菌活でキレイに?菌活の意味や効果など解説します!

毎日の食事できれいになれたら嬉しいと思いませんか?菌活ならそれが叶うかもしれません!ここでは、菌活の意味や効果を解説します。そして、菌活におすすめの食材、おすすめレシピなど、読めばすぐに実践できる菌活情報をお届けします。

菌活について

まずは菌活の意味や、菌活という言葉をどうやって使ったらいいかの基本的な情報を見ていきましょう。

菌活の意味

「菌活」とは、体にいい菌を毎日食事で意識的に取り入れる活動のこと。元々キノコ類の菌を摂るという意味からはじまった菌活ですが、いまでは菌類・麹菌・乳酸菌・納豆菌など、身体にいい様々な菌を摂ることの総称として使われています。

菌活の目的は、菌を日常的に摂取することで、体内の善玉菌を増やすことです。

菌活という言葉、どうやって使うの?

「菌活」ってどうやって使ったらいいのかな?と思っている人はいませんか。菌活という言葉は、名詞的に考えて大丈夫です。

例えば、「最近、菌活してるんだよね。」とか、「菌活のすごさをみんなに知ってほしい!」などです。簡単ですよね。どんどん日常生活でも使って、菌活の情報交換をしてみてください!

菌活と美容の関係性

菌活と美容には、大きな関係があります。例えばきのこ。きのこはビタミンB群が豊富です。ビタミンB群は、皮膚のターンオーバーを整える働きがあり肌あれや肌の乾燥を防いでくれる効果が期待できます。 

また、ヨーグルトの乳酸菌や多くの発酵食品は、腸内の善玉菌を増やす働きが。腸内の善玉菌が増えると、腸内環境が整い便通をスムーズにしてくれます。そのため、やせやすい体づくりをサポートに最適。

更に便秘になると、排出されずに溜まってしまった有害物質などが血管を通して体内に流れてしまい、肌あれや体の不調になって現れます。便通をスムーズにすることは、ダイエットと美容に大切な、溜め込まない体作りに貢献してくれます。

そして味噌や甘酒に含まれる麹菌には、コウジ酸が含まれています。コウジ酸は美肌成分の1種。シミの原因となるメラニンの活性化を予防し、シミやソバカスの発生を防いでくれるため、美容液を始めとした化粧品に使われています。

菌活の効果

菌活は健康維持にも役立ってくれます。きのこやヨーグルト、納豆など菌活で取り入れる食材は低カロリーなものが多く、体重が気になる方にもうってつけ。

きのこには免疫力アップのβグルカンや、むくみや高血圧によいカリウム、ストレスケアで注目のGABAなどの成分が詰まっています。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、ビタミンやアミノ酸を作り出し、悪玉菌を抑えてくれる働きが。そのため乳酸菌が増えると腸内環境も良くなり、免疫アップや便秘解消や美肌など様々な効果が期待できます。

麹菌は、疲労回復に役立つビタミンBが豊富。また、酵素も豊富なため、消化を助け一緒に食べた食物を効率よく吸収してくれます。

このように、菌活は体の様々な部分の健康を支えてくれているのです。

注意点

菌活の注意点は、1度に沢山摂りすぎないことです。どんな食品もそうですが、1度に大量に同じ食品を摂取してしまうと、消化不良を起こしたり、体調を崩してしまう恐れがあります。毎日適度な量の菌類をお勧めします。

菌活におすすめの食材やレシピ

ここでは、菌活におすすめの食材やレシピを紹介します。スーパーで手軽に手に入る食材ばかり、そしておいしくいただけるのが菌活のいいところです。

納豆

「納豆は体にいい。」と昔から言われています。理由の1つに、納豆を作るときに大豆に加えられる「納豆菌」があります。納豆菌は、消化を助けてくれる効果が。

さらに、腸内の活性酸素を除去し、乳酸菌やビフィズス菌が住みやすい良い環境を整えてくれます。そして、大豆に含まれるオリゴ糖や食物繊維の働きとあわせて、腸内環境を整え便通をスムーズに。

