ディフェリンゲル(Differin)でニキビ治療!効果や使い方について紹介

皮膚科でのニキビ治療に必ずと言っていいほど処方されるディフェリンゲル(Differin)。
ニキビ治療にいいと聞くけどどのような効果と副作用があるのか気になるところですよね。
ディフェリンゲル(Differin)は医薬品ですが病院へ行かずに手に入れる方法があるなら知りたいですね。

今回はそんなニキビ治療には欠かせないディフェリンゲル(Differin)の効果と副作用、どこで購入できるのかについてご紹介していきます!

ディフェリンゲル(Differin)について

会社名Galderma(ガルデルマ)
本拠地スイス ローザンヌ
設立1981年
代表スチュアートレッツマン

スイスの製薬会社ガルデルマが開発した外用尋常性ざ瘡治療剤がディフェリンゲルです。
1995年にディフェリンゲルは開発されていましたが、日本での販売承認が下りたのは2008年です。日本の病院で処方されるものはマルホ株式会社で製造販売されています。

ディフェリンゲルは国によっては別の製品名で知られていることがあります。後発のジェネリック医薬品は「アダパレンゲル」「アダパレンクリーム」という名称で処方されています。
国によって成分が異なるので並行輸入品を購入するときは注意してください。

ディフェリンゲル(Differin)の効果【働き】

ディフェリンゲル(Differin)はヨーロッパを中心に世界的に信頼度の高い製品です。ディフェリンゲル(Differin)は主にニキビ治療で病院で処方される外用薬です。

  • 有効成分アダパレンがレチノイン酸受容体といわれる部位に結合し表皮角化細胞の分化を抑制し、ニキビの前段階の微小面皰と非炎症性皮疹(白ニキビ、黒ニキビ)を予防します。
上記のような働きがあります。

ディフェリンゲル(Differin)に副作用はある?

ディフェリンゲル(Differin)は処方せん医薬品です。
ディフェリンゲルは副作用ではありませんが様々な皮膚症状を伴う薬です。
一時的にニキビが増えたり、皮膚剥脱や赤みが強く出る、かゆみ、湿疹、肌がヒリヒリするなどが高い確率で起こります。
この皮膚症状はディフェリンゲル使用から1ヶ月〜ほど続きます。
しかしこれらの症状はディフェリンゲルを使用する人の80%の人に起こる、ニキビ治療に必要な過程でもあります。
「症状がひどいから」と言って途中でやめてしまうとニキビの改善がどんどん遅れてしまうので治療中の1〜2ヶ月は辛抱強く使うことが大切です。
本当に自分に合っていない場合は医師が治療を中止するので、不安な方は最初は病院で処方してもらうのがおすすめです。

ディフェリンゲル(Differin)の商品情報

ディフェリンゲル(Differin)の商品情報をご紹介します。

商品名ディフェリンゲル
料金相場5,500〜7,000円
(病院での保険適用の場合15g:約600円)
内容量45g/1本
成分・アパダレン1mg含有
・プロピレングリコール
・パラオキシ安息香酸メチル
・カルボキシビニルポリマー
・ポリオキシエチ レン(20)ポリオキシプロピレン(20)グリコール
・エデト酸ナトリウム水和物
・水酸化ナトリウム

ディフェリンゲル(Differin)の使い方

ディフェリンゲル(Differin)の使い方を紹介します。

  1. 化粧を落とし、洗顔します。
  2. 敏感肌用化粧水や乳液を塗布します。
  3. ディフェリンゲルを顔のニキビや、ニキビができそうな箇所(皮脂量の多い部分)に塗り広げます。

夜寝る前1日1回の使用を守りましょう。

服用の注意事項(禁忌事項)

以前使用してアレルギー反応が起きた方、医師から使用を止められている方は使用しないでください。

また、妊娠中や授乳中の使用は禁止している医師がほとんどです。
動物実験での奇形が確認されたので人間の子供に影響がある可能性もあります。

保管方法

直射日光を避け、高温・多湿ではない室温(1~25℃)で保管しましょう。
小さなお子様やペットなど、手の届かない場所に保管しましょう。

ディフェリンゲル(Differin)の購入方法

ディフェリンゲル(Differin)は日本で認可を受けている医薬品のため、病院で診察後に処方してもらうことができます。
その場合15gを保険適用で500円程度(薬価:1,800円前後)で手に入れることができます。ニキビができていない方の美容目的での処方は保険適用になりません。

他に、日本国内での購入方法としては、個人輸入代行業者を利用して購入するか、Amazonなどのネットショッピングサービスを使って購入する方法があります。
ただし、使用期限や成分が日本製と違う可能性があるので不安な人は皮フ科で診察して処方してもらうのがおすすめです。

個人輸入について

個人輸入とは、外国製の製品を個人で使用することを目的として、海外のメーカーなどから個人が直接購入することです。
近年では個人輸入代行業者を利用して輸入する方法も増えています。

リスク

医薬品などを個人輸入した外国製品は、日本国内で世紀に流通している製品と比べて、品質・有効性及び安全性が確認されていないため、保証はありません。
そのため期待する効果が得られなかったり、人体に有害な物質が含まれている可能性があります。

サプリメントや健康食品等でも、医薬品成分が含まれていて健康被害を引き起こす可能性もあります。個人輸入で外国製の製品を購入する場合は、このようなリスクを把握した上で、十分に注意しましょう!

個人輸入代行業者とは

個人輸入代行業者とは、個人輸入に係る手続きの代行を行う業者です。
注文・支払い・通関・配送などの手配を行ってくれます。

最近では、個人輸入代行サイトを使用して、ネット上で注文を受け付けるサービスも増えていますよ。

ニキビ(吹き出物)の原因

ニキビや吹き出物の原因は、毛穴に皮脂や汚れが溜まり、それが原因で毛穴の出口が炎症を起こすことでできます。
すぐに治る軽いものから、重症のものですと、ニキビ痕として跡を残してしまうものまであります。

では、毛穴に皮脂や汚れが溜まらないように洗顔等を行っていれば絶対にニキビはできないのか、というとそういう訳ではなくその他にも原因はあります。
ニキビの原因はさまざまで、その中でも大きな要因は以下の3つです。

  1. 毛穴の閉塞
  2. 皮脂の過剰分泌
  3. ニキビの元となる菌(アクネ菌)の繁殖
上記が起きる原因は、
  • 食生活の乱れ
  • 睡眠不足
  • ホルモンバランスの乱れ
  • ストレス
  • 脂性肌
ニキビを改善するためには、スキンケアと合わせて生活の質の改善も必要になってきます。

そもそもニキビとは?吹き出物との違い

ニキビとは、毛穴に皮脂や汚れが溜まることで炎症が起こり、プツッとできてしまう発疹のことです。
主に、おでこ・頬・口の周り・下あご・胸・背中などにできます。
ニキビといえどいくつか種類があります。

  • 白ニキビ
  • 黒ニキビ
  • 赤ニキビ
  • 黄ニキビ

そんなニキビですが、吹き出物とは何か違いがあるのか気になっている方は多いのでないでしょうか?
思春期の時は『ニキビ』と言っていたものが、大人になると『吹き出物』と言うようになります。
大人になって「ニキビができた」というと「吹き出物でしょ?」と指摘された方もいるでしょう。

では、ニキビと吹き出物に何か違いがあるかと言うと、違いは全くありません。
専門的な言葉で言うと『異常性ざ瘡』と言われる皮膚の病気に両方とも該当します。

ディフェリンゲル(Differin)以外のニキビケア商品について

ディフェリンゲル(Differin)以外にも海外のニキビケア商品はたくさんあります。

などなど…
ディフェリンゲル(Differin)は日本では定番のニキビ治療薬ですが、ヒマラヤ社のニキビケア製品も人気が上がりつつあります。

ヒマラヤ(Himalaya)社のニキビケア商品ヒマラヤ(Himalaya)社のニキビケア商品一覧!効果や商品情報、個人輸入についても紹介

まとめ

ディフェリンゲル(Differin)について詳しくご紹介しました!
比較的安価な薬ですので、ニキビに悩んでいる方は一度病院で処方してもらってはいかがでしょうか。効果を確認できたらコスパがいい海外からの並行輸入を考えてもいですね。

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