります。
ベルタと頭痛についてのまとめ
ベルタの薬用成分の種類は一般的な育毛剤と同等ですが、女性専用ということもあり、女性のホルモンバランスの揺らぎなど、女性ならではの育毛のポイントを抑えた成分処方になっています。
しかし、その一方で、片頭痛発作を持っている人は血行促進作用によって頭部の毛細血管が開き周囲の神経を刺激して、片頭痛のときに感じる拍動性頭痛を感じやすくなるかもしれません。
重症度の高い片頭痛を持っている方は十分に注意してください。
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