美容鍼とは?セルフでできるって本当?効果やセルフでやるときの使い方について解説

肌の美容に関するアプローチは大きく、表面からと内面からの2つがあります。
表面からとは例えば、化粧水であったり、美容液であったり、体の表面からのアプローチのこと。
内面からとは例えば、美容鍼であったり、サプリメントであったり、体の内側からのアプローチのこと。
表面からのアプローチももちろん大切なのですが、根本からよくしていこうと思うとやはり体の内面からかえていかないことにはどうにもなりません!ここでは内面からのアプローチの一つの手段として「美容鍼」について詳しくみていこうと思います!
目指せ、内から美人!

美容鍼ってどんなもの?

年齢を重ねて気になる大きな悩み、肌の衰え
化粧品や服装、気を使ってもどうにもカバーできない年齢肌、たるみやしわ。どうにかならないものでしょうか。弾力のある、艶っとした健康的な肌になりたい、それは誰しもが一度は思うことかと思います。

そんなお悩みを解決すべく考えられた手段の一つが美容鍼
東洋医学の一つで、人の体全体にあるツボを鍼で刺激することで体の不調や痛みを改善する鍼治療の美容版です!
美容鍼は体の組織や細胞、血管や神経を刺激して体の内側に働きかけ、アンチエイジングを試みる方法です。また、美容鍼を行うことにより肌だけでなく、胃や腸の改善、肩コリ、足のむくみなど、体全体のバランスを調整することができます。

ただ「鍼」をしたことがない人には未知の世界ですよね。そもそも「鍼」って「針」ですから、痛いのでは?と不安に思う人もいると思います。痛みについていは人それぞれに痛みに対する感性が違うのでなんとも言えませんが、気持ちチクッとすることもあれば、何も感じないこともある程度と思っていただいていいかと思います。
美容鍼で使用する鍼は一般的に、

  • 長さ:3cmと1.5cmの2種類の鍼を皮膚の厚みや部位によって使い分けています。
  • 太さ:3cmの長さのものは0.18mm、1.5cmのものは0.14mm。これを約2〜3mm肌に刺していきます。

とされています。
鍼について説明されても「なんのこっちゃ?」な人がいて当然です。とにかく痛みはさほどないので心配するほどではないと思ってください!使う鍼の太さは「髪の毛」程度のものです。店で施術を行っている場合は当然ですが痛すぎた場合は「痛い」といって問題ありませんよ!その箇所は外して別の箇所に鍼を刺してくれます。

美容鍼のメリットをご紹介!

化粧品やマッサージでは届かない肌の内面に作用して改善していく「美容鍼」のメリットを紹介します。

美容鍼は1回の施術でも効果がでる美容法です

というのも、美容鍼は体の内側にある神経を鍼で刺激するため、効果的に筋肉を柔らげ、血行を促進することができるからです。即効性を感じる人が多いのですが、例えば生活習慣からくる「クマ」の場合は効果を感じるまでに美容鍼施術の回数が必要ですが、老廃物を流すことにより改善する「むくみ」や「ほうれい線」などの場合は特に即効性を感じる人が多いようです。

美容鍼は効果の継続性が期待できます

もちろん、リラクゼーションやエステ等のマッサージでもリンパが刺激され、血流がよくなり、一時的に体がポカポカとするのですが、即効性はあるものの効果の継続性は少な目です。一方、美容鍼はツボに鍼を刺していくことにより、肌本来の力を刺激するため、即効性に加え、効果の継続性もあります。
ただ、美容鍼による効果も施術を重ねた方が持続時間が長くなる傾向があるようです。理由としては、美容鍼の施術により、肌の細胞への刺激を数回重ねることで、コラーゲンやセラミド等の分泌が進むためだと考えられています。

美容鍼は敏感肌の人でも受けやすいです

髪の毛程度の鍼を体のツボにさしていき、数分で抜くので肌への負担が少なく、化粧品やサロン等でのマッサージのように肌表面への刺激も少ないためです。

美容鍼は体のトータルコーディネートをしてくれます

肌の調子が悪いからエステへ・肩がこって、足もむくんだのでリラクゼーションへ・体調が悪いので病院へ等々、本来であれば別々の場所に行ってケアする悩みを一か所で行えます。美容鍼がそもそも東洋医学の鍼からうまれた体へのアプローチであることを考えると納得です。

美容鍼のデメリット、注意したほうがいいこと!

