出会い系イベントを利用する20代の男性の使い方

昨今の出会い系イベントとはどんなものなのか。それらに参加する20代の方々はどのように使っているのか、みていきたいと思います。

出会い系イベントとはどんなものなのか

では一般に呼ばれる出会い系イベントとはどういったものでしょうか。

出会い系イベントの種類

現在毎日のようにどこかで必ず出会い系イベントは開催されています。そのバリエーションも非常に数多く、私も知らない種類のものもたくさんあります。一番一般的なのは出会い系イベントの運営を主に行っているイベント運営会社によるものがあります。そして出会い系アプリやサイトが、アプリの運営の延長上で会員の中から出席者を募るイベントもあります。成り立ちは様々だと思いますが、イベントの目的はカップルを誕生させることに行き着きますので、内容は似たものになってきます。

出会いイベント運営会社が20代に向けて催すイベントとはどんなものか

ではイベント運営会社が20代に向けて催すイベントとはどんなものが多いのでしょう。こういったイベントはその層がよく見る雑誌やメールマガジン等に広告を載せます。もちろん誰もが名前を知っている大手の企業や、全く知らない、会社なのかどうかもわからない名前で主催している、会社かどうかも怪しいところが主催している場合があります。こういった会社がある会場を借り切って、1～2,5時間程度のパーティーを開くものです。

出会いイベント運営会社が20代に向けて催すイベントの最初の注意点

お分かりかとは思いますが、この業種、このイベントがやっていることは、少し見方を変えれば、売春斡旋をしているのと近いことになりかねません。事実実体はその手のものであるところもあるようです。従って届出も運営も非常に気を使い、それらの書類をきちんと提出し、しっかりとルールを守って運営していくことが必要とされてきます。特に20代とかの若い層を対象にした場合、もしかすると未成年が紛れていることも往々にして考えられます。もちろんほとんどの場合は、参加時に身分証明書を確認しているので、素性も年齢も問題ない場合がほとんどですが、万が一組織的に詐称した場合は、知らなかったとはいえ犯罪に加担することになってしまう恐れもあります。まずそこは注意しましょう。

出会いイベント運営会社が20代に向けて催すイベントの内容

一番よくあるパターンを紹介します。まず受付で身分証明書を提示し、身元をはっきりさせます。会費もその際に支払うのが普通です。最初の難関はプロフィールカードを記入することです。お相手は見た目とそのカードの内容でどんな人かを頭に描き接してくるので、適当に書いてはいけません。できるだけ短時間で、自分の興味をできるだけ多く書くようにします。興味の方向が多いほどお相手にマッチする可能性が高くなるからなのですが、嘘はいけません。生半可な知識で書いたりすると後でボロがでて、取り返しがつかないことになりかねません。

その後は第一回目のフリートークタイムになります。時間帯によっては軽い食事をしたり、飲み物を飲みながらアプローチしていきます。この時間は運営方法によって差があります。完全に個人任せで、話ができないのは自分が悪いという放置タイプか、できるだけ多くの人が言葉を交わせるように、アレンジしてくれる場合もあります。しっかりした会社が運営しているパーティーほど引き合わせのアレンジはしてくれます。何故ならカップルが誕生してなんぼの世界だからです。結婚相談所にせよ、結婚式場にせよ、カップルになってもらわないとその先に進んで儲からないわけですから、そこは必死になると思います。逆にパーティーで会費を集めることで儲けを得ようとする会社は、引き合わせはほとんどしません。そういった会社の場合、今回もカップルになれずまた次回に会費を払ってもらってお金をおとしてもらうほうが儲かるからです。裏の思惑にはまらないように注意してください。

フリートークの後は、一度お目当ての人を数名ピックアップして係員に渡します。第一次マッチングタイムになるわけです。ここで一番同志がマッチすると係は二人を引き合わせます。うまくいく可能性があるところは二人に任せて進めてもらえたほうが、他のマッチングしない人を少しでもマッチングできるように矛先を変えていけるからです。ここからは個人の能力次第になってくるのでマッチングできた人はどんどん会話を進めてください。マッチングがうまくいかなかった人は別の人を見つけるよう頑張ってください。

その後、第二回フリートークの時間になります。この時間ではほぼ相手を絞りきる必要がでてきます。絞り込んで第二回目のマッチングに期待するしかありません。とにかく時間配分をうまくやり、できるだけ多くの人と少しずつでも話をすることの努力してください。そこそこの反応の相手にフルに時間を使ってしまうことは初心者がよくやる根本的ミスです。一瞬でも話をしておけば、インスピレーションが働いたという理由も決して嘘っぽくは聞こえてこないと思います。

出会いイベント会社が20代に向けて催すイベントの最後の注意点

時間切れになる前にマッチングできた人はラッキーです。できるだけその縁を逃さずにうまく進めてください。そこからは大人の常識としてここでは述べませんが、しゃべりすぎるのもしゃべらなすぎるのもダメです。適度に聞いて適度に聞かせる。これが一番のコツです。
うまくリードしてください。

できなかった人、残念です。イベントによっては起死回生の告白タイムで最後のわずかなチャンスを与えてくれる場合もありますが、それがうまくいく例は限りなく0に近いでしょう。なので先に少しでも会話をしておくことが、ここで意味をもってくるわけです。一瞬の出会いに運命を感じてもいいんです。もしかするとお相手もできないよりいいかと思ってくれるかもしれません。

