「頭皮がベタつく」「頭皮の匂いが心配」など頭皮にまつわるお悩みは様々です。
頭皮が気になるという方は正しい頭皮ケアをすることでその悩みが改善できるかもしれません。
今回は女性の頭皮ケアについてご紹介します。
サロンや自宅でのセルフケアなど、ぜひ参考にしてください!
目次
頭皮ケアとは?
ツヤのある美髪に育てるためには、頭皮を健康的な状態に保つことはとても重要です。
地盤となる頭皮に皮脂や汚れが詰まっていると、髪に十分な栄養が行き届かなくなってしまうだけでなく、さまざまな頭皮トラブルを引き起こしてしまいます。
そんな頭皮トラブルを解消し、美しい髪を育てるためのお手入れを「頭皮ケア」また「スカルプケア」と呼ばれています。
頭皮トラブルの原因
頭皮トラブルの原因は様々なものがあります!
乾燥・かゆみ
かゆみの原因の1つは頭皮の乾燥です。
洗浄力の強いシャンプーを使用したり、シャンプーの量が多すぎると頭皮の必要な皮脂まで取り除いてしまいます。
頭皮全体が乾燥肌になると、外部からの刺激に敏感になり、かゆみが生じます。
フケ
肌と同じように頭皮にも新しい細胞が生まれると同時に古い細胞が垢のようにはがれていくサイクルがあります。
そのサイクルは正常な状態でも、頭皮にトラブルが発生し、新陳代謝のリズムが早まると、まだはがれるべきでない皮膚の角質がはがれてしまい、目にみえるフケとなって現れます。
匂い
頭皮の匂いには、頭皮の皮脂量が大きくかかわっています。
皮脂は髪を滑らかにしたり頭皮を守ったりと重要な働きをしていますが、洗髪後4時間〜半日程度で頭皮の毛穴にたまってしまいます。
過剰に分泌された皮脂やフケを餌にして雑菌が繁殖し、臭い匂いを発生させます。
ベタつき
頭皮のベタつきは毛穴の汚れや皮脂の洗い残りが原因です。
シャンプー時に頭皮の余分な皮脂を落とし切れていないと頭皮の皮脂を餌にしている菌が増殖して、ベタついてしまいます。
取り切れていない皮脂は酸化が進み、ほこりや汚れを吸着し、古い角質とまざりあってベトベトしたフケの原因にもなります。
またトリートメントを根元からつけてしまうこともベタつきの原因になります。
薄毛
薄毛は強すぎるシャンプーが原因とも言われています。
強すぎるシャンプーを使用することで頭皮環境が乱れ、乾燥や過剰な皮脂の分泌により、毛が生えにくい状況になってしまうこともあります。
さらに、不規則な睡眠や食事などによる生活習慣の乱れも薄毛の原因に繋がります。
不規則な生活をすると自律神経が乱れ、血流が低下します。
毛髪まで必要な栄養が届かず、ヘアサイクルも乱れ、頭皮は健やかな状態を保てなくなります。
エステサロンによる頭皮ケア
エステサロンによる頭皮ケアは、頭皮トラブルを解消してくれるのはもちろんのこと、専門的なプロの施術や機器を使うことで、セルフではできないケアが可能なので高い効果が期待できます。
ヘッドスパ
頭皮の洗浄・マッサージ・ヘアトリートメントなど、頭を中心としたリラクゼーション方法です。
頭皮を洗浄することで毛穴の汚れを落とし、マッサージによって血行の流れをよくします。
頭皮と髪を一気にケアできるので、美容効果とリラックス効果を同時に得ることができます。
また、ヘッドスパにはシロダーラ(アーユルヴェーダ)・オイルヘッドスパ・超音波ヘッドスパ・アロマヘッドスパなど様々なヘッドスパがあります。
スカルプケア
スカルプケアはヘッドスパと一見同じように見えますが、ヘッドスパが髪の毛の美容部分まで幅広くカバーしているのに対し、スカルプケアは頭皮のケアに特化したトリートメントといえます。
ヘッドスパは、特に抜け毛やフケ、かゆみなど頭皮にまつわる症状でお悩みの人におすすめです。
ハイドラフェイシャル
ハイドラフェイシャルは、水素を使った特殊な渦巻き状の水流によって肌表面の汚れや毛穴の奥の皮脂・角質などを吸引しながら洗浄・除去するウォーターピーリングマシンです。
同時に潤い補給まで行うので、ピーリング時に起こりやすい乾燥や肌荒れのリスクを大幅に軽減した最先端のピーリング治療となっています。
これを頭皮に使用することによって、毛穴に詰まった汚れを綺麗にし、頭皮環境をしっかりと整えます。
頭皮ケアできるシャンプーのやり方
頭皮ケアはしっかりと髪を洗うことが大事です。
正しいシャンプーのやり方をご紹介します!
洗う前にブラッシング
髪を洗う前はブラッシングをしましょう。
事前に髪をブラッシングすることでお湯の通り道ができるので、髪同士が摩擦せず、髪の傷みの抑制に繋がります。
また、髪や頭皮に付着している汚れを落とす効果もあります。
予洗いする
ブラッシングを終えたら、次は予洗いをしましょう。
予洗いとはシャンプーをする前に、お湯だけで髪および頭皮を洗うことです。
予洗いを行うだけで、頭皮や髪に付着した皮脂や汗、ほこりなどの汚れを落とせるので、まずはシャワーだけで2~3分ほど洗ってみましょう。
頭皮をマッサージするように洗うのがポイントです。
シャンプーは泡立ててから洗う
予洗いを終えたら、次はシャンプーです。
シャンプー液を直接頭皮につけると洗浄力が強すぎるため、頭皮が乾燥してしまいます。
シャンプー液は、手のひらでしっかりと泡立ててから頭皮と髪につけてください。
洗うときは、爪を立てずに指の腹で洗うように意識しましょう。
しっかり洗い流す
シャンプーが残らないよう念入りに洗い流しましょう。
すすぎが不十分でシャンプーの成分が頭に残っていると、かゆみや炎症、薄毛トラブルに繋がるおそれがあります。
後頭部や生え際、襟元、耳の裏といったシャンプーを落としにくい、落とし忘れやすい部分は意識して落としましょう。
トリートメントやコンディショナーは頭皮につけない
トリートメントやコンディショナーは、頭皮ではなく髪につけることをおすすめします。
頭皮につけると油分が残り、頭皮トラブルになる恐れがあります。
タオルドライする
ドライヤーで乾かす前にタオルドライをしましょう。
タオルドライで髪の水滴を取り除くことで、ドライヤーを当てる時間を短縮できます。
ドライヤーの熱は髪と頭皮にダメージを与えるため、しっかりとタオルドライをしましょう。
キューティクルが開いている状態での摩擦は、パサつきや枝毛などの原因になるため、タオルドライをするときはゴシゴシせずに柔らかいタオルで髪を挟んで水滴を優しく取り除きましょう。
ドライヤーで乾かす
タオルドライをした後は、ドライヤーで乾かしましょう。
生乾きのまま放置すると、多湿の環境を好む雑菌が増えて頭皮トラブルの原因になります。
ドライヤーはできるだけ手早く当て、ドライヤーの熱が髪と頭皮にダメージを与えないように、常に振りながら当てましょう。
また、髪と頭皮に強い熱ダメージが加わらないように、髪から最低20cmは離してください。
頭皮ケアにおすすめのシャンプー
頭皮ケアにおすすめのシャンプーをご紹介します!
スカルプDボーテ 薬用スカルプシャンプー ボリューム
「ニオイ・ベタつき・フケ・かゆみ」などの頭皮トラブルにアプローチしてくれる「スカルプDボーテ 薬用スカルプシャンプー ボリューム」。
女性の頭皮環境に合わせた潤い成分ソイセラム(豆乳発酵液)を配合していて頭皮環境を整えてくれます。
また、加水分解ケラチン配合で「ハリコシ・ボリュームのある髪」へ導きます。
価格:3,973円(税込)
資生堂 アデノバイタル シャンプー
頭皮と髪にマイルドな洗い心地でふんわりと軽い髪に洗い上げる「資生堂 アデノバイタル シャンプー」。
資生堂独自の「ヘアパワライジングシステム」で、頭皮、根元、毛髪の3方向からケアし、ハリ・コシ、ボリューム感のある美しい髪へと導きます。
価格:3,300円(税込)
DHC 薬用スカルプケア シャンプー
「DHC 薬用スカルプケア シャンプー」は「ベタつき」「におい」「フケ・かゆみ」を防ぐスカルプシャンプーです。
豊かな泡立ちとすぐれたクレンジング力で、髪や頭皮の汚れ、毛穴につまった余分な皮脂や古い角質をすっきり洗い落とします。
さらに、洗浄成分にトウモロコシ由来の成分や、ヤシ油を原料としたアミノ酸系成分を採用することで、やさしさと低刺激も同時に実現しました。
価格:1,676円(税込)
まとめ
今回は女性の頭皮ケアについてご紹介しました。
頭皮ケアは日々の積み重ねがとても大事になります!
夏は特に頭皮が汚れが溜まりやすいのでしっかりとケアしましょう!
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