美容鍼の考えられるデメリットを5点紹介します。
デメリットとは言えないものもありますが、参考にしてみてください。

美容鍼は1回あたりの施術費用が1万円~1万5・6千円程度します

顔と体全体となると1回あたり1万5・6千円することも多いと思っていいかと思います。
高いと感じるか、妥当と感じるかは人それぞれですが、リラクゼーション等に比べると少々割高感があります。ただ、継続性が期待できることを考えての先行投資とすると割高感が少なくなる人もいるかと思います。

美容鍼を始めた初期は頻繁に通う必要があります

美容鍼の施術を受けるのに通う最適なペースは個人差がありますが一般的に

  • 症状が改善するまでは週1回
  • 症状が改善した後も月1~2回程度
のペースで通って美容鍼を続けることが効果的とされています。1回あたりの金額とペースを考えると結構な出費となります。

美容鍼を始めたのであれば、ある程度の長期間続ける必要があります

美容鍼を始め、症状が改善しても、日常生活で体に何かしらの負担は常にかかっています。
そのため、症状が改善して美容鍼をやめた場合、ほとんどの人が元の不調状態に戻ってしまうようです。場合によっては、元より悪化します。ですので、月に1回程度の美容鍼の継続がすすめられています。
また、短期間でやめてしまうと美容鍼という体にいいもので良くなろうとしていた体からいいも(美容鍼)のを取り上げてしまうことになるので反動で症状が悪化することがあります。表面的なものではなく、内面的なものですので、継続性には注意が必要と言えるでしょう。サプリメントにも同じことが言えます。

美容鍼は内出血する可能性があります

血流の問題で鍼をさすことにより内出血をしてしまうことがあります。
とは言っても、重篤なものではなく、早ければ2~3日、基本的に1~2週間程度で自然に消えます。あとが残るようなものではないと思ってください。

東洋医学には様々な考え方があります

様々な考え方があるのはいいことではあるのですが、逆に言えば、診療場所が違えば内容も異なるということです。
鍼の数が多い方がいいという人もいれば、少ないほうがいいという人もいます。痛みが少ないほうがいいという人もいれば、痛みがあるほうがいいという人もいます。自分にあった診療場所を探すのが少し手間といえるかもしれません。

美容鍼はセルフでできるの?できないの?

美容鍼を始めた当初は通う回数が多く、その後も継続的に行ったほうが効果がでやすいことは分かっていても、なかなか値段や予定の面を含めて思い通りにならないこともありますよね。
出来れば月に1回ぐらいは美容鍼のお店に行きたいものですが、自宅でもセルフケアできないのでしょうか?

実はセルフケアもできます!

とは言っても、鍼を顔や体にさしていくには資格が必要ですので、お店にあるような鍼は使用できません。資格も知識もたいしてないのに自分の顔や体に鍼をさすのは怖すぎますし、当然ですね。

セルフケアにおすすめな美容鍼はツボに貼るタイプのものです。
絆創膏に似ていて、ほんの数ミリの鍼がちょこんとついています。鍼の長さはいろいろですが0.6ミリから0.9ミリのものはおすすめで、1箱2000円から2500円あたりが相場となっています。
ツボの位置を調べて貼っていくだけですし、価格も手頃ですので有り難いですね!
ただ、お灸もそうですが、鍼も資格のない人が自分にするのであればOKですが人にするのは法的にNGとなっているのでその点だけ注意してくださいね!

美容鍼をセルフでする場合の使い方と効果

美容鍼でセルフケアをする人に人気なのが「セイリン」というメーカーから発売された鍼です。顔に使用することも考えて、国産のものを選びたいところですよね。
セイリンから発売されている貼るタイプの鍼が「セイリン円皮鍼 パイオネックス」となります。

100本入りで、参考価格1728円(税込)で、純国産ですので、人気なのも頷けますね!

セイリン円皮鍼 パイオネックス」の使い方

セルフで十分できるシンプルさとなっています。
貼る場所はツボを探して貼っていくのが一番効果的ではありますが、ツボと言われてもよくわからないですよね。そういう時はシンプルに気になる場所に貼ってください。こっている場所に貼っていけば基本的に間違いはありません。
ツボに貼らずに筋肉に貼ることで痛みを和らげたり、筋肉をほぐす作用があるのでどこに貼っても基本的に何かしらいい作用をしてくれます!

お店で美容鍼の施術を受けるほどには当然ながら効果はありませんが、それでもセルフケアとしては十分に効果があるとされています。つまり、体であれば肩こりや腰痛、血行促進、顔であれば、むくみなどですね!
お店に月に1回行けるのであれば行くとして、残りはセルフケアで本来の力を鍼で刺激しておけばなんとかなりそうです。

注意点

  • セルフケアは清潔な手で行ってください。
  • 20分から30分を目安に外してください。
  • 貼ったまま寝たりせずに、はがしてください。肌を傷つける恐れがあります。
  • 一度使ったものは、再利用しないでください。衛生上よくありません。

美容鍼について~おわりに~

お店に行くのもいいですが、手ごろな価格で簡単にできるセルフ美容鍼もいいですね!
自分で鍼を刺すなんて怖い気がしましたが、絆創膏に似たものですし、ペタッと貼っていけそうです。また、セルフ美容鍼なら自宅で別作業しながら、鍼も出来ちゃうお得さ。ながらで、顔回りはもちろん、肩こり等々、日々の疲れが改善されていくなんて素敵です。

ご紹介した「セイリン」では鍼の太さも選べるのでぜひ自分にあった鍼を見つけて、体の内から美人を目指してください!

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