ドラッグストアなどでもたくさん種類のある“クレンジング”ですが、今回は正しいクレンジング方法や毛穴ケアにおすすめなクレンジングなどをご紹介していきます。
目次
毛穴とは?
真皮から表皮へ貫くように伸びているのが「毛」です。毛は肌表面から外に出ており、その毛の出口を「毛穴」と呼びます。
この毛穴の奥には皮脂腺という皮脂を作り出す腺があり、皮脂は毛穴を通って体の外へ出され皮脂を分泌する役割があります。
その後、皮脂は汗と混ざり合い「皮脂膜」を作ります。この皮脂膜は弱酸性で雑菌の侵入や増殖を抑える殺菌作用があり、皮脂膜が肌全体や毛の表面を覆うことで、外からくる液体や雑菌の侵入を防いでいます。
つまり、美肌を維持するためには「毛穴」が大切な存在なのです。
毛穴の原因について
毛穴トラブルはお手入れ不足で溜まった汚れや皮脂の過剰分泌、インナードライによる炎症でターンオーバーが乱れ、黒ずみ・角栓の詰まり・毛穴の開きなどにつながります。
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正しいクレンジングの方法
・洗浄力が強いクレンジング剤を使用している
・少量のクレンジング剤で落としている
・時間をかけてクレンジングをしている
・熱湯や冷水で洗い流す
・タオルでゴシゴシ拭き取る
1、ポイントメイク専用のクレンジング剤を使う
目元や唇は頬などに比べて皮膚が薄くデリケートなため、ベースメイクと同じ力加減で落とそうとすると、肌への負担が大きくなる可能性があります。また目元の際などに落とし残った汚れは色素沈着の原因にもなります。落ちにくいマスカラやアイライナー、口紅などは顔全体をクレンジングする前に専用のリムーバーを使って落としましょう。
2、自分の肌やライフスタイルに合ったクレンジングを選ぶ
カバー力の強いファンデーションやしっかりアイメイクは、洗浄力の高くないアイテムでは落としきれません。また、今日はほぼノーメイクという日にオイルを使ったのでは、肌への負担が強すぎます。洗浄力の高さは、一般的に「クレンジングシート」「オイル」「リキッド」「ジェル」「クリーム」「ミルク」の順になっています。その日のメイクの濃さやライフスタイルに合わせて、適した洗浄力のアイテムを選びましょう。
3、クレンジング剤は必ず適量を使う
クレンジング剤が少量だと手と肌の間で摩擦が起こり、肌にダメージを与えてしまいます。 また少量のクレンジング剤ではメイクや皮脂汚れを完全に落とすことができず、毛穴詰まりや黒ずみの原因になることも考えられます。 必ず、それぞれのクレンジング剤が設定する適量を使うようにしましょう。
4、優しく丁寧にかつ手際よく汚れを落とす
長時間なじませ続けると、クレンジング料に取り込んだ汚れが肌に再び戻ってしまう恐れがあります。また肌への摩擦時間も長くなり、刺激になって乾燥につながることもあります。皮脂の多いTゾーン(おでこ、鼻)から洗い、次に頬、最後に目や口周りをとくに優しく丁寧に洗いましょう。
5、ぬるま湯(30~32度程度)ですすぐ
クレンジングをすすぐ際に毛穴から余分な皮脂などが浮き出す温度は、大体30~32度くらいだといわれています。お湯が熱すぎると肌に必要な水分や油分まで落としてしまい、乾燥を招く原因となりやすいです。また、冷水だとメイク汚れが詰まったまま毛穴がキュッと締まってしまう可能性があります。冷水を使用する場合はしっかりとぬるま湯でこめかみや生え際、フェイスラインなどすすぎ残しがないように顔全体のメイクを落とした後、冷水で毛穴を引き締めてあげるのがおすすめです!
6、清潔なタオルで優しく水気を取る
ゴシゴシとこするようにタオルで拭くと、摩擦によって肌に負担をかけてしまう場合があります。清潔なタオルをポンポンと肌に当て、ゴシゴシせずに優しく水気を取るようにしましょう。
クレンジングの種類
クレンジング剤の種類と特徴を解説していきます。
オイルクレンジング
<オイルクレンジングの特徴>
- 一番洗浄力が高いクレンジング
- 濃いメイクも素早く落ちやすい
- 肌に必要な油分まで落としてしまい乾燥することも
リキッド・ローション・水クレンジング
<リキッド・ローション・水クレンジングの特徴>
- コットンに浸して拭き取りタイプ・洗い流すタイプ、オイルフリーのタイプなどがある
- オイルフリーのタイプはまつエクをしている方におすすめ
- 濡れた手で使えるものが多く、バスタイムにも便利
- 脱脂力が高く乾燥が気になるため、その分保湿成分を含んでいるものが多い
- 忙しい朝には洗顔の代わりになる優れもの
ジェルクレンジング
<ジェルクレンジングの特徴>
- クッションのような役割を果たし、肌への摩擦を抑えてくれる
- 水性タイプ・油性タイプの2種類に分けられる
- さらに水性タイプのオイルフリー・オイルインのに分けられる
- オイルインの水性タイプと油性タイプは落ちがいいので、しっかりメイクのときにもおすすめ
- 水性タイプのオイルフリーのものはマツエクをつけている方におすすめ
クレンジングクリーム
<クレンジングクリームの特徴>
- テクスチャーに厚みがあり、肌への摩擦を抑えることができる
- 肌の潤いを保ちつつメイクや毛穴汚れを浮かせて落とせる
- 乾燥しやすいときなどでも使いやすい
ミルククレンジング
<ミルククレンジングの特徴>
- 水分が多く含まれて、乳液のようなテクスチャーのクレンジング
- 伸びがよく比較的肌になじみやすい
- 肌への優しさはクリームタイプの次程度
- 乾燥しやすいときなどでも使いやすい
- ナチュラルメイクの方におすすめ
W洗顔不要のクレンジングについて
ダブル洗顔とは、クレンジング剤で化粧を落とし、洗顔料で肌の汚れを落とす2段階の洗顔方法のことをいいます。
なので、ダブル洗顔不要クレンジングとはクレンジング後に洗顔料を使って顔を洗う必要がありません。ダブル洗顔不要クレンジングは顔を洗う回数が減るため、肌への摩擦を軽減し、必要以上に油分を取り除いてしまうことも防ぐことができます。乾燥肌の人や、肌トラブルで肌が敏感になっている人は、肌状態をみてダブル洗顔を控えることも大切です。
・メイクオフの時短に繋がる
プチプラ&ドラッグストアのクレンジング
ドラッグストアなどでも買えるプチプラ商品やおすすめ商品をいくつかご紹介します。
毛穴撫子
◇商品名:重曹クレンジングミルク(毛穴撫子)
◇価格:1,650円(税込)
(AHA)クレンジングリサーチ
◇商品名:クレンジングリサーチ ジェルクレンジング(AHA クレンジングリサーチ)
◇価格:1,100円(税込)
アテニア
◇商品名:スキンクリア クレンズ オイル(アテニア)
◇価格:1,870円(税込)
フルリ
◇商品名:フルリクリアゲルクレンズ(フルリ)
◇通常価格:7,000円
◇定期便価格:2,400円(クレジットカード決済)、2,900円(代引き決済)
バニラコ
◇商品名:クリーン イット ゼロ クレンジング バーム(バニラコ)
◇価格:1,960円(韓国価格)
キールズ
◇商品名:キールズ ミッドナイトボタニカル クレンジングオイル(キールズ)
◇価格:4,400円(税込)
DUO(デュオ)
◇商品名:ザ クレンジングバーム(DUO)
◇通常価格:3,600円(税抜)
◇定期便価格:2,880円(税抜)
カバーマーク
◇商品名:トリートメント クレンジング ミルク(カバーマーク)
◇価格:3,300円(税込)
ドルックス
◇商品名:クレンジングクリームN(ドルックス)
◇価格:880円(税込)
ビオレ
◇商品名:ビオレメイクとろりんなで落ちジェル(ビオレ)
◇価格:979円(税込)
メンズにおすすめのクレンジング
ファンケル
◇商品名:マイルドクレンジングオイル(ファンケル)
◇価格:1,078円(税込)
シュウウエムラ
◇商品名:アルティム8スブリム ビューティクレンジングオイル(シュウウエムラ)
◇価格:4,600円 (税抜)
無印良品
◇商品名:マイルドオイルクレンジング(無印良品)
◇価格:750円(税込)
まとめ
ご紹介してきたようにクレンジングは主に5つのタイプに分けられ、タイプごとに特徴もさまざまですが、自分の肌状態に合った商品を見つけて、丁寧なクレンジングを心掛けましょう!
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