たるみ毛穴とは？原因や改善方法などおすすめのスキンケアも合わせて解説

ただ毛穴が開いているだけだと思っている方も、もしかすると“たるみ毛穴”かも！今回はそんなたるみ毛穴について詳しく解説していきます。

たるみ毛穴とは？

たるみ毛穴とは、頬に多く見られる毛穴ですがコラーゲンやエラスチンが失われると肌の密度が低下します。

重力に負けハリを失い、毛穴が伸びて丸い毛穴から細長い毛穴に変化していきます。

とくに鼻の横の頬の毛穴が楕円形になるなどの状態が続いたら“たるみ毛穴”です。

毛穴とは？

真皮から表皮へ貫くように伸びているのが「毛」です。毛は肌表面から外に出ており、その毛の出口を「毛穴」と呼びます。

この毛穴の奥には皮脂腺という皮脂を作り出す腺があり、皮脂は毛穴を通って体の外へ出され皮脂を分泌する役割があります。

その後、皮脂は汗と混ざり合い「皮脂膜」を作ります。この皮脂膜は弱酸性で雑菌の侵入や増殖を抑える殺菌作用があり、皮脂膜が肌全体や毛の表面を覆うことで、外からくる液体や雑菌の侵入を防いでいます。

つまり、美肌を維持するためには「毛穴」が大切な存在なのです。

たるみ毛穴の原因

いったいどんな原因があるのか？解説していきます。

加齢

たるみ毛穴の主な原因が加齢といわれています。
真皮層の弾力を生み出すコラーゲンやエラスチンが減少し、その質も年齢とともに低下するため毛穴はゆるみ、出入り口も大きく開いていきます。また新たなコラーゲンやエラスチンを生み出す母細胞の働きも弱まります。同時に肌の奥深くで筋肉が衰え、皮下脂肪が減り、顔自体のたるみも始まり下方向へ引っ張られて毛穴が目立ってしまいます。

紫外線

紫外線のなかでも波長の長いA波は肌の最も深い真皮層にまで達し、肌の弾力やハリを形成するコラーゲンやエラスチン繊維を破壊します。また活性酸素を発生させて、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生み出す肌の繊維芽細胞を劣化させます。つまり紫外線ダメージを放っておくと、肌内部の水分や弾力が失われて、どんどんお肌がしぼんでいってしまうのです。

乾燥

たるみ毛穴に大きな影響があるのが肌の潤いです。肌の表面が潤っていれば、それだけでなめらかに見え毛穴もうまくカモフラージュされます。逆に乾燥しているとシワが目立ち、毛穴も大きく広がって見えてしまいます。

レーザー治療でも改善できる？

たるみ毛穴に限らず、毛穴トラブルにはレーザー治療が効果的といわれています！

たるみ毛穴に有効なレーザー治療

・ジェネシス
・フラクショナル
・サーマクールなど

改善できるスキンケア方法

アンチエイジングケア

アンチエイジングケアを重視し、コラーゲンが作られるのを助ける「ビタミンC」、ターンオーバーを正常化する「レチノール」「グリコール酸」、細胞分裂を活性化させる「ヒト成長因子」などを取り入れましょう。コラーゲンの生成量が増えれば肌にハリが生まれるため、たるみ毛穴の改善が期待できます。またエイジングを誘発する要因のひとつが酸化です。スキンケアだけでなく、体の内側からも酸化させないケアとして食事だけでしっかり補うのが難しい人はインナーケア製品の活用もおすすめです！

紫外線対策

毛穴悩みを予防・改善するためには日頃の紫外線対策をすることが大切です。とくに夏以外は紫外線対策がおろそかになっている人は要注意です。紫外線は夏の強い日差しの日だけでなく、冬のどんよりした天気の日でも降り注いでいます。日焼け止めは毎日必ず塗り、外出時はサングラスをかけて目から入る紫外線をカットするなどといったことを意識しましょう！

保湿

肌には適度な皮脂が必要です。皮脂を取り除きすぎるとうるおいを保つ力や肌の柔らかさがなくなり、常に乾燥したり、毛穴や小じわが目立つことになります。かといって、クリームなどを使いすぎると油分が毛穴に残ってしまうことがあります。乾燥が気になると油分の多いものを使ってしまいますが、毛穴を塞ぐことなく、肌のうるおいと皮脂のバランスを整えましょう。また季節やその時々の肌の調子に合わせて油分を調節することも大切です！