かゆみ向けの薬用シャンプー情報まとめ!普通のシャンプーとの違いや口コミも紹介

かゆみは誰もが経験する皮膚トラブルです。そしてその原因もさまざま。
ちょっとした刺激や虫刺されなどの一時的なかゆみなら問題ありませんが、生活習慣の乱れやストレス、睡眠不足でもかゆみは起こるものです。かゆみを繰り返すようなら毎日使うシャンプーには気を使いたいところですよね。
そんなかゆみを感じやすい敏感肌やトラブル肌の方におすすめなのが薬用シャンプーなので、ご紹介していきましょう。

かゆみ向けの薬用シャンプーとは?

かゆみ向けの薬用シャンプーにとって重要なのは殺菌成分と整肌成分です。
最近の薬用シャンプーは臭い対策として殺菌成分を配合している傾向が見られるのですが、製薬会社が開発した男性向けの薬用シャンプーには殺菌成分と整肌成分が同時に配合されているタイプがあります。
ただし、男性向けの商品は洗い上がりの爽快感を出すために、メントール系の刺激成分が少しばかり配合されているので、メントール系の刺激に弱い人は整肌成分をメインに考えた方が良いと思います。

薬用と普通のシャンプーの違いについて

薬用シャンプーと一般的なシャンプー(化粧品)の違いは「薬用成分が配合されているかどうか」です。
薬用成分というのは国(厚生労働省)が指定している成分のことです。ただし、薬(医薬品)とは異なり、治療を目的とした成分ではありませんので注意してください。
また、薬用という言葉と医薬部外品は同じ意味で用いられます。
成分表をみると、普通のシャンプーにも薬用成分が表示されている場合がありますが、これは配合量がごく少量なので薬用(医薬部外品)の規定外という考え方になります。
薬用よりも天然派化粧品の方が低刺激性という認識を多く持っている人が多いのですが、これは一概に正解とは言えません。
薬用成分の多くが生薬など植物から抽出されているエキスであることと、精製されて純度が高まっているので不純物の含有割合が高い植物性成分よりも肌への刺激が少ないと考えることができるからです。

薬用成分の紹介と説明

一口に「薬用成分」と言ってもその種類は非常に多く、一言で説明できるものではありません。
しかし、薬用シャンプーにおける薬用成分にはだいたい「殺菌成分」と「整肌成分」が主たる成分として配合されています。
1種類でも薬用成分を配合していれば「薬用シャンプー」という扱いです。
それでは、薬用シャンプーに配合されている主たる薬用成分をご紹介していきましょう。

殺菌成分

  • ピロクトンオラミン
  • シメン-5-オール
  • ジンクピリチオン
  • イソプロピルメチルフェノール
などです。これらの有効成分はかゆみや加齢臭や皮脂汚れ臭など、雑菌がもたらす頭皮トラブル対策を目的として配合されます。
雑菌が繁殖するとかゆみやニキビなどの肌荒れが発生し、内側の水分がどんどん蒸発していくので、重要な成分と言えます。

整肌成分

整肌成分とは荒れた頭皮のキメを整えて、炎症を抑えるための成分です。薬用シャンプーでは甘草という生薬の根の部分に多く含まれているグリチルリチン酸ジカリウムという成分が多く用いられています。
グリチルリチン酸ジカリウムは敏感用の薬用ボディソープや洗顔料にも配合されている成分で、薬用シャンプーではマスト成分と言っても良いでしょう。

かゆみ向けおすすめの薬用シャンプーと口コミ

ここでは特にかゆみの方におすすめの薬用シャンプーとその口コミをご紹介します。男性向けの商品の中には薬用成分が2種類配合されているタイプもあり、女性が使っても問題ないものなので同時に紹介していきたいと思います。

ミノン

CMに大島優子さんを起用したり、ボトルのデザインがピンクを基調としているなど、女性(もしくはママ)を意識した製品という印象ですが、性別や年齢に関係なく使えます。
まだ、敏感肌という言葉が世間に浸透する前から、敏感肌用の石鹸として開発されたのがミノン。
今では薬用ボディソープ、薬用シャンプー、薬用ローションなど敏感肌や荒れた肌用のトップブランドに成長しました。

薬用成分

  • グリチルリチン酸ジカリウム:荒れた肌の炎症を抑え、キメを整える成分

口コミ

安心感で選んでいます
製薬会社が作っているということで、市販のシャンプーでは安心感でミノンを選んでいます。最近や安いシャンプーでも低刺激性をうたい文句にしていますが、やはり安心感が違うと思います。
リピートしています
敏感肌の自分にとってミノンは欠かせません

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ウルオス

日本の大手製薬会社である、大塚製薬が製造・販売している男性向けデオドラントコスメブランドが「ウルオス」です。
薬用スカルプシャンプーには殺菌成分と整肌成分のW成分が配合されています。男性向けとなっていますが、女性が使っても問題ありません。

薬用成分

  • シメン-5-オール:臭いの原因菌を減らす殺菌成分
  • グリチルリチン酸ジカリウム:荒れた肌の炎症を抑え、キメを整える成分

口コミ

旦那が良いと言っています
