エレクトロポレーションとは?効果や頻度、家庭用機器についても紹介

最近医療クリニックやエステサロンを中心に人気な“エレクトロポレーション”というコースをご存知でしょうか?

今回はそんなエレクトロポレーションの効果や施術頻度などについて詳しく解説していきます。

エレクトロポレーションとは?

別名電気穿孔法(でんきせんこうほう)とも呼ばれるもので、電気の力を利用して美容成分を肌の奥に浸透させる機器です。特殊な電気パルスを用いて細胞と細胞の間に小さな隙間を開け、本来表皮からは浸透しないコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などの高分子の美容成分を基底層や真皮層といった肌の深層部分までしっかり届けることができます。その浸透率はイオン導入の20倍ともいわれています。

効果

どんな有効成分でも導入できるため、それぞれの肌悩みにあわせて導入成分を選択するとさまざまな効果が期待できます。

注意
この時の導入剤は、肌に有害な防腐剤や添加物が含まれない純粋で高濃度のものの使用をおすすめします。
肌悩み
☑︎ニキビ・ニキビ跡
☑︎乾燥
☑︎毛穴
☑︎シミ・くすみ
☑︎しわ・たるみ

ニキビ・ニキビ跡

ビタミンC・・・抗酸化作用・抗炎症作用が高いためニキビ・ニキビ跡の回復を早め、色素沈着の改善が期待できます。

毛穴

グリシルグリシン・・・皮脂に含まれる不飽和脂肪酸という炎症の原因を抑えて毛穴の開きの改善が期待できます。

乾燥

プラセンタ・・・肌全体の若返りや肌の再生に効果的です。敏感肌の改善も期待できます。

シミ

トラネキサム酸・・・シミや色素沈着にも有効な成分で新しく生成されるシミ、そばかすの予防も期待できます。

しわ・たるみ

ヒアルロン酸・・・皮膚の保水力を回復させ、乾燥の改善やハリ感アップに効果的です。

エレクトロポレーションは痛い?

エレクトロポレーションは肌に負担もなく、痛みや刺激に弱い方にもおすすめです。ですが、電気なので少しピリピリすることがあります。骨に近いところはより感じやすくなります。

頻度

クリニックやエステの場合と家庭用美顔器の場合の2パターンを解説していきます。

クリニックやエステの場合

→2〜4週間に1回の間隔で4〜6回の施術をお奨めしているところがほとんど
です。また、その後も定期的に継続することでさらに効果の持続が延長します。

家庭用美顔器の場合

→週2〜3回/1回5〜10分が記載されている平均です。エステやクリニック
で使われる業務用よりも出力が弱めに設定されています。しかし、使いすぎると
逆に肌の負担となってしまうため使用頻度はメーカー推奨回数を守りましょう。

イオン導入との違い

イオン導入とエレクトロポレーションには電気の力を用いて肌に美容成分を浸透させるという共通点はあるものの、効果において大きな違いがあります。

その効果の違いとは肌に導入できる美容成分が異なることです。イオン導入の場合、美容液に含まれる有効成分をイオン化してから肌に浸透させます。そのため粒子の小さいビタミンC誘導体やプラセンタなどを導入する際には適していますが粒子の大きいヒアルロン酸やコラーゲンなどの成分はイオン化することができないため、イオン導入では肌に浸透させることができません。

また、美容成分の浸透率にも違いがあります。エレクトロポレーションの浸透率はイオン導入と比較すると約20倍もの効果があるといわれています。エレクトロポレーションは一時的に皮膚に通り道を作るため美容成分を肌の深部までより浸透させることが期待できるのです。

さらにイオン導入はイオン化に伴うph変化により肌への刺激が生じる恐れがありますがエレクトロポレーションはphの変化がないため、肌に優しい施術といえるでしょう。

合わせてチェック☑︎イオン導入とは?効果や頻度など禁忌事項も合わせて解説

家庭用美容機器

自宅でも使える美顔器をいくつかご紹介します。

美ルル プレミアム

エレクトロポレーション・美ルル

クリオネ フィット

エレクトロポレーション・クリオネ

超音波LED光美顔器 kirari

エレクトロポレーション・kirari

  • 株式会社ライツフォル
  • 販売価格(楽天市場13,200円(税込)

使い方

  1. クレンジング、洗顔などを行いお肌を清潔な状態にします。
  2. お肌に美容液を塗布します。
  3. 機械のヘッド部分をお肌に密着させて引き上げるような感じでトリートメントします。
  4. トリートメント後は肌質に合せたスキンケアをしましょう。

まとめ

肌の深層部分まで美容成分を導入することが出来るので古い角質を除去してターンオーバーを促進するピーリングのあとに行うのもおすすめです!

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