おしりといえば女性にとって気になる箇所ですよね。
ファッション面ではお尻の大きさから服装を考えないといけなかったり、水着の場面では黒ずみやニキビがあってはならないですよね。
ここではおしりの定義やおしりにできるできものの種類なども紹介します。
目次
おしりとは
そもそもおしりとはどこを指すのでしょうか。
おしりは臀部(でんぶ)とも言われます。盛り上がりと太ももの境界線までがお尻の位置です。
人間のおしりはおへそより下でちょうど下腹部の背面に相当する位置にあります。おしりの盛り上がりの下方と太ももの境界線を臀溝(でんこう)と言うそうです。
日本ではおしりとヒップは同じだと思われがちですがヒップの語源のHipsは腸骨の近くのおしり側面のみを指す英単語ですので日本語の尻とは場所が違います。ヒップという言葉は日本では一番広まってはいるものの、あくまでファッション用語であることを覚えておいたほうがいいですね。
では英語ではどう言うのかというと
医者などが使う臀部はbuttocksやbottom、bucksideというお堅い言い方になります。
おしりという言い方だとbuttやbumといったスラングになります。
ケツという言い方だとassやbooty(女性のお尻)という下品めなスラングになります。
おしりにできものができた!これはなに?
おしりにできものができると気になりますよね。皮脂が多い場所でもないしニキビではないと思うけど一体なんなんだろうと思う人もいるでしょう。
ここではおしりにできるできものの種類などをピックアップしてみました。
癤(せつ)やニキビ
せつは,皮膚膿瘍であり,毛包とその周囲の組織を侵して膿を持つおできです。おしりをはじめ顔面、首、デコルテなどにできやすいできもので、黄色ブドウ球菌が毛穴などに入り込むとこのせつができることがあります。
粉瘤
粉瘤とは皮膚腫瘍の一種でアテロームとも呼ばれます。原因は不明ですが毛穴の中で毛穴組織の一部が袋状になり、その中に角質や皮脂が溜まりしこり状に大きくなります。粉瘤の中の皮脂を取り除いたとしても再発しますので自然治癒しません。
毛嚢炎
毛嚢炎は、細菌やカビなどによって膿がたまる疾患で、一見炎症にきびのように見えます。毛の根元が小さな赤い色、もしくは白い色の吹き出物になります。黄色ブドウ球菌が主な原因とされています。
化膿性汗腺炎
化膿性汗腺炎は炎症の跡が長期間残ると皮膚がんになる懸念もあります。主な症状としては赤く腫れ上がったおできのような症状です。おしりにできた化膿性汗腺炎は痛みで座ることすら辛いと言う人もいるようですが最初は、体に小さなニキビができたくらいに考えてしまわれがちですが、手術をしないと治らないので要注意です。
おしりのニキビを直すには?
おしりにニキビができてしまった場合は直すことを考えるしかありません。
きつい下着や通気性の悪いズボン、締め付けのあるズボンなどは避けること。極端に汗をかいた場合は下着をかえてしまうなどを心がけましょう。
また意外と見落としがちなのがシャンプーやコンディショナーの洗い残しです。下手にスキンケアをするよりもまずは根本的に洗い残しや汚れがないかを確認しましょう。
食事面
皮膚のトラブル全般にはとにかくビタミンが必要です。ビタミンA・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンEを摂取することをお勧めします。
- 食べて欲しいものは豚肉、緑黄色野菜、納豆など
- 食べて欲しくないものは砂糖、牛乳、小麦系、チョコレート、多くの油脂など
ニキビは遺伝によるものが多いと思いますが、食事つまり生活環境面による悪化も大きいと言えます。医学的にはチョコレートや揚げ物ニキビには関係ないと言われます。しかし甘いものやあぶらものを食べた翌日はニキビができてしまうのも事実。
救急措置としてサプリを入れるのも良いですが、栄養のたくさん配合されているサプリを摂取したところで体への吸収率は不明なので基本は食事の取り方を考えましょう。
おしりを小さくする方法とは?
おしりを小さくしたいと思ってもただ筋トレをすればいいと言うものではありません。
まず本当に太っている人は減量をすることです。太っていると言うのはお尻が本当に大きい人のことです。
よく言いますが実際に脂肪が筋肉に変わるなら最初に太った方が断然効率いいですよね。
しかしそんなことはあり得ませんので、まずは減量で脂肪を燃焼、消滅させて落とすことで小さいお尻になります。しかしそれだけではかっこ悪いたるんだお尻になってしまいます。
ダイエットでの減量に合わせて筋力トレーニングをすることでもっとお尻を絞り、ようやっとプリッと丸くて形のいいものにできます。
まずは減量、続いて良質の食事をしっかり摂取しながら筋トレです。
骨盤が広がっている人の場合
痩せているのにお尻だけが大きいと言う人がいますが骨盤が広がっているひとです。実際にお尻の脂肪自体は多くないのですが骨盤が広いのでお尻の範囲が広いんです。
ふくらはぎはほっそりしているのにお尻と太ももの太さが気になると言う人もこれに当たります。
安産型とも言われますがこの手の人は10代前半の若い頃から骨盤が広がっている人が多く、O脚も多いです。セルフで矯正するのは難しいと言えます。
もともと太っていないので歩き方を意識して変えたり、太ももの筋トレをすることで足の形も綺麗になります。加えてウエストを絞ることでメリハリのある体系を作るのを目指しましょう。
骨盤矯正や骨格矯正で治ればいいのですがそれもあくまで一時的なものですのでずっと続ける必要があります。
おしりの黒ずみに効くのは?
おしりの黒ずみには何が効くのでしょうか。美白クリームや薬について紹介します。
クリーム
- セルファーマ HQスティック(販売終了)
- ルミキシルクリーム
- ハイドロキノン+トレチノイン
美容外科や美容皮膚科で処方されるクリームです。薬局などの一般に出回っているクリームなどはほとんど効き目がありませんので本当に悩んでいる人は美容皮膚科へ行きましょう。
飲み薬
よく美容皮膚科で処方してもらえるのがトランサミン+シナールのセットですね。シミやほくろのレーザー治療をした場合に処方してくれます。
薬局にもトランシーノというトラミネキサム酸配合のサプリメントや化粧品がありますが、処方箋を出して処方してもらうトランサミンの方がトラミネキサム酸配合率が多いので効き目が強いですね。
シナールについてもシナールLホワイトという商品が薬局にありますので病院に行くほどでもない人はこちらでもいいかもしれませんね。
おしりの毛をカミソリで処理すると血が…
女性であればあまりいないかもしれませんが、稀におしりの丸いところに毛が生えてしまう人もいるようですね。
おしりの毛はケミソリやシェーバーで処理すると怪我の元になります。特にデリケートで立体感のあるおしりですから傷つきやすいのは間違いないですね。
もしもおしりの毛の処理をするという場合はIラインやOラインを処理するのと同じように鏡で見ながら処理した方がいいですね。
おしりについて おわりに
おしりについて根本的なところから解説してみました。
おしりに毛が生えることはあまりありませんが、たまにできものができたりすることがありますね。
黒ずみがきになる人もいると思います。
なんにせよ早く治したいという気持ちがあるのなら美容皮膚科など絵へ行くことです。
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