タピオカの作り方!自分で作れるの?材料は?

「タピオカ」は、丸くて不思議なドリンクですね。遊びも加わって、若い学生からOLに絶大な人気となっている「タピオカ」はいったい何でしょうか。詳しく「タピオカ」を分析してみました。そして自分でできるタピオカドリンクなど、レシピを含めてピックアップしてみました。

「タピオカ」について

「タピオカ」は知名度アップされているデザートジュースでもあります。いったいその原料はどういったものなのでしょうか。美味しそうなドリンクになるまでの「タピオカ」の材料、原料を調べてみました。

「タピオカ」って一体何?

タピオカ」っていったい何でしょうか。丸くてプヨプヨと気になりますね。この「タピオカ」は南米原産のキャッサバ(トウダイグサ科「マンジョカ芋」とも呼ばれています)この根茎から抽出した「デンプン」を言います。この「デンプン」の抽出法をブラジルの先住民のトゥピ語で「tipio’ka」といいます。それが「タピオカ」の語源に由来しています。
「キャッサバデンプン」は、冷凍うどん、ライスドール、ポンデケージョ(もちもち食感のパン)お菓子の材料、お料理のとろみ付け(つなぎ)にも使われます。

もっと詳しく☑タピオカとは?原料や人気店を一覧にして紹介します【タピ土器が話題!】

「タピオカ」の歴史

「タピオカ」の歴史はとても古く、タピオカの原材料キャッサバの根茎です。そこから「デンプン」を抽出し食用の「タピオカ」として使用されました。また、食用以外でも粉・のり状に加工することも可能。ですから「デンプンのり」もタピオカの仲間ですね。タピオカの原材料である「キャッサバ」は南米発祥の低木で、ペルーで約4000年前から存在は確認されています。ポルトガル人による南米大陸、大航海時代に広がり様々な国でキャッサバの栽培がスタートされました。この当時は、工業、装紙用品としてが主な使い道でした。食用として使用する場合、毒素「シアン化合物」が含まれていますので、必ず毒処理をしなければいけません。

「タピオカ」日本到来とブーム

日本で初めて「食用」としてタピオカが脚光を浴びた時代が戦後初期の頃でした。太平洋戦争の敗戦による食料難の時代、フィリピンから安価な輸入食品として400トン余りのタピオカが供出されてたそうです。当時では「コメに変わる主食」として脚光を浴びました。ドリンクとしてブーム到来となる予想はこの当時は予想していなかったことでしょう。

「タピオカ」日本第2ブーム

そして、日本での第2ブームは、90年後半「タピオカミルクティー」は台湾で完全に定着し「ジュンズナイ茶」と呼ばれ大人気となりました。それが日本にもブームがやってきて話題となりました。この頃のタピオカは、今の黒く黒糖の丸い形状、モチモチした感覚そのもので、珍しい新感覚としてブームとなりました。「冷たいミルクティーに沈んだ黒タピオカを極太のストローでズルズル。カエルの卵のような不気味さと、モチモチした食感が奇妙さがウケた」(日経流通新聞)とメディアでも紹介されています。

「タピオカ」日本第3ブーム

タピオカブームは、日本で2008年に再び第3ブームとして話題となり登場しました。新しい触感も同じですが、バラエティを駆使し、新しい感覚のタピオカブームがメディアで紹介されています。歴史的にも古いタピオカですが、日本に到来して、食用タピオカブームは、ミルクティから始まって、今では黒くて丸いタピオカが、カラフルな色展開しながら若い女子高校生、OLといった女性を中心に人気が高まっています。見た目と食感、そしてドリンクとしての味、都心を中心にタピオカの人気は鎮圧されることなく継続しています!!

「タピオカ」は自分で作れるの?

お店で飲まれている「タピオカ」を自宅で、オリジナルで作れるのでしょうか。材料となるあの丸いタピオカはお店でしか作れないのでしょうか。自宅で作れるレシピをピックアップしてみました。

タピオカを「冷凍クイックタピオカ」で作る

これは、「超」がつくほど簡単です。「冷凍クイックタピオカ」は、冷凍を解凍するだけなので茹でなくてすみます。電子レンジで1分、熱湯に入れて3分、簡単にタピオカのモチモチを復活できます。仕込む時間も短縮できるのでとても便利です。業務用で作る場合100%廃棄ロスをなくすことができます。(1㎏でなんと約35杯分も作れます!)

タピオカミルクティー

台湾紅茶、セイロンティーがタピオカとミルクとの相性がとてもよく美味しいです!
グラスに解凍したタピオカを大さじ2杯(適量)入れ、紅茶、ミルクを注ぎます。

抹茶タピオカミルク

「抹茶シロップ」とミルクで作るタピオカドリンクです。
クラスに「抹茶シロップ」とミルク、そしてタピオカを大さじ2杯(適量)を入れます。とても甘くて、美味しい抹茶タピオカは簡単、美味しいデザートといってもいいでしょう!

