50代のための出会いのパーティーとは？

最近ネットを検索すると、数多くの出会いを謳ったパーティーにヒットします。それだけたくさんのパーティーがあるということは、ミドルエイジ、シニアエイジ、特に50代を対象としたパーティーがあってもいいのではないかと思い、調べてみました。

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出会いのパーティーを利用する50代とは？
50代が利用する出会いのパーティーとは？
出会い系パーティーでの攻略法とは？
50代が利用する出会いのパーティーとは？のまとめ

出会いのパーティーを利用する50代とは？

さてでは50代という年齢層はどういった特徴があるでしょうか。あくまで一般的な例ですが、子供も皆成人し手を離れ、仕事では取締役や管理職に就き、家のローンもほぼ完済し、これからは自分の趣味や好きなことをやりながら、悠々自適なリタイヤライフを送っていこうと考えているのではないでしょうか。もちろん色々な環境がありますから、自営業の人はまだまだ働き続ける必要があるかもしれませんし、年金だけでは生活が苦しく、パートなどで収入を得ている人もいると思います。ある意味歳をとっているぶん、それだけ生き方のバリエーションが多くなっているでしょう。

出会いのパーティーを利用する未婚の50代の人とは？

そういった中でパーティーで出会いを求めている50代はどんな人なのでしょう。熟年離婚という言葉が流行りだしてもう数年経ってきましたが、40代、50代になって離婚し、新しいパートナーを探している人もいるでしょう。死別された人もいらっしゃると思います。また、理由は様々だと思いますが、その歳まで一度も結婚しないできた人が、さすがに一人のままは辛いと考えているかもしれません。

出会いのパーティーを利用する50代のバレエ教師

その方は一度も結婚することなくその年齢まできてしまったとのことでした。子供の頃からクラシックバレエを習い、そのまま先生になり、仕事一筋でやってきて、気づいたらもう50を過ぎていた。お見合いとかもしたけれど仕事以上に結婚に趣をおくことができず、今も許バレエ教師をしているという方でした。さすがにそのまま一人で歳をとって行くことが寂しいと感じパーティーに出席するようになったそうです。よくよく聞いてみると、常にバレエと生活を天秤にかけてきたようでした。結婚生活がバレエ以上に自分に必要と思えなかったらしく、今も常にバレエのことを頭におきながら婚活をしているということです。おそらくこの方はバレエを愛し過ぎて、結婚ということを考えることができなかったのだろうと感じました。そしてこれからも常に二択になりバレエを選ぶことしかできないだろうと思いました。50年という月日はおそらく人間の柔軟性を失わせ、生き方さえ選択できなくさせてしまうのだろうと強く感じました。

出会いのパーティーを利用するバツ１子供二人の場合

その方は5年前に離婚し、子供二人を引き取ったという方でした。しかも自分の親の介護もしているということでした。まず感じたのは、婚活をしている余裕があるのかということでした。正直に実はそんな余裕はないと答えました。ただ、子供二人を育てながら、親の介護もしているとなると、あまりに自分のことを考える時間も取れず、恋愛や結婚の対象を見つけることが一番現状を打開する手段だと思っているとおっしゃいました。それは現実から結婚に逃げているだけですよねと聞くと、でも今の自分にはそこを頼るしかないと答えられました。結婚とはその相手と自分の二人だけでは成り立たないということをお互いに十分わかっていました。私もかなりの年齢の親がいます。いずれ私の手が必要になるでしょう。そう考えた時に、お互いが今以上の負担を抱えることができるかという話になりました。結果、そういった背景を抱えた二人は双方の負担を軽減することはできないという結論に至りました。私自身も深く考えさせられた出会いでした。

