みなさん“反射区”をご存知でしょうか?
今回は手の反射区について図などを使いながら詳しく解説していきます。
目次
反射区とは?
反射区とは、刺激することで影響する全身の器官臓器などを表したようなもので体にある器官臓器につながっているといわれており、末端神経のもっとも集まっている個所のことをさしています。主に反射区と聞くと思い浮かぶのは ”足裏や手”などのイメージが強いと思いますが、“頭や耳”にも反射区が存在しているといわれています。
効果
具体的にどの辺りをほぐすと効果的なのかを解説していきます。
肩こり
手の甲の人差し指と親指の骨が交わる部分のくぼみに親指の腹をあてて、小指の方向に向けて骨に当たるように押し回します。痛み全般と悪くなった気の巡りの改善に効果を発揮し、現代人を悩ます目・肩・腰の痛みに最適といわれています。
腰痛
親指と手のひらの境目のシワから親指2本分下のボコッとした骨の内側のきわに親指の先を入れ込むようにしてグーッ押しもむと効果的です。
胃の不調
手のひら側の親指と人差し指の骨が交わるあたりから皮膜(水かき)全体にあります。親指をあてて関節を曲げたり伸ばしたりしながら指先の方向に流します。意外と痛いな、と思う人は胃がお疲れ気味かもしれません。
高血圧
高血圧を招く体内の過剰な塩分を排泄するため、親指の腹の真ん中にある腎臓と、手のひらの中指のつけ根から親指の幅2本分下にある間脳の反射区をもみほぐすと改善が期待できます。
視力回復
人さし指と中指の爪の両側にあり、左手は右目・右手は左目に対応しています。中指の反射区を反対の手の親指と人さし指でグーッと挟み込むようにして押しもみます。人さし指でも同様に行いましょう。
痛い所は不調がある?
痛いと感じる原因はいくつかあります☟
- 反射区の刺激により反応する臓器・器官の不調
- 足裏が筋肉疲労で炎症を起こしている場合
- 足裏が老廃物がコリ固まっている場合
- 足裏に過度な負担がかかり、腱膜に炎症や目に見えない傷が生じている場合
手のひらの反射区について
手の甲の反射区について
腕の反射区について
また腕には手首が骨盤及び生殖器、性ホルモンの反射区、そのすぐ上には腰部の反射区になっており、消化器の反射区にもなっています。さらにその上の筋肉がしっかり着いている部位には胸郭および呼吸器と循環器、背中のコリ、肩甲骨周辺のコリの反射区となっています。有名なツボの「手三里」が首の反射区になり、そこから肘が頭部の反射区といわれています。
不調別の反射区の位置
不調を感じたときにほぐすと改善されるかも!
肩こり
指の付け根の下辺り
腰
手の平の一番下辺り
膝
小指側の側面
子宮
手首周辺
肝臓
右手の平の薬指と小指の間の指2本分下の辺り
膀胱
親指から繋がっているボコッと出ている辺り
肺
指の付け根から指2本分下辺り
胃
親指から手首にかけての膨らみの真ん中辺り
膵臓
親指から手首にかけての膨らみの下辺り
禁忌事項
- 食事直後、または1時間以内の場合
- 泥酔状態の方
- 高熱のある方
- 妊娠中の方
- 重度の糖尿病の方
- 重度の骨粗しょう症の方
- 伝染病の方
- 狭心症・心筋梗塞または既往症のある方
- 脳腫瘍・脳溢血・脳梗塞または既往症のある方など
セルフでできる!ハンドリフレのやり方
- オイルやクリームを指先〜肘まで塗ります。
↓ - 手の平・手の甲の痛みがある部分や気になるところを押したり
全体をグーの手で流します。
ほぐした老廃物は腕もほぐしつつ肘のリンパに流しましょう。
↓ - 最後はオイルやクリームを軽く拭き取るか洗い流しましょう。
まとめ
みなさんも是非自分でマッサージしてみてください!
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