30代のための出会いのパーティーとは？

最近、恋活パーティーや婚活パーティーという言葉を頻繁に耳にします。それらはどういったものなのでしょう。またそれらを利用する30代の方々はどのような心理、意識で参加しているのでしょう。そのへんを細かくみていきたいと思います。

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30代が利用する出会いのパーティーとは？
30代が利用する出会いのパーティーとは？のまとめ
30代が利用する出会いのパーティーとは？の補足

30代が利用する出会いのパーティーとは？

30代が利用する出会いのパーティーはいくつかの種類があります。恋愛対象を探す恋活パーティー。結婚相手を探す婚活パーティー。趣味をテーマにした仲間が集まる街コンパーティー等があります。それらをみていきましょう。

30代が利用する出会いのパーティー🍷恋活パーティーとは？🍷

恋活は比較的最近一般化してきた概念で、婚活ににているけれども非なるものになります。婚活が結婚相手を探す活動であるのに対し、恋活は交際相手をメインに探す活動です。結婚相手を探すほうが真剣というわけではありません。恋活であっても大半の人は真面目に、真剣にお相手を探しています。一部に婚歴を隠して、または結婚しているのに遊びや浮気の相手を探す人が全くいないわけでもありません。どこにでも不埒な人間は多かれ少なかれ存在します。
基本の流れは以下のようになります。まずパーティーを探します。インターネットやSNSにはそれこそ数え切れないほどに、パーティーがヒットすると思います。その中から自分に合ったサイトを見つけてください。年齢層、趣味、年収、　エリア等で絞り込むことができます。年齢やエリアで制限がある場合もありますので、注意してください。

当日は受付で会費を支払い、プロフィールカードをもらいます。プロフィールの記入は十分に注意し、もれなく書いてください。ここ重要です。恋活パーティーでは、見た目とプロフィールカードの内容、数分間話をしたことで勝負が決まってしまいます。いかに自分の魅力をプロフィールカードに、限られた時間で記入するかが大きなポイントになるわけです。
プロフィールカードには趣味や理想のデートプラン、自己紹介等を記入します。その中にどれだけ自分の魅力を入れ込めるかは、慣れていないと難しいです。初めて参加する人は事前に下書きとかをしておくことをお勧めします。下準備はやりすぎということはありませんので十分に時間を使って用意しましょう。
そのあと一回目のフリートークタイムになります。ほとんどの場合一人の人と話せる時間は5～10分程度です。その間に自己紹介し、打ち解け、相手の本音を聞きだすわけですので、それは相当のテクニックが必要です。基本は男性がリードしなければいけません。かといって自分ばかりしゃべっているとお相手の興味や考えを聞く前に時間がきてしまいます。時間配分をよく考えて対話してください。
フリートークタイムが終わると、一回目のマッチングタイムになります。自分が気に入った人をチェックして係に渡します。そこでマッチング、つまり双方が気になることが確認できたら二回目のトークタイムでお話しできることになります。マッチングしなかった人はその二回目でなんとかマッチングできる相手を見つけなければなりません。必死で探しましょう。

最終的にマッチングしたカップルが発表されます。その後は二人で退出か、男性が外で待ち、女性が後からでていくような流れになります。残念ながらカップルになれなかった人は次回に期待ということになりますが。パーティーによってはお気に入りに相手に自分の連絡先を伝える手段がありますので。もう全部お終いということではなく、後日の連絡に期待することも可能になっています。
さてカップルになった人達ですが、一般的にはその後またお茶をしたり食事をしたりするようです。まあ、中にはそのままホテルというパターンがないとは言えませんが、余程マッチして盛り上がればそれもいいのではないかと思います。いい大人ですのでその辺はお任せです。

30代が利用する出会いのパーティー🍷婚活パーティーとは？🍷

30代にもなれば真剣に結婚を考えている人は多いと思います。そういう人達が集まるのが婚活パーティーになります。内容や進行は先の恋活パーティーとそう大きくは違いませんが、一番の違いは基本が結婚前提の出会いを求めているということです。
結婚が前提だと何が違ってくるでしょうか。まず真剣さが違います。遊び半分で出席する人は相当少なく、うまくカップルになれれば結婚まで進みたいという人が多いといえます。恋活パーティーと違うのは、その後の人生をともにする相手を探すわけですから、相当細かいことまで突っ込んだ話が必要になってきます。

30代が利用する出会いのパーティー🍷プロフィールカードについて🍷

プロフィールカードにはほとんどの場合、学歴や就業先、年収や貯蓄額まで書く必要が出てきます。なぜなら将来設計をするためには、これからどれだけお金がかかって、どれだけはいってくるのかがわからないと計算できないからです。今31歳で定年が60歳とすると、年収500万円の人はこれから1億4,500万円の額面が収入としてシュミュレートできます。もちろん、転職や左遷等があればそれは変わってしまいますので、将来設計をどう考えているかも女性としては気になります。その方の貯蓄が0だった場合、その金額から家の金額、子供の養育費、それからの生活費をどう組み立てていくかが問題になってくるわけです。もろもろマイナスされて手取りが1億円あったとします。家を買うと仮に5,000万円かかるので残り5,000万円。子供が二人できたとして、国公立の大学まで卒業させるとなると1,500万円。残りの3,500万円で老後の生活まで安定しておくれるでしょうか。年金は何歳からいくら入ってくるのでしょうか。その位の簡単なシミュレーションは頭の中で行われているものだと男性は覚悟したほうがよいでしょう。

30代が利用する出会いのパーティー🍷カップリングまで🍷

さてパーティー自体は先の恋活パーティーのように、フリートークタイム、マッチングタイム、二度目のトークタイム、カップル発表と進んでいきます。おそらく婚活パーティーのほうがシビアな視点になると思うので、カップルになれる確率は恋活よりも低いようです。
パーティーの規模ですが、様々なパターンがあるようです。男女合わせて20人規模から、100人というものまであります。時間はおおむね2～3時間と固定されていますので、規模が大きいからといってカップルになる確率が高くなるわけではありません。何故なら分母が大きかろうと小さかろうと、一人の人と話ができる時間は決まってしまっているからです。その分、大きい規模のほうが選択肢が多くなることは確かでしょう。ただ慣れないと十分な人数と話ができなかったりもするようです。多くの人と話をするのには、男性も女性もある程度のコツがいると思ったほうがいいです。何度も行くことでそのコツはつかんでいってください。
ロケーションですが、基本的には大都市の専用ラウンジや、小奇麗な飲食店が多いです。東京ですと、銀座、新宿、渋谷、新宿辺りに集中しています。関西ですと、梅田、心斎橋、三宮、名古屋ですと栄がほとんどのようです。

婚活パーティーはやはり30代が中心になっています。パーティーの年齢的な切り方は、23～35歳、36～45歳という切り方が多いようです。23～35歳は社会に出たばかりの人からある程度仕事が安定してくる年齢、36～45歳は仕事に打ち込みすぎて20代に婚期を逃してしまった人や一度結婚に失敗している人、等が含まれる切り方になっているようです。
婚活パーティーでカップルになった人達がパーティー後どうするかはよくわかりません。結婚が念頭にある以上お互いあまり早まった行動はとらないことが多いでしょう。あくまで想像ですが、さらによく知り合うために、子供の頃の話とか、家族の話とかするのではないかと思います。結婚は二人だけの問題ではないとよく言われます。家と家が結びつくことはたいへんなことだと昔から言われていたような気がします。最近はどうなのでしょう。もう少し自由に結婚を考えられるようになってきていると思いますがどうでしょうか。

30代が利用する出会いのパーティー🍷街コンパーティーとは？🍷

三つ目の出会いのパーティーは、街コンパーティーです。パーティーと呼ぶのがふさわしいか少し疑問が残る部分がありますが、簡単に言うと、出会いの可能性も含めた、大人のサークル活動みたいなものと言えると思います。
テーマは趣味です。音楽、旅行、アウトドア、山登り、韓国語、ペットといった様々な趣味をその会のテーマとし、その趣味を深くも浅くも楽しんでいる人達が集まる場所です。大体は小規模の集まりで、多くとも20人程度の活動が多いようです。場所はいろいろなエリアの喫茶店や飲食店。皆がそう遠くなく集まれる場所が選ばれます。
年齢層は無制限なので、非常に幅広くなります。おじいさんの中に若い30代女性が一人とかの危険性もあるので、少なくとも友達を一人連れていきましょう。ただ基本的に興味のベクトルが同じ方向に向いている人達が集まるので、話が進まず場がしらけてしまうことはないようです。但し、あまりにも突出した知識、体験をもった人がいるとついていけずに残念な会になりかねない危険性は常に孕んでいます。そこはリーダー、もしくは進行係の腕の見せ所です。
年齢制限がある会もあるようです。確かにいくら趣味が一緒でも30も40も離れていてはそう簡単に打ち解けあうのは難しいでしょう。趣味と近い年齢制限に気をつけて参加しましょう。

30代が利用する出会いのパーティーとは？のまとめ

以上、みてきましたように、30代は比較的多くのパーティーで人気があります。30代の恋活でも、婚活でも、街コンでもです。なぜでしょう。恋活ではある程度のお金を持った独身男性が30代～40代で狙ってくるのが30代だからです。婚活でも真剣に結婚を考える歳が男性も女性も30代なのでどうしても需要は高くなります。街コンでも20代のまだ世の中をよく知らない子供よりも、大人な30代の人気が高まってきているのです。
おそらく私が考えるには、女性の一番のモテ期は30代です。なぜなら、最もフェロモンを出し、異性を呼び寄せる年齢だからです。だからこそ男性を引き付ける力が強くなるのです。それは私の実感です。今興味を引かれるのは紛れも無く30代の女性なのです。
女性だけではありません。男性も30代が一番輝いているように思います。最も精力的に仕事に打ち込み、社会的ポジションも上向きになり、なおかつ生殖機能も絶好調になってきて、女性を引き付けるフェロモンも出すようになる。かく言う私も最初の結婚は30代で30代の相手でした。
これから歳をとるほど獲物の獲得率は下がっていくことを認識しておきましょう。極端な言い方をすれば、30代の婚活参加者は今です。早ければ早いほどいいと思います。万が一失敗したとしても、まだやり直すチャンスがある年齢なのです。私も30代で結婚し、40代で決別し、50代で再婚した人間です。まだ何回かのチャンスはやってくるのです。

30代が利用する出会いのパーティーとは？の補足

最後になりますが、恋活パーティーや婚活パーティーに何度か行くようになると、常連さんが目につくようになります。そうなっているときは自分も常連さんなのです。またあの人来てるよというのは、あまりプラスのイメージにはならないです。何故そうなるかと言うと、同じ系列、同じ運営会社が主催するパーティーに行き続けると起こることなのです。みなさん一度行ってイメージや感触が良かった会社のパーティーにはまた行きたいと感じます。主催者側もいろいろ有利な条件をつけ、再度の来訪を促します。そこに罠があるのです。いい人を見つけることができなかったら、別の主催者のパーティーに行くようにしましょう。前にも会ったなってことは、何度来ても見つかっていない人なのだなと思われてしまいます。ちょっとしたアドバイスでした。
がんばりましょう！