ほとんどの方が使用している美容クリーム。
美容クリームは、肌の保湿効果や保護効果が高いため、夏はクーラーから守るため、冬は暖房から守るため、春や秋は花粉から守るため・・・。
お肌を乾燥と揺らぎから守るための美容クリームは、今や様々な種類が販売されています。
保湿目的のほか、エイジングケア用やナイト用、美白ケア用まで。価格も100円から数万円までとバラバラ。
どれを買ったらいいかわからない方に向け、プチプラ美容クリームから高級クリームまで、おすすめの商品をご紹介いたします。
さらに、前に病院で安く手に入ると話題になった「ヒルドイド」は、実は美容目的でもらうと違法になるの、知っていましたか?その理由も最後にありますよ。
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目次
美容クリームとは?どういう時に使うの?
美容クリームと一言で言ってもわからない!という方のために美容クリームのシーンごとの使い道についてまとめてみました。
保湿クリームとして使う
美容クリームは「保湿した潤いを保持する」効果と、「油分で肌を保護する」効果があります。
保湿成分となるセラミドやヒアルロン酸が入っている美容クリームが多く、中にはコラーゲンの生成を促すレチノールや新陳代謝を促進するプラセンタ等、様々な種類があります。
油分が多いものは皮脂の分泌を補い、雑菌の新入や刺激から肌を守ってくれるバリア機能も果たします。
美白のためのクリームとして使う
紫外線カット材が配合されている美容クリームは、日中用クリームとして美白を目的として使用できます。出かける前に日焼け止めとして下地で使用できるクリームも多く販売しています。
エイジングケア用として美容クリームを使う
鏡を毎日見ているとシワやシミが気になってきますよね。部分ケア用に目元用の美容クリームを使用することで、気になる部分を隠したりケアしたりすることができます。
保湿成分やコラーゲンの生成を促す成分が多く入っています。夜用のナイトクリームもあり、寝ている間にパックができるようなしくみになっています。
中にはマッサージができるスキンクリームもあり、リンパの流れも整えられ、お肌のくすみをとりハリと潤いを与えます。
美容クリームの紹介
100均から数万円の高級ブランドの美容クリームまで、様々なものが世に出回っています。
安いけど効果がある「コスパ重視」の美容クリームと、ちょっと高めだけど確実に効果が高い美容クリームの2つに分けてご紹介しましょう。
プチプラの美容クリームのおすすめランキングはこちら
「えっ?こんなに入っているのに、このお値段?」と驚くくらいコスパ最強かつ効果の高い美容クリームを、勝手にランキングをつけてご紹介します。私がおすすめするプチプラの美容クリームベスト4のランキングはこちらです。
第一位 ヴァセリン
ヴァセリン 40g / 80g / 200g(オープン価格) ※参考80g ¥368(税込)楽新ドラッグ
ワセリン100%の純度の高い天然保湿スキンオイル。だから「どんな敏感肌でも大丈夫」な美容クリーム。刺激ゼロ。あらゆる方が安心して塗って保湿することができます。アトピーもちの超敏感肌な私も、さすがにこの商品は大丈夫なので安心。特に冬に感想してカサカサした時などは、ワセリンでケアしています。化粧をする前に部分的に使用したり、アロマオイルを混ぜて寝る前に使用したり、と様々な使用方法ができます。特大サイズでこの値段なので、お肌だけでなく、お財布にも優しい美容クリーム。乾燥肌にはもちろん、ニキビ肌にも有効なクリーム、肌を正常な機能に戻す働きもあります。
第二位 ニベアクリーム
ニベアクリーム 50g / 56g / 169g (オープン価格)※参考169g 658円(税込)@cosme shopping
私の周りでも、ニベア愛好家がたくさん!「低刺激でお肌に優しい」「保湿力が高い」「安い」「どこでも手に入る」という理由から、多くの人の支持がある美容クリーム。人の肌本来の皮脂膜を補う成分が配合されているので、素肌になじみやすく刺激が少なく優しいクリーム。油分を多く含むため、パックやヘアケア、さらに家具の保護にも使用している人まで!顔だけでなく、身体にも使え、全身のスキンケアに使用できるクリーム。青い清潔感のある缶も見るだけで安心しますね。たくさん使っても罪悪感をもたないくらい、大容量でも安いコスパ抜群のクリーム。
第三位 ユースキンA
ユースキンA 30g 420円/ 70g 829円/ 120g 1,240円(税抜)
長い歴史のある最も親しまれてきた商品。Family Medical Creamというとおり、家族で使う目的で作られた美容クリーム。私もこの商品を知ったのは、おばあちゃんが使っていたからです。どの世代でも使える万能クリームなんですね。私もおかあさんもおばあちゃんも、冬はかかとのひび割れに悩んでいましたが、ユースキンをたっぷりつけて、上から靴下をはいて寝ることで、かかとの肌が回復します。もちろんお肌に優しく、刺激がない成分なので、長く愛されてきた商品。ユースキンの成分にある、ビタミンEで血行改善、グリチルリチン酸で消炎殺菌作用、ビタミンCで美白効果がある、というしくみで効果を発揮しています。
第四位 馬油「ソンバーユ」
馬油「ソンバーユ」 30ml 1,000円(税抜)
ソンバーユは天然オイルの馬油100%でできています。馬油なので赤ちゃんやデリケートなお肌の方でも使えるので安心ですね。保湿効果の高いセラミド配合の化粧品はお値段が高いことが多いのですが、馬油の場合は馬由来のセラミドなので、天然かつコスパが良いところがメリット。冬の乾燥した時期はたっぷり保湿として使いたいですね。塗ってもべたつかず、肌になじむ優しいところが魅力。
高級美容クリームのおすすめ商品はこちら
今度は高級美容クリームをご紹介します。高級と一口に言ってもお値段の幅がかなり広いので、こちらはお値段順に並べてみました。
SHISEIDO(資生堂) エッセンシャルイネルジャ モイスチャライジングクリーム
SHISEIDO(資生堂) エッセンシャルイネルジャ モイスチャライジングクリーム 50g ¥6,500
べたつかないので日中でも日常使いできるクリーム。化粧の下地として潤いキープのために使用できます水分と油分のキープ力が高く、くずれにくいクリームで、つけ心地がよいところが嬉しいですね。資生堂が自信をもっておすすめする美容クリームです。
ゲラン アベイユロイヤル バーム
ゲラン アベイユロイヤル バーム 30ml ¥7,200
ゲランの美容クリーム。ゲランと聞いただけでラグジュアリーな気分になれるのは私だけ?このゲランのアベイユロイヤルバームは、ハチミツがたっぷり入っている濃厚クリーム。ハチミツをお肌に塗るだけで潤いとエネルギーをチャージできますね。チューブなので持ち運びやすく使いやすいところも魅力。ハチミツのような甘くとろける肌に!
