医療ハイフ(HIFU)とは？効果・種類・値段などを紹介

年齢と共に増えてくる体のお悩み。
そこで今注目されているのがハイフ(HIFU)です！
ハイフ(HIFU)は、ウエストや腰まわりのお肉、二の腕のたるみ、太もも、ヒップなどの部分痩せが期待できる痩身施術です。
今回はクリニックで受けることができる医療ハイフ(HIFU)についてご紹介します！

医療ハイフ(HIFU)とは？

ハイフ(HIFU)とは、高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)の頭文字を取った略称で、高密度の超音波を集束させてターゲット層に照射し、たるみを引き締めていく治療です。
体だけでなく小顔を目的とした顔への施術も可能です。

ハイフ(HIFU)は、肌の深い部分の脂肪細胞にピンポイントに熱エネルギーを与え、その熱エネルギーで脂肪細胞を破壊し脂肪細胞が少なくなることで、サイズダウンを目指します。
高い痩身効果、たるみの引き締め効果があり、リバウンドもしにくいと言われています。
また、肌表面にダメージを与えずに、狙った深さの部分に高エネルギーを与えることと、体への照射は肌の深い脂肪細胞をターゲットとして熱エネルギーを加えているので、痛みが少ないのが特徴です。

元々は医療機器として使用されていましたが、最近ではエステサロンでも出力は異なりますが活用されています。

医療ハイフ(HIFU)のメリット

ハイフ(HIFU)には以下のようなメリットがあります。

医療ハイフ(HIFU)の効果

ハイフ(HIFU)は、狙った部分の脂肪細胞に直接アプローチし、サイズダウンを促す痩身効果があります。
脂肪を減らしてくれますが脂肪吸引施術とは異なり、脂肪そのものを撃退します。
超音波の熱エネルギーを皮下脂肪に照射すると、脂肪細胞はその熱で溶けて破壊されます。
破壊された脂肪細胞は、その後体外に排出されていくので心配ありません。

また、超音波を1点に集めて真皮層～皮下脂肪層へとアプローチすることで、新生コラーゲンの生成を促し、肌の弾力やハリ感がアップします。
そのため、引き締まったハリのあるお肌に生まれ変わります。

医療ハイフ(HIFU)機器の種類

機器には1.5mm、3mm、4.5mmの深さに焦点を合わせるカートリッジが用意されており、それぞれ「真皮層」「脂肪層」「SMAS(筋膜)」と作用させたい組織に的確に超音波を当てることができます。
日本では多くの美容外科や医療機関がハイフ(HIFU)を導入していますが、機器は様々なメーカーが製造しており、特長も異なります。
現在日本で多く使用されている代表的な機器をご紹介します。

ダブロ

ダブロは、ウルセラ(アメリカのウルセラ社が製造・販売している機器で体には使用不可)を真似て製造された韓国製の機器です。
ダブロの特長は、超音波を広範囲照射してエネルギーを分散させるため、ウルセラと比べて痛みが感じにくいという点です。その分、効果の持続も弱く、数ヶ月〜半年程度の持続になります。

ウルトラセルQ+

ウルトラセルQ+は、韓国のJeisys(ジェイシス)社の機器です。
こちらは2.0mmのカートリッジも備わっており、よりきめ細やかな治療が可能です。
また、照射エネルギーを細かく調整しやすいため、痛みを感じにくいのも特長です。
治療費も比較的手頃です。

ウルトラフォーマー3

ウルトラフォーマー3は、1.5mmや2.0mmのカートリッジを使用して連続照射を行うハイフシャワー、ハイフアイシャワーという独自の照射方法があります。
カートリッジの種類が豊富で、きめ細やかな設定でのたるみ治療ができ、顔だけでなく体の痩身目的にも使用されています。
痛みが少なく、照射時間が短いのが特長です。

医療ハイフ(HIFU)の回数について

ハイフ(HIFU)の回数についてですが、一度の照射で隙間なく細かく照射したとしても全ての脂肪細胞に照射ができるわけではないので、体のサイズダウンや部分痩せをしたいという方は徐々に脂肪を薄くしていきながら複数回の照射が必要となります。
脂肪の量やつき方によって回数は異なりますが、最低でも1、2ヶ月ごとに3～5回は繰り返して照射することをおすすめしています。

医療ハイフ(HIFU)の値段相場

医療ハイフ(HIFU)の値段相場を調べてみました。
全て税込価格です。
※アルファクリニック公式サイト参考

腹部‣太腿(内側)‣臀部(各部位)

腕・膝上(各部位)

全身5ヶ所

全身3ヶ所

全身2ヶ所

医療ハイフ(HIFU)の注意点

ハイフ(HIFU)の注意点もチェックしておきましょう！

ある程度脂肪がないとできない

ハイフ(HIFU)の超音波は、狙った皮下脂肪細胞にアプローチして破壊していくため、表皮や他の組織に影響を与えないという特徴があります。
しかし、その皮下脂肪の厚みがあまりない場合は、脂肪細胞以外の組織に影響が出てしまう可能性があるため、万が一を考え脂肪の厚みが2.5cm以上でないと、施術が受けられないことがあるので注意しましょう。

施術中はチクチクするような痛みがあるかも

1点に集中した照射ですが、その温度は高温になるので、施術中にチクチクするような痛みを感じることがあります。
痛みはそれほど大きくはなく、麻酔なしでも我慢できる程度ですが、痛みに弱い方や不安な方は事前にカウンセリングで相談してみましょう。

まとめ

今回は、医療ハイフ(HIFU)を利用した痩身についてご紹介しました！
リバウンドしにくく効果の高い医療ハイフ(HIFU)はダイエットにとてもおすすめです。
費用はかかりますが、即効性のある治療をお探しの方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか？