今回紹介するアルガスという成分は人気の薬用育毛剤イクオスにしか配合されていない独自の成分です。
医薬専門誌でも毛発と抜け毛予防効果の高さが紹介され、育毛業界では高い注目を集めています。アルガスを開発したメーカーは2019年10月に新成分アルガス-3を公表し、イクオスもイクオスEXプラスにバージョンアップされることが決まりました。
そこでアルガス-2とアルガス-3ではどのような点が違うのかを比較してみましょう。
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アルガス-2とアルガス-3の違いついて
アルガス2は薬用育毛剤イクオスを開発・販売している株式会社キーリーが独自に開発した成分で、イクオスの主力成分の一つです。
またアルガス-3は2019年に開発成功が公表されたばかりの新成分で、こちらはまだどの商品にも配合されていません。
ただし、今後開発されるイクオスの後継モデルもしくは上位モデルにはアルガス-3が配合されるものと予想します。
成分の違い
それでは成分の違いを比較してみましょう。共通するのはどちらも複数の海藻成分で構成されているという点です。
アルガス-2の成分
アルガス-2にはペルベチアカナリクラタ(Pelvetia canaliculata)とミツイシコンブエキスが配合されています。
ペルベチアカナリクラタ
フランスのブルターニュ地方近海で取れる海藻の一種です。主な特徴は
- 驚異的な保水力と再生力
- マリンイソフラボンと成長因子を持つ
- 髪の毛にハリやコシを持たせ、成長を促す
です。
ミツイシコンブエキス
ミツイシコンブエキスは別名M-034と言われていて、北海道で取れる三石昆布から抽出されます。
その特徴は
- ヒアルロン酸に匹敵する保水力
- 高い血行促進作用
- 毛包の増殖を促す作用
- 成長因子を増加させる作用
- 脱毛の原因物質のひとつFGF-5の働きを抑制して抜けにくくする作用
などが確認されています。
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アルガス-3の成分
アルガス-3はアルガス-2にガゴメコンブエキスを配合した処方になっています。
- M-034(北海道ミツイシコンブ由来エキス):毛髪の成長を助ける成分
- ペルべチアカナリクラタ:驚異的な再生力と保水力を持つ奇跡の海藻成分
- ガゴメコンブ:毛髪の成長因子にアプローチする成分
ガゴメコンブ
全ての海藻類の中でもトップクラスのフコイダン含有量のあるコンブがガゴメコンブです。
フコイダンには組織再生促進作用、免疫活性化作用が確認されていて、育毛効果が期待されている成分です。
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効果の違い
アルガス-2が配合されている薬用育毛剤イクオスには次のような効果があります。
- 毛生促進
- 脱毛予防
- 育毛
アルガス-3はアルガス-2を強化した成分なので同等以上の効果が期待できると考えて差し支えないでしょう。
副作用の違い
アルガス-2、アルガス-3共に日本ではおなじみの海藻類が原料です。ガゴメコンブやミツイシコンブは食用としても利用されているので、特に海藻類に対してアレルギーのある方以外は使用上の問題はないと思われます。
万が一使用していて異常を感じた場合は使用を中止して医師に確認してください。
アルガス-2とアルガス-3の違いについてのまとめ
今回はアルガス-2とアルガス-3の違いについて解説してきましたがいかがだったでしょうか?
正直まだアルガス-3については今後の商品化も含め未定な部分が多いので単純に比較することはできませんが、アルガス-2+ガゴメコンブエキスを追加配合したのがアルガス-3ということで、イクオスの後継モデルの主成分はアルガス-3になると予想できます。
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