イプサ ターゲットエフェクト
イプサ ターゲットエフェクト S 30g ¥9,000
イプサからはこの美容クリーム。べたつかないので、汗をかく夏場でも使用できます。さらに、たった今の保湿だけでなく、将来のたるみもケアしてくれるアンチエイジング用の保湿クリームです。使うごとに若返りも期待できそうですね。
シャネル ラ クレーム ドゥース
シャネル ラ クレーム ドゥース 50g ¥18,000
怒涛のハイブランドが続きます。シャネルの美容クリームならこちら。オールインワンのシャネル美容クリーム「ラ クレーム ドゥース」です。化粧水後にこの1本のみで済むという時短アイテムです。シャネルなのに簡単で手軽にお手入れ完結なんて夢のようですね。保湿力の高さだけでなく、使い続けることで肌密度が上がるという肌機能回復にも役立つクリーム。貫禄の逸品です。
カネボウ スキンタイトニング クリーム
カネボウ スキンタイトニング クリーム 40ml ¥20,000
カネボウの美容クリームといえば、「スキンタイトニング クリーム」をご紹介しないわけにはいきません。体験するとわかる効果。塗った瞬間から肌が引き締まる、小顔効果もあるという驚異の美容クリーム。肌が締まるので、翌朝のむくみも解消するハリがアップする魔法の美容クリームです。プロもお墨付きのカネボウの自信作。
ゲラン オーキデ アンペリアル クリーム
ゲラン オーキデ アンペリアル クリーム 50ml ¥54,600
最高級の美容クリームはゲランの「オーキデ アンペリアル クリーム」でしょう。ゴールドとブラックのケースでトップブランドの貫禄ぶりを表していますね。世界最古の化粧品ブランドゲランからの効果抜群の高機能クリーム。貴重な天然オイル「アビシニアンオイル」を配合。水分・油分を確実にキープしてくれ、ほのかな香りが贅沢な気分を誘うクリーム。アンチエイジング効果も抜群。一度使ってみてはいかがですか。
ヒルドイドは美容クリームではない
ヒルドイドは、アトピー性皮膚炎による強い肌の乾燥、打撲によるあざの治療、ケガをしたあとのケロイドの予防などに用いられる医療用医薬品です。
健康保険が適用されるので、病院代含め1000円程度で手に入るからと美容目的で皮膚科にヒルドイドを求める女性たちが増え、一時期問題になりました。
ヒルドイドを美容目的で手に入れるのは違法行為?
何が問題かと言うと、美容目的で健康保険を使用し、国の財政の7~9割負担で処方してもらうという点です。結論から言えば、美容目的で皮膚科を受診して健康保険を使うのは違法行為にあたります。
健康保険法や国民健康保険法では、健康保険の適用範囲は「病気、ケガ、出産、死亡」としており、「美容」や「予防」で使うことは認められていません。
ヒルドイドを美容目的で使う人が増えた弊害
実際はヒルドイドの物量が減り、美容目的の人のせいで簡単に処方してもらえなくなったため本当に必要な患者さんの手に渡りにくくなっているのが現状です。
また今後「保湿剤そのものを保険適用外に」という声まで出ています。
私もアトピー性皮膚炎のため、皮膚科でヒルドイドを長く処方してもらっていましたが、ある日突然、「2本だけね」と普段の3分の1以下しかもらえなくなり、理由を聞いたところ、「たくさん渡せなくなった」とドクターが。
どうやら、この美容目的で使用する人が増えたためその対策としての取り組みだったようです。
それ以降は通院回数を増やさないとヒルドイドを十分にもらえなくなったため、困ったなあ、と感じました。
ヒルドイドの代用品はたくさんある
ヒルドイドの主成分は、ヘパリン類似物質です。薬局やドラッグストアには、ヘパリン類似物質が配合された市販薬がたくさん販売されているため、こちらに切り替えましょう。
特に「HPクリーム」は、ヘパリン類似物質の含有量がヒルドイドと同じです。他にも「ヘパリンZクリーム(ゼリア新薬)」、「ヘパリペア(ロート製薬)」等があります。お店の薬剤師さんに相談すると確実でしょう。
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