ラボモ(LABOMO)育毛剤の女性の使用について!女性用の商品も紹介

頭皮環境を長年にわたり研究してきたあのアートネーチャーが新商品の医薬品育毛剤「ラボモ ヘアグロウミノキシ5」を発売するにあたり、ラボモシリーズをリニューアル!女性用のラインも揃っています。
厚生労働省の調査では近年女性の間でも抜け毛や薄毛の問題が拡大する一方で、女性用育毛剤の発売ラッシュやFAGA(女性型脱毛症)の治療を専門とするクリニックの開業などが相次いでいると報告されています。
このような背景を受け、新生ラボモシリーズにも大きな期待が寄せられていますが、全ての商品が女性の抜け毛や薄毛問題にフィットするものなのか?を検証してみたので参考にしてください。

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ラボモ(LABOMO)とは?

「ラボモ ヘアティック シリーズ」はアートネーチャーが手がけるヘアケア商品の中でももっとも中核的な存在のブランドです。
男性用は医薬品発毛剤「ヘアグロウ ミノキシ5」を頂点とし、シャンプー&コンディショナー、クレンジングローション、薬用育毛剤、女性用は薬用育毛剤、シャンプー&コンディショナーという構成になっています。

ラボモ育毛剤一覧

新生ラボモには同時に複数の育毛剤がラインナップされているので一覧にしてみましょう。

  • ヘアグロウミノキシ5:第1類医薬品、男性専用
  • スカルプローションMM:薬用育毛剤、男性向け
  • スカルプローションML:薬用育毛剤、女性向け
今回のリニューアルに向けて目玉となるのが「ヘアグロウミノキシ5」ですが、こちらは「医薬品」です。主成分は5%ミノキシジルで、AGAには90%以上の治療効果を発揮する優れた成分ですが、女性が使うことはできません。

女性はどうしてヘアグロウミノキシ5を使うことができないの?

ラボモのフラッグシップ的な存在の医療用発毛剤「ヘアグロウミノキシ5」はどうして女性の使用が認められていないのでしょう?その答えは主成分が5%ミノキシジルだからです。
ミノキシジルには優れた血管拡張作用があり、育毛剤として使用することで頭皮付近の毛細血管を拡張し、弱った毛根に栄養と酸素を届けやすくしてくれます。
ただし、血管拡張作用が強いため、成分配合量が多くなると、効果と同時に副作用リスクも高くなってしまいます。
AGA(男性型脱毛症)の場合はM字脱毛やO字脱毛など脱毛部位がある程度限定されていますが、FAGA(女性型脱毛症)の場合はびまん性といって、頭部全体に症状が広がることと、男性のように脱毛部位に完全脱毛を起こすことはほとんどないので、5%ミノキシジルではなく1%ミノキシジル(医師の処方によっては2%まで増量可能)を使用することになっています。
ヘアグロウミノキシ5は5%ミノキシジル配合なので女性への安全性が確立されておらず、使用することができません。

ラボモ育毛剤成分一覧

ラボモの育毛剤それぞれの主要な成分を比較していきます。

  • ヘアグロウミノキシ5:ミノキシジル5%
  • スカルプローションMM:タマサキツヅラフジアルカロイド・トコフェロール酢酸エステル・グリチルリチン酸ジカリウム(薬用成分)、大豆タンパクエキス・エイジツエキス・人参エキス(保湿成分)
  • スカルプローションML:グリチルリチン酸ジカリウム・ニンジンエキス・センブリエキス(薬用成分)
薬用のスカルプローションは男性用のMMを女性が使っても特に問題はありません。成分は異なりますが、保湿成分はMLよりもMMの方が多いので、頭皮が乾燥気味な方はMMの方が良いかもしれません。

副作用について

薬用成分は本来「予防」を目的としているため、医薬品ほど強い副作用はありません。しかし、女性は妊娠中、更年期、閉経後と男性に比べるとホルモンバランスが乱れやすいので、肌荒れやかゆみなどの副作用様症状を起こす可能性があります。
使用中に異常を感じたら使用を中止して、皮膚科に相談してみてください。

ラボモ育毛剤と女性についてのまとめ

ラボモには男性専用の医薬品育毛剤のヘアグロウミノキシ5と薬用育毛剤スカルプローションMM(男性向け)、ML(女性向け)という複数の育毛剤が展開されています。
しかし、女性は5%ミノキシジルが配合されているミノキシ5を使用することはできませんので、薬用育毛剤のスカルプローションを使用することになります。
男性用のMMと女性用のMLでは成分が若干異なりますが、MMには保湿成分が多めに配合されているので、頭皮が乾燥しがちな女性にはMMの方がおすすめです。
使用中にかゆみや痛みなどの異常を感じた場合は使用を中止して皮膚科に相談してください。

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