ちなみにカップルになれた人達は、係がうまく引き合わせ、そのまま会場を後にするように配慮されています。できない人達に刺激を与えず、できた人にはとっとと次に進んでくださいというのが、主催者側の多くの意見だと思います。

20代で婚活イベントに参加することの意味

では、20代で婚活イベントに参加する意味をもう一度よく考えてみましょう。

20代で婚活イベントに参加する場合の明確なスタンス

20代で婚活イベントに参加するには、明確なスタンスが必要です。その最たるところは結婚を視野に入れるか、入れないかです。恐らく男性より女性のほうが結婚に関して深く考えていると思います。それは20代でも変わらないと思っていいと思うのです。もし自分がまだ結婚を視野に入れていない場合は、お相手の真の意向をしっかりと聴き出すことが必要です。もしくは結婚を考えていないのなら、婚活パーティーに出席しないようにしてください。後で面倒なことに巻き込まれるのは自分なのです。結婚をえさに恋人を作ろうなどという不埒な考えの方も参加不可です。もちろん付き合ってから結婚を考えるということはありですが、結婚の覚悟ができない人は迷惑になりますのでおやめください。

20代で婚活イベントに参加する意味

昨今男性も女性も結婚する年齢は年々高くなっています。したがって20代で結婚する人も減少傾向にあります。そんな中でもすくなくとも20代に結婚の候補となる相手を見つけようという人は尊敬に値すると思います。しっかりとした将来設計を持ち、いくつくらいで子供を何人作って、何歳で家を買い、定年を迎えるころには子供は自立しているというような計画をもって20代で結婚を見据えている方々だと思います。そういった方が増えてくることは喜ばしいことだと思います。もちろん計画ですので、その通りにいかないこともあるかと思います。かく言う私も子供をもうけることができず、それをきっかけに離婚もし、計画はすべて0に帰しました。結果、40代、50代でも婚活を行うことを余儀なくされ大変な時間と労力と費用を費やしました。20代から結婚を考えていくことは、私から見るととても崇高なことに思えるのです。しっかり計画して結婚を考える方も、もしかしたら20代で結婚することもありかもと思って活動をしている方も、恐らくは今そう考えていることが将来の自分に役に立つと思います。十分に意味を考え、適切なイベントに参加するようにしましょう。

20代でイベント活動に参加する別の目的の場合

当然どういう目的で参加するかは個人の自由です。だから結婚することを前提として交際する人を探すというのもあって然るべき理由になると思います。ですが一方で結婚を前提にとしながらセックスの相手を探している人は少なくありません。推定ですが20代の場合、40%程度は結婚よりも交際相手、交際相手よりもセックスという図式になっていることが非常に多いと思われます。ある意味自然なのかもしれません。20代という女性も男性も子供を作るには最適な期間に、種を保存したいという意欲が強くなることは本能のなせる業なのかもしれないのです。平均寿命が50歳前後だったころ、世継ぎを産ませる相手は10代だったようです。そのタイミングで子供ができなければ元服するころには人生の半分は終わっている時代だったわけです。現在平均寿命も80歳程度になり、必然的に結婚、子作りのタイミングは遅くなってきてはいます。しかし、早ければ早いほど自分が元気なうちに子供が独り立ちしてくれるわけなので、それは自然の摂理に適った行動ともいえます。

20代でイベント活動に参加する結婚以外に欲望がある場合

つまり上記のような現実が起こるのは当然のことかもしれないのです。もちろん男性だけの問題ではありません。女性も子供をもうけるタイミングはいつでもいいわけではありません。これだけ女性の社会進出が進んでくると、昔とは違った制約が生まれてきます。仕事をとるか、子供をとるかという問題です。残念ながら仕事の適齢期と結婚や子供をもうける適齢期は非常に近いタイミングなのです。大卒で会社に入社して5年、10年と経ってくると男性だけでなく、女性も会社人材の中核になってくるわけです。しかし27歳、32歳といった年齢は子供を作る最適なタイミングでもあるのです。以前よりは企業の産休や復職に対する考え方は非常に進化してきていると思います。昔に比べたら、一度子供を産むために仕事を辞めたら二度と会社に戻れないような環境はなくなってきています。しかも男性の育休といったことも浸透し始めています。

20代でイベントに参加する目的

イベントのテーマが、交際相手を探すマッチングであろうと、結婚相手を探す前提であろうと、20代についてはあまり厳密な区分けはないのではないかというのが私の結論になります。20代はまだあらゆる可能性、選択肢をもっています。それを生かさない手はないでしょう。したがって、弱冠曖昧な目的であってもよいのではないでしょうか。先に申し上げた結婚の意志がないのに婚活パーティーに出るなといったのは、20代～30代等とレンジが広い場合のことです。もし20代限定となったら、おそらくそのイベントはシンプルなマッチングイベントになるでしょう。もし20代限定で結婚前提限定となったら、参加すべきかは自分で判断してください。恋人ができてよかったねの先には、結婚という拘束が待っていると認識した上で参加することを推奨します。

20代でイベントに参加する場合のまとめ

決して間違えないでいただきたいのは、20代だからといって、なんでも許されるわけではないということです。イベントのテーマはよく認識してください。彼女、彼氏が欲しい人はマッチングパーティーに参加してください。結婚を考える人は婚活パーティーに参加してください。セックスの相手が欲しい人は、お見合い喫茶か、出会い系アプリを使ってください。適切な相手がそれぞれの場所にいる可能性は高くなります。

がんばってお相手を見つけてください。

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