「シロップ」は、いろいろな種類のものが売られています。自宅で簡単にバラエティ溢れる「タピオカドリンク」が楽しめます。
Yahoo!ショッピング「クイックタピオカ」

タピオカを「乾燥タピオカ」で作る

乾燥タピオカというと、今はスーパーや100円均一でも販売されるようになりました。大きさ、そして色が様々で楽しめるようになりましたね。しかし、味はどれも同じです。大きい粒のほうがモチモチした食感が楽しめるそうです。

乾燥タピオカの戻し方。ポイントは30分茹でて、30分保温することです。

  1. お鍋に湯を沸かします。沸騰したらタピオカを入れます。
    タピオカ50gに対してお湯1リットル(お湯が対流するように大きなお鍋を使用すること)
  2. 蓋をして中火で30分茹でます。
    途中、弱火にしない(タピオカが鍋の底に付かないようにするため)
  3. 火を止めて蓋をして30分(お湯の温度が下がり芯が残るので蓋はそのまま)
    30分以上茹でると弾力がなくなるので注意!(時間厳守!)
  4. ザルに上げて流水にさらす
    弾力のあるタピオカは、中心まで柔らかいベストな状態になります。
  5. 水気を切って完成です!
    お菓子、ドリンクのトッピングなどで楽しみましょう!

ココナッツミルク、タピオカ善哉も美味しいです! ジュースのトッピングはもちろん、デザートにカラフルなタピオカを添えても可愛いですね!

タピオカの冷凍保存方法

  1. 茹でたタピオカを食べやすく小分けをしてラップの上にのせます。
  2. 砂糖をまぶしながらラップで包みます。(砂糖はタピオカ同士のくっ付き防止)
  3. 冷凍用保存袋に入れて、しっかり口を閉めます。(約2週間保存OK)

たくさん作って保存しておくと、デザートやドリンクのお供にタピオカが花を添えてくれます!! 新感覚のモチモチは、口の中で美味ですよね!

タピオカを「片栗粉」で作る

片栗粉を使ってタピオカが作れます。とても簡単に本格的な食感も楽しめるので、ドリンクで、デザートに添えるといった自分で作ったモチモチはたまりません!

材料(3杯分)
・水:100㏄
・黒糖:40g
・片栗粉:100g-150g

作り方

  1. 黒糖と水を鍋に入れ沸騰させます。
  2. 沸騰して1~2分煮詰めたら火を止めて片栗粉と混ぜます。
    (固まらない場合は片栗粉を追加しましょう)
  3. ひとまとまりにして(熱が取れたら手にします)
    (混ざらない時はまな板などで捏ねながら混ぜます)
  4. 好みの大きさに生地を取り丸めます。
    生地をまるめながらお湯を沸騰させておく
  5. 生地を丸め、一気に沸騰したお湯の中へ入れます。
  6. タピオカが上がってきたら弱火にして20分茹でます。
  7. 20分たったら火を止めて10分蓋をしたまま蒸らす。
  8. ザルに通し水を切ります。(二度茹でしないこと!)
  9. 氷水をボウルに作ってタピオカをサッと通す。
  10. ボウルから取り出し水を切って完成です!

片栗粉の生地は取り置きできます。(早めに食べることをおススメ)
氷水につけすぎると、固くなりますので注意してください!

タピオカのまとめ

タピオカは、若者中心にとても人気のある飲み物です。都心をはじめとしてタピオカもバラエティが増えて、種類も豊富に楽しめるようにもなりましたね。タピオカのルーツを調べてみると、以外と古いことにも驚きました。
タピオカのレシピでも抹茶やミルクティーを中心にストロベリーやお店独特のオリジナルもあります。タピオカも黒だけでなく、カラフルなモチモチの食感が楽しめるといった話題が楽しくなります。
自宅で作れる「タピオカ」としては、乾燥タピオカもそうですが、冷凍タピオカも超がつくほど簡単にご自宅でデザートやドリンクに添えて、簡単に可愛いデザートができてしまいますね。太いストローなども通販で購入できますので、合わせてトライしてみるのもいいでしょう。
そして片栗粉で作ったタピオカも透明感がありモチモチの食感も楽しめます。固くなりやすい欠点はありますが、手作り感がたまりません! 丸が凸凹とオリジナルのタピオカはお子さんにも人気がありますので、一緒に作って楽しむこともできますね。タピオカは、小さいお子さんにも大人気です!

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