ラボモ(LABOMO)のコンディショナーについて!

ラボモ(LABOMO)というのはアートネーチャーからリリースされているホームヘアケアブランドです。
50年以上頭皮と育毛のことについて研究を重ねてきたアートネーチャーにとって、ヘアケアの基本であるシャンプーとコンディショナーはとても重要な意味を持つ商品。
2019年は医薬品「ヘアグロウミノキシ5」の発売に合わせて、ラボモのラインをリニューアルしたので、気になるラボモコンディショナーについて成分などを調べてみました。

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ラボモについて

ラボモシリーズを開発・販売しているアートネーチャーは50年以上に及ぶ頭皮研究を重ねてきた実績のある会社です。多くの方は「かつら(ウィッグ)」メーカーとして認知していると思いますが、男性向けの育毛サロンとしては国内でも最古参企業の一つで、「育毛」については長年の研究成果を持つメーカーなんですよ。
現在日本で唯一「発毛効果」が認められているのは医療用成分のミノキシジルです。2018年に大正製薬が保有していたミノキシジルに関する薬剤特許が切れたことで、他のメーカーも発毛剤開発に着手できるようになりました。
アートネーチャーも2019年12月に国内最大配合量の5%ミノキシジルを含有した育毛剤「ヘアグロウミノキシ5」を発売開始!またこれに合わせて従来のラボモシリーズをリニューアル。本気で発毛したい男性に向けてのホームヘアケアブランドとして「ラボモ」がリスタートしました。

ラボモコンディショナーの商品構成

リニューアルされたラボモシリーズのシャンプーとコンディショナーとして発売されているのは以下の4商品です。
シャンプーとコンディショナーをセットで使う方が多いので両方ピックアップしてあります。

  • LHシャンプーMM
  • LHコンディショナーMM
  • LHシャンプーML
  • LHコンディショナーML
「LH」というのがリニューアルしたラボモシリーズのラインで、MMは男性用、MLは女性用になります。
価格はいずれも3,300円です。

ラボモシャンプーの成分解析

LHラボモシャンプーは医薬部外品(薬用)です。医薬部外品というのは厚生労働省がその効果を認めた薬用成分が配合されています。
ではここで、ラボモLHシャンプーとコンディショナーの成分を比較してみましょう。

商品名有効成分保湿成分
LHシャンプーMMミコナゾール硝酸塩米抽出物加水分解液V・大豆たんぱくエキス・ごぼうエキス・葛根エキス
LHコンディショナーMMミコナゾール硝酸塩米抽出物加水分解液V・大豆たんぱくエキス・ごぼうエキス・葛根エキス
LHシャンプーMLミコナゾール硝酸塩米抽出物加水分解液V・大豆たんぱくエキス・サクラ葉抽出エキス・ボタンエキス
LHコンディショナーMLミコナゾール硝酸塩米抽出物加水分解液V・大豆たんぱくエキス・サクラ葉抽出エキス・ボタンエキス

メインとなる成分はほぼ変わりませんね…。ではどうしてシャンプーとコンディショナーが分けられているのでしょう?
シャンプーというのは「頭皮」を洗浄する目的で使用します。それに対してコンディショナーは「毛髪」のコンディションを整えるものです。
ということで、ショートヘアの方や男性ならばさほどコンディショナーにこだわらなくても大丈夫ということになりますね。
そして有効成分のミコナゾール硝酸塩が薬用成分になります。この成分には抗菌力があり、頭皮トラブルを起こす原因菌を減らす作用があります。特に真菌に対しての効果が高い成分です。
男女の違いは、保湿成分が違うだけなので、シェアも可能だと思いますが、女性向けの方がしっとり感のある洗い心地で男性の方がすっきりとした洗い上がりになります。
いずれの商品もノンシリコンでアミノ酸系です。

シャンプーとコンディショナー両方使う意味は?

薬用成分(有効成分)と保湿成分に大きな違いがないので、シャンプーとコンディショナー両方使う意味はあるの?という疑問を持たれる方も多いと思います。
ただし、細かい点に着目すれば副剤の処方が違うので、長髪の方や現状を維持したい方には両方使ったほうが良いと思われます。
両方使う場合はシャンプーもコンディショナーもすすぎはしっかりと行い、成分の洗い残しがないようにしてください。
ラボモシリーズは基本的に育毛剤を使用することを前提としています。新しくなったLHのラインには有効成分に抗菌作用が強いミコナゾール硝酸塩を使用しているので、従来の商品が頭皮の炎症を抑えて環境を整えることに重点を置いているのに対して、LHシリーズは皮脂のバランスを整えて頭皮のバリヤー力を高めるような狙いがあるように思えます。
実際にミコナゾール硝酸塩は医薬品にも使われている抗菌成分なので、医薬部外品の中でも抗菌力の強いシャンプーとコンディショナーだと思います。年齢を重ねるごとに頭皮のバリヤー機能は低下していくので、真菌が繁殖しやすくなる頭皮に使うのは理にかなった成分と言えるでしょう。

ラボモのシャンプーについてのまとめ

ラボモは12月から商品構成を一新し、シャンプーとコンディショナーはLHという名称で男性用のMM、女性用のMLというラインに統合されました。いずれも医薬部外品で、薬用成分はミコナゾール硝酸塩です。
シャンプーと主成分や保湿成分に大きな違いはありませんが、これから抜け毛を予防したいという方はシャンプーとコンディショナーのセットで使用することをおすすめします。
抗菌作用の高い商品なので、真菌感染による脂漏性皮膚炎や頭皮ニキビなどの頭皮トラブルを起こしている方でも利用できるコンディショナーです。

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