また、納豆菌が産出する「ナットウキナーゼ」という酵素は、血栓を溶解する作用があります。心筋梗塞、動脈硬化、脳梗塞の予防効果が期待されている成分です。

その他にも、女性ホルモンに似た働きをすると言われる大豆イソフラボンや、骨を丈夫にするサポートをするビタミン系などの栄養素も豊富に含まれています。

きのこ

菌類であるきのこは、正に菌活の代表食物と言えます。きのこは菌からできているので、良い菌をまるごといただくことができます。

そして、きのこには食物繊維が豊富。食物繊維は善玉菌の栄養となるので、腸の状態を良好に保ち、便秘や肌荒れの予防に。

味噌

材料に麹菌が使われいる味噌も発酵食品の1つです。味噌作りの中で大豆が発酵していきますが、その過程でアミノ酸やビタミン類がたくさん生成されるため栄養満点。

大豆のたんぱく質は酵素によって分解されて水溶化されて、その一部はアミノ酸となります。そのアミノ酸は必須アミノ酸8種類が全て含まれているのです。

そのほかにも、ビタミンBや無機質、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸、食物繊維などが含まれています。

味噌にはコレステロールの抑制、血圧を下げる、抗酸化作用など様々な効果があると言われています。

納豆菌と発酵食品が摂れる 納豆キムチ豆苗和え

材料

  • 納豆:1パック
  • 納豆のたれ(付属のもの)
  • キムチ:適量
  • 豆苗:適量

作り方

  1. 納豆にたれを加え、よく混ぜます。
  2. キムチと豆苗をコマ切りにします。
  3. ①と②を混ぜ合わせて完成です。

発酵食品である納豆とキムチが、1度に摂れるレシピです。簡単に作れるので、忙しいときでも手軽に菌活ができますよ。

参考 簡単!菌活☆納豆キムチ豆苗クックパッド

きのこが摂れる 中華風きのこの卵炒め

材料(4人分)

  • 乾燥キクラゲ:10g
  • ぶなしめじ:200g
  • えのきだけ:300g
  • 卵:5個
  • 鶏がらスープの素(粉末):小さじ4杯
  • ごま油:大さじ2杯

作り方

  1. キクラゲを耐熱容器に入れ、水を入れてラップをしてレンジで1分加熱します。水はきくらげがて浸るくらい量です。
  2. 耐熱容器をレンジから出してラップのまま10分置き、きくらげを膨らませます。
  3. ぶなしめじとえのきを食べやすい大きさにカット。
  4. きくらげを1cmから1.5cmにカット。
  5. ごま油をひいたフライパンにカットしたぶなしめじ、えのき、キクラゲを入れ、中火で5分間炒めます。きのこがしんなりしてきたら卵と鶏がらスープの素を入れて、混ぜながら中火で2分間炒めます。卵がふんわり固まってきたら完成です。

ごはんがドンドン進むおかずです。

参考 簡単。菌活。きのこの卵炒め。キクラゲ入りクックパッド

麹菌やきのこが摂れる 酒粕と味噌の鍋

材料(2人分)

  • 酒粕:50g
  • 味噌:大さじ1強
  • 顆粒だし:2/3袋(1袋10g)
  • 九条ねぎ:3本
  • 大根:1/3本(中)
  • 人参:1本
  • 椎茸:4枚
  • えのき:1/2袋
  • ちくわ:4本
  • 豚肉:200g
  • 一味とうがらし:少々
  • グレープシードオイル:適量

作り方

  1. 野菜・きのこ類・ちくわをお好みのサイズに切ります。食べやすい大きさでOKです。
    そして、切った具材を鍋に入れます。
  2. タッパーに酒粕と味噌を入れ、酒粕と味噌がヒタヒタになるくらいの水を入れ3分電子レンジで加熱します。
  3. ②の酒粕と味噌を容器の中で溶かし、①の鍋に入れます。
  4. 顆粒出汁を入れます。
  5. 鍋に水を700mlそそぎ、加熱。具がやわらかくなったら出来上がりです。

体が温まる菌活レシピです。

参考 菌活!!酒かす味噌鍋クックパッド

自宅で甘酒・ヨーグルト作り!菌活美人

菌活美人は、家庭用の醗酵メーカーです。自宅でヨーグルトや甘酒などの発酵食品が作れるため、菌活をしている人から人気のある商品です。

温度と時間設定ができるため、いくつもの発酵食品が作れて便利です。ヨーグルトを作るときには、市販の牛乳パックをそのまま入れられるので、手軽で衛生面も安心。

菌活できれいになろう!

菌活には、きれいや健康の元となる栄養がぎっしり詰まっています。納豆を食べたり、お味噌汁を飲んだりすることも立派な菌活です。今回紹介したレシピも、飽きずに食べられるものばかりです。

とっても簡単で手軽に始められる菌活を、ぜひ試してみてください。

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