出会いのパーティーを利用する経済力オンリーのバツ1の方

その方は一度30代で結婚し、3年で離婚した方でした。まず話の切り出し方にインパクトがありました。「年収XXXX万円って本当ですか？」「はい、今はそのくらいです。」「家と車は持ってますか？支払いは終わっていますか？」「はい、完済済みです。」「貯蓄はどのくらいですか？」「xxx万円くらいです」「お付き合いしてもらえませんか？」「まじですか？」既にお判りかと思いますが、この方は経済力のみに興味がある方だったのです。少し落ち着いて話をしましょうと促し、いくつか質問してみました。どんなことに興味があるか。結婚の条件は。いつ頃結婚したいか。等々。答えは言わずもがなです。
20代、30代ならまだわかります。ですが50代になってお金しか興味がないという方を皆さんはどう感じるでしょうか。確かに50代には見えない若さと元気さがあります。

人気が集まって当然の容姿です。私もそういうスタートの仕方さえなかったら真っ先にチェックしたであろう美しい方でした。ですが、はっきりと自分は経済力にしか興味がありませんと言われてしまうと、いくらこちらの条件がマッチしていようと受け入れることはできませんでした。もしなんらかの理由で今の年収がなくなったら、定年し年金生活になったらこの方は耐えられるのでしょうか。無理ですよね。今は良くてもいずれダメになることがわかっているのにマッチングすることはできませんでした。後日談ですが、その方はかなりの常連さんのようでした。毎回同じように対応し、一度もマッチングしたことはなかったようです。まあ不思議ではないことです。

50代が利用する出会いのパーティーとは？

では50代が利用する出会いのパーティーにはどのようなものがあるのでしょう。
いくつか例をあげて見て生きましょう。

50代が利用する出会いのパーティー🍷恋活パーティーとは？🍷

50代にとってこの手のパーティーはあまり意味をなしません。これは恋愛相手を見つけるためのパーティーなので、基本的に20代、30代が中心です。50代の恋活パーティーがない訳ではありませんが、それらは40代、50代の男性が20代、30代のパパ活相手を探すようなものが多いです。

男女ともに40代、50代で構成するパーティーもありますが、圧倒的に婚活パーティーが多く、恋活を謳うパーティーはあまりみたことはありません。

50代が利用する出会いのパーティー🍷婚活パーティーとは？🍷

婚活パーティーは30人〜100人くらいの規模の専用ラウンジか、銀座、新宿、渋谷あたりの小綺麗な飲食店で行われます。男女の比率は基本的に1対1になるよう調整しているようですが、場合によってはどちらかに偏りが出てしまう時もあるようです。時間的には2〜3時間で、会費は男性が6,000円前後、女性が3,000前後の場合が多いです。

まずはサイトで予約を入れます。直近でキャンセルもあるようで、急募女性何名とかもあります。調整の都合上、場所や条件がいいパーティーは早く埋まってしまうので、頻繁にサイトを覗くことをお勧めします。当日はまず受付で会費を支払い、免許証等で本人確認があります。そこでプロフィールカードを渡され記入します。ここで注意点。必ず空欄がないように埋めてください。空欄は良からぬ想像を引き起こす可能性があります。面倒臭がらずにしっかり記入しましょう。特に自己紹介や理想の夫婦像、等はしっかり読まれますので、誠実にしっかりと記入してください。

全員の準備が整うと1回目のフリートークタイムになります。積極的に話をしていきましょう。基本的には男性が会話をリードするのが普通です。ですが自分だけ喋っていても相手のことがわかりませんので、うまく相手も喋らせるように会話の流れを作ることが必要です。最初はなかなかうまくできないかもしれませんが、回数を重ねるごとに慣れてくるので心配せずに頑張ってください。係の人ができるだけ多くの人と会話できるようにシャッフルしてくれますので、限られた時間で要点を話せるようにしてください。できるだけ多くの人と核心に迫る話ができるかがポイントになります。世間話は時間の無駄です。
一通り会話を済ませたくらいに一回目のマッチングタイムになります。自分の興味がある人を三人くらいピックアップして係に渡します。ここでマッチングすると二回目のトークタイムで優先的に話をすることができます。簡単にマッチするとは思わないでいた方がショックは少ないでしょう。何度か参加したのちに一人とマッチングできるくらいが一般的だと思いましょう。

二回目のトークタイム。マッチングした人はチャンスです。ここで頑張ってもう少し話をしたいと思わせたらラッキーです。そこで一気に畳み掛けましょう。ですが焦りは禁物です。焦りは見透かされます。この人必死すぎるとか、焦りすぎてると思われないようにしましょう。もう少し話したいと思わせることができたらカップル誕生も目前です。
そして二回目のマッチングタイムです。どの人を選ぶか最終結論を出すときです。後悔のないようによく考えて選んでください。ここで失敗する人が以外に多いようです。会話の内容、相手の反応、自分の勘を全て総合して決めてください。

無事カップルになれると最後に発表になります。カップルになると二人一緒に退出するか、男性が先に出て外で待ち、女性が後から出て行くパターンが多いです。あとはお茶に行くなり、食事に行くなり自由です。カップルになれなかった人は残念ですが次回に期待しましょう。これが全体の流れになります。
男女ともに年収、貯蓄額はきちんと把握、説明できるようにしておき、その先の人生設計はある程度明確にしておくことをお勧めします。そこが全く噛み合わない相手とは話をしても無駄です。さすがに50代になると、そこから先の選択肢はかなり限られてきます。そういった状況の中でどれだけ現実を把握して、生きて行く道のりを考えているかはとても重要、最も重要かもしれません。マッチングした人とはそのくらいの話をすることを想定しておいて損はないと思います。

50代が利用する出会いのパーティー🍷街コンパーティーとは？🍷

街コンパーティーとは、同じ趣味を持った同士がそのテーマで集うパーティーです。なぜかはわからないのですが、街のカフェやレストランをハシゴしてシャッフルを行う形態からそう呼ばれています。
映画、英語、アウトドア、ドライブ、海外旅行、ヨガ、等あらゆる趣味をテーマにしたパーティーが開催されています。基本的には具体的に表示されていない限り、年齢制限はありません。幅広い年齢層の同じ趣味をもつ人たちのサークル活動に、出会いの要素を加えたものと考えていいかと思います。同じ趣味同士ですので、ものの考え方、指向性は近い可能性はあります。ただ知識レベル、体験年数の違いによってパーティーのバランスが取りにくくなるリスクはあります。熟練度の高い参加者はバランスを見ながら知識レベルを合わせて行くことをお勧めします。あまりにかけ離れたレベルだと、浮いてしまう危険性があります。集いを楽しく過ごすためにもヒーローになるのは、マッチングしてからでいいのです。
50代にもなると若い頃からの趣味は熟練している可能性も高いと思います。自慢したくなる気持ちはわかりますが、そこは大人らしく我慢してください。雄は本来の自分より大きく見せたい本能があります。ライオンのたてがみや孔雀の羽がいい例です。自分がその趣味の世界ではある程度の自慢できるレベルであっても羽は広げないでください。それしかないのか、自己主張が強い人と思われるのが関の山です。気をつけてください。

出会い系パーティーでの攻略法とは？

これは、私の知人が実際に行っていた事で、本当は禁じ手かもしれませんが、紹介します。
その知人は毎日、仕事帰りに色んなパーティーに行っていました。そのパーティーの中からご主人を見つけて結婚しました。
その知人がしていた事は、自分でオリジナルの連絡先入りの名刺カードを大量に作って、お話ししてみたい人に片っ端から配って歩いていたという事です。本来マッチングしないと連絡先の交換はNGなのだと思いますが、「本当にこの人！」と思うような人の為に準備しておくのはアリなのかもしれませんね。
ただし、お見合いパーティーの会場のスタッフさんには見つからないようにこっそりとした方が良いかもしれません。

50代が利用する出会いのパーティーとは？のまとめ

ここまでみてきたように、50代の出会いのパーティーは結婚を前提としているものが多いことはご理解いただけたと思います。その部分を忘れずに準備をしてください。中には結婚にはこだわらない、二人で入れれば良いという方もいなくはないですが、ほんの一部だと思います。
これからの半生をどう生きるかの重要な選択になることも理解しておいてください。これは男性にとっても女性にとっても同じように深い意味があるのは当然ですね。
さて、皆さんはパーティーでお相手を探す準備ができましたでしょうか。