恋愛ポエムがツイッターでも話題!現代ポエマーから文学史に残る恋愛詩も紹介

恋愛ポエムがほんとは好きだけど、黒歴史みたいで恥ずかしくてかけない方、自分の気持を表してくれる恋愛ポエムを探している方、実はいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事を飲んでいるあなたはもしかしたらそうかもしれませんね?

ここでは現代でつくられた恋愛ポエムから、知っていると教養になる文学史に残る恋愛ポエムまで、たっぷり紹介します。
自分の気持ちを表現してくれる素敵な作品が見つかりますように♪

恋愛ポエムを書くのが恥ずかしい人も、ここで出会った作品をきっかけに、黒歴史なんて思わずに作品を生み出せると思います♪じっくり読んでみてくださいね!

恋愛ポエムってどんなものなの?

恋愛ポエムとはまず何か?簡単に言うともちろん「詩」です。
恋する甘酸っぱい気持ちだったり、ほろ苦い失恋の気持ちだったり、込められている心情はさまざまです。恋愛ポエムはとても自由なものです。それゆえに世で人気を集めている作品も本当に個性が出ています。

ここでは個性ある作品たちに出会ってもらって、恋愛ポエムの自由さや、言葉に秘められた意味の深さを堪能していただこうと思います。
恋愛ポエムを書きたいと思っている人の後押しになればいいなとも思っています。誰がなんと言おうとも、自分の正直な気持ちを表現するのは自由ですから♪

現代の恋愛ポエマーで知っておくべき人物とその作品

素敵な恋愛ポエムを世に発信する人は、どの時代にもいるのです。もちろん現代も例外じゃありません。ここでは現代で発信されたポエムを紹介していこうと思います。
今もどこかで作品を作っている方のポエムや、すでに没された方が世にのこしたポエムもあります。忘れられない作品や、その一部分の句に出会えるかもしれませんよ♪

切ない気持ちを表すこともできれば、溢れ出るような幸せを表現することもできる楽しさがあるのがポエムの素敵なところ。それを誰かと共感できたら、もっと楽しめますね!

0号室

『勇気は一瞬、後悔は一生』という書籍で、ご存知の方がいらっしゃるかもしれません。作風については、難しい言葉を使用せずに、そっと読んだ人の心に入ってくるような作品で、独特な作風ですね。

0号室さんは現在も詩を書いていて、Twitterでは16万人を超えるフォロワー数になっています!!長い詩ではなくても、とても深く刺さる作品が多いです。

たとえば「いろいろあったけど、それでも隣にいてくれる存在ほど大切にね その存在は当たり前じゃないからね」という詩があります。

難しい言葉はありませんね。でも、この言葉はとても強く胸に残りませんか?そんな作品を0号室さんはたくさん残しています。作品をいくつか紹介します。

0号室の恋愛ポエムはこれがステキ!!

  • 『好きな人とじゃなくて、幸せになれる人と付き合いなさい』
  • 『女の人は、どうでもいい男の事でなんか涙は流さないよ あなたが涙を流したなら、それはかけがえのない人だったんじゃない』
  • 『いろいろあったけど、それでも隣にいてくれる存在ほど大切にね その存在は当たり前じゃないからね』
  • 『小さい嘘をつき始めたら、その関係は終わりに向かうだろう』
  • 『迷った時は、自分らしくいられる方を選んでください』

などなど。悩める女性の背中をそっと押してくれそうな、ストレートでも優しさを感じる言葉ですよね。

最果タヒ

最果タヒさんは現在も活動している詩人の方です。
中学生の時からブログで詩を書いていて、そこから作品を発表するようになったそうです。『夜空はいつでも最高密度の青色だ』や『死んでしまう系のぼくらに』など、多くの詩集を出していますね。

基本的にメディアで顔は公表していませんが、詩を体で感じることができる個展などを開くことがあるようです。ぜひとも出向いて作品に触れてみたいですよね!

タヒさんの生み出した、特別な意味が込められた言葉を、全身で感じることができたら素敵だと思いませんか?

最果タヒの恋愛ポエムで人気なのはコレ!!

作品の例を紹介します。

「ぼくより美しいものなどないと 思えたとしても しあわせになれない
きみが汚れる日を待つような 薄汚い雨曇 ぼくは確かにそんな1日が好きなのです 欲しいのは優しさ という人を信用しません
きみのことを愛するひとより きみのことを嫌うひとに共感する毎日 精神を持つ人間は同じ物体でしかないのです」

これはタヒさんの『新月の詩』です。ストレートな表現では無いかもしれません。
でも、誰かに向けた本当の気持ちを、まるでこっそり打ち明けているような詩にも思えませんか?どこかにくすみの入った色のような雰囲気で、なんとなく印象に残る詩ですね。

326(みつる)

326ってなんて読むのか、初めて見たときはすぐには分からなかった方もいらっしゃるかもしれません。
実はこれで「みつる」と読むそうです。私も最初は自力で読めなくて調べました!そんな個性的な名前の326さんの詩は、どちらかというと名言に近い感じですね。
でも、とても優しさを感じる言葉なんです!その言葉を読んだ人はとても優しい気持ちになると思います。

私は個人的に326さんの言葉が1番好きです。『こんな言葉で生きていきたい』と思うくらいに好きです。いくつか作品を紹介しますね!

326の恋愛ポエムはココが人気!!

326さんはイラストも描いていらっしゃいます。そのイラストの可愛らしさと、素直な言葉の組み合わせがとても人気です!自身でイラストを描いて、書籍にしていらっしゃいますので、書店やインターネットで探してみてくださいね♪
1番早く326さんの作品を見ることができるのは、ツイッターだと思います。

ツイッターの中で

「ウマレテハジメテ フユノサムサガ ウレシカッタ、ヒトリジャナイカラ、アナタガソバニイテクレタカラ…」

とカタカナで表現された詩と、イラストを合わせたものが投稿されています。

とても正直な感情が包み隠さず表現されていると筆者は感じるので好きです。もっと優しい言葉で沢山の作品がつくられていますので、要チェックですね!

知っているとかなりオシャレ!!日本文学の恋愛ポエム!!

日本文学史に名を残している文豪たちも、恋愛ポエムを残していることがあるんです。
小説家としては知っているけど、詩を書いていることはなんだか意外な人、と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

これから紹介するのは、「夏目漱石」や「中原中也」、「二葉亭四迷」の恋愛ポエムを紹介します。
これまでは、現代の言葉で表現していたので、詩に込められた気持ちを理解しやすかったかもしれませんが、時代背景が変わるので、これまでとは違って、すこし奥ゆかしい表現の恋愛ポエムになりますけど、教養も兼ねて見ていきましょう♪

夏目漱石

夏目漱石の名前は、ほとんどの方がご存知なのではないでしょうか?初めて聞いたという方も、今後覚えておくとあなたにとって良い教養になると思います。

夏目漱石は小説家として知っている人のほうが多いかもしれませんね。代表作は『こころ』や『坊っちゃん』、『吾輩は猫である』などで、学生時代に教科書ですこし読んだことがあるかもしれませんね。

そんな夏目漱石がのこした言葉は、日本人ならではの秘められた気持ちを表した恋愛ポエムなんですよ。こうした言葉を使ってお話ができたら、きっとステキですね♪どんな言葉があるのか、一部を紹介します!

夏目漱石の恋愛ポエムといえばもうコレ!!

ポエムというよりも名言なのですが英語教師をしていた頃の漱石が、I love you.を「あなたを愛しています」と訳した生徒に対して「それは日本語にはならない『月が綺麗ですね』とでもしておきなさい。」と言ったと言われています。
素敵だし、有名な言葉ですよね。

中原中也

1900年代を生きた山口県出身の詩人です。海外の詩人(ランボーやベルレーヌなど)に影響を受けて、すこし虚しさも覚えるような、独特な世界観を展開しています。

中原中也は、共に上京した愛人が、別な男性と共に暮らすことになってしまうことになったという、少し生々しいエピソードが残っています。
それが虚しさも感じる世界観と、もしかしたら関係あるのでしょうか…?恋愛も楽しいことばかりではないですから、この方の作品は、恋愛のつらい気持ちが、詩として残されたものなのかもしれませんね。作品の一部をご紹介します。

中原中也が好きになる恋愛ポエムはコレ!

中原中也さんの恋愛に関する詩をまとめてくださっている場所を見つけましたので、紹介します。(リンク→http://nakahara.air-nifty.com/blog/2013/08/post-1a56.html)

其の中で見つけた言葉をいくつか紹介します。
「空想は植物性なんです 女は空想なんです」という言葉があります。これは『不加入性』という詩の一句です。やはり先程の中原中也さん独自の、虚しさも見える世界観を感じますね。

さらにもう一つ、「崖の上の彼女の上に 精霊が怪しげなる条を描く。」といった一句もあります。これは『深夜の思い』という詩に含まれています。その時見た女性は、とても美しく見えたのでしょう。好きな人って、その人しか目に入らないくらい、かなり素敵に見えませんか?そんな気持ちがあるように筆者は見えました♪

二葉亭四迷

特徴的な名前ですので、名前だけは知っているという方もいらっしゃるかもしれません。日本の文学史に残る小説家であり、翻訳家です。作品として代表的なのは、『浮雲』や『其面影』、それと『平凡』辺りだと思います。

心理描写がとても的確であるようなので恋愛ポエムとなると、なおさら気になりますよね?日本で最初の近代リアリズム小説の生みの親ということで、その恋愛ポエムにも「リアリズム」は反映されているのでしょうか?作品の一部を紹介します。

二葉亭四迷の恋愛ポエムはコレがたまらない!

二葉亭四迷といえば「死んでもいいわ」という一句がよく知られています。
二葉亭四迷はロシア語の翻訳家をしていました。それでツルゲーネフの『アーシャ』という本を訳した際に、ロシア語の「Ваша」という言葉…英語で言うところの「Yours(あなたのものです)」にあたる言葉を「死んでもいいわ」と訳したそうです。

これは女性の溢れ出る幸せを表現している絶妙な一句かもしれませんね。あなたにも、「死んでもいいわ」となるときは私にも来るのでしょうか…

まとめ

いかがでしたか?現代ではTwitterなどのSNSを通して、その人らしい言葉で詩を発信なさっている方もいらっしゃいます。

もしかしたら、「自分の言葉で自由に発信していいんだ!」と背中を押されたような気持ちになった方もいらっしゃるかもしれませんし、自分の気持ちをとても的確に表現しているような詩に巡り会えた方もいらっしゃるかもしれませんね。

詩集や文学作品を探して、手にとって読んでみるとまた伝わり方に変化があるかもしれません。ぜひ、試してみてくださいね♪この記事があなたのお役に立ったなら幸いです。最後までお読みくださりありがとうございました!

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