ヒゲやムダ毛の処理といえばカミソリですが、カミソリと同じくらい人気があるのが電気シェーバーです。短期間で綺麗にヒゲを剃ることができ、カミソリ負けもしないと利用者から好評です。これから電気シェーバーを買う人も、既に電気シェーバー派の人にも知っておいて欲しい、電気シェーバーの寿命や人気ブランドの替刃のタイミングなどを紹介します。
目次
電気シェーバーとは?
電気シェーバーは1921年にアメリカ陸軍の軍人であったジェイコブ・シックが発明しました。ジェイコブ・シックがアラスカに配属されたときに、水が凍る寒さの冬のアラスカで水を使わずに髭を剃る方法を考え出したことがきっかけです。
電気シェーバーは名前のとおり電力を使うシェーバーで、乾電池式・充電式・交流式のいづれかの電力を使って内部のモーターを動かしています。ヒゲを剃る刃には外刃と内刃と2種類あり、髭用のシェーバーの小さな穴の開いた金属板を通し外刀と皮膚と接触させ、内刀と一緒にヒゲを挟み込んでカットする仕組み。
電気シェーバーは、大きく分けて回転式・往復式・ロータリー式の3種類です。日本では「電気かみそり」として、家庭用品品質表示法の適用対象に。体毛用、鼻毛用や眉毛用、女性用などのシェーバーも人気があります。
特徴や注意事項
外刃と内刃の間隔がさほど長くないため、長いヒゲを剃るのには不向き。長いヒゲを剃るときには、あらかじめ短くカットしてから使ってください。
外刃の外側には穴のついたカバーがしてあり、その穴からヒゲが中に入ります。深くヒゲを剃ろうと、電気シェーバーにを皮膚に強く押しつけると、刃が皮膚に直接触れてしまい肌を傷つけてしまうことがありますので注意が必要です。
脱毛効果
電気シェーバーはヒゲの表面を剃る商品。ですので、時間が経つとまた生えてきます。
初めて使う人は2週間から3週間ほど、使い方のコツを掴むまでに時間がかかる人もいますが、慣れれば毎回5分から10分ほどで剃り残しなくきれいに仕上げてくれます。肌あたりが優しく深剃りしてくれる電気シェーバーや、ヒゲの濃度を感知して濃度に応じてパワーを調節してくれるなど、商品によって色々な特色がありますので、理想の1本を見つけてみてください。
使用頻度など
電気シェーバーの使用頻度はここのヒゲの生えるスピードや、ヒゲを剃っておきたいか、伸ばしているのかなど個々のライフスタイルのよって大きく変わってきます。ヒゲを剃っておきたい人の中で、一番多い使用頻度が1日1回。特に朝出かける前に使う人が多いです。
ヒゲが伸びるスピードが早い人は、午後の予定によっては1日2回ということも。また、2日、3日に1回という人はヒゲの伸びるスピードの遅かったり、電気カミソリなどを使う肌の負担を考えている人などがいました。
電気シェーバーの寿命について
電気シェーバーの替刃やバッテリー、本体を変えるタイミングについて
パナソニックの調査によると、電気シェーバー利用者の半数の人は刃の交換を行ったことがないそうです。電気シェーバーの切れ具合に変化を感じないから。というのが大きな理由なんだそうですが、電気シェーバーを使うたびに少しずづ刃は消耗していきます。
劣化が進んだ刃はヒゲが引っかかりやすくなり、肌ダメージの元に。また、切れ味が悪くなることで本体への負担が増え剃り心地はますます悪くなるという悪循環に陥ることも。通常の動きと異なるため、故障の原因にもなります。
電気シェーバーは電化製品なので使う度にすこしづつ消耗していっており、寿命があります。人気の商品・ブランドの替刃やバッテリー、本体を変えるタイミングについて見ていきましょう。
電気シェーバー「ラムダッシュ」の寿命について
パナソニックのメンズシェーバー「ラムダッシュ」シリーズ。シェーバーの刃の交換時期は外刃は使い始めから約1年、内刃は約2年となっています。
約2週間に1回の充電で3年程度持ちますが、手入れや使用頻度次第で大きく変化します。2年でバッテリー交換になる人もいれば、10年たってようやく交換したという人も。
バッテリー交換は修理扱いになるため、買ったお店かパナソニックの修理ご相談窓口点検・修理の依頼を申し込むことになります。パナソニック製品の品質保証期間は1年です。
電気シェーバー「ブラウン」の寿命について
ブラウンの電気シェーバーの刃の交換時期は、18ヶ月(1年半)が目安となっています。ネットで検索してみると、 1年半でバッテリー交換になる人もいれば、5年10年と持つ人など様々でした。
バッテリーの交換は、ブラウンリペアセンターで修理扱いとなります。また、ニッケル水素電池が搭載されているシェーバーは、半年に1回充電池に残っている容量を充電をすべて使い切り、フル充電を行うことでバッテリーの品質を保つことができます。
ブラウン製品の品質保証期間は1年です。
電気シェーバー「フィリップス」の寿命について
フィリップスの電気シェーバーの刃の交換時期は約24ヶ月(2年)ごと、または替刃交換マークが表示されたら交換になります。
フィリップスの電気シェーバーの使用、充電、保管は室温5℃~35℃の環境下で行うことが推奨されています。推奨温度よりも低温や高温で充電すると、充電池の寿命が短くなります。
バッテリーの交換は、購入した販売店に相談するか、フィリップスサービス部門に部品交換へ。フィリップス製品の品質保証期間は2年です。
寿命を長持ちさせる方法など
電気シェーバーは高価なので、できるだけ長く使いたいところ。寿命を長持ちさせる方法をご紹介します。
電子機器である電気シェーバーは、丁寧に扱うことが第一です。何度も落としたり本体丸ごと水の中に長い時間入れっぱなしにするなど、乱暴に扱うことで故障の原因になり寿命が短くなる可能性があります。
メンテナンスもしっかり行うことで、寿命を長く保つことができます。ブラッシングやオイル差しをし、毛づまりを防ぎましょう。
また、ブラウンの電気シェーバーを充電器を長持ちさせる方法は、電池を最後まで使い切ったあとに、最低4時間の連続充電を半年ごとに行うことです。こうすることによって初めて使うときのような充電の活性化を促してくれます。
女性用電気シェーバーの寿命は?
肌を傷めにくく、快適にムダ毛が剃れることで女性用電気シェーバーも人気があります。特に人気のある、女性用電気シェーバー2種類の寿命についても見ていきましょう。
女性用電気シェーバーの「フェリエ」の寿命は?
パナソニックの人気シェーバー「フェリエ」は、顔の産毛や眉毛の形を整えるのに使われる小型のシェーバーです。乾電池で動くため、バッテリーの交換は簡単です。刃の交換は約1年半が目安。
使用後に本体の掃除をこまめにし、使用の3回に1回程度オイルを差せば、本体の寿命を長持ちさせることができます。利用者の声によると2年、5年、10年と長持ちすることから、壊れてしまってもフェリエをまた買う。というファンが多いようです。
女性用電気シェーバーの「サラシェ」の寿命は?
パナソニックの「サラシェ」は、女性の身体の脱毛用電気シェーバー。バッテリーは乾電池です。
内刃は約2年、外刃は約1年が交換目安となっています。本体の寿命は、半年位で壊れたという人もいれば4年持ったという人もおり、寿命はまちまちのよう。
ですが、パナソニック製品の品質保証期間は1年なので、普通に使用していてそれ以前に故障してしまった場合には、交換の申請をすることができるので安心です。サラシェは、モデルチェンジを繰り返しながら、15年間愛され続けている商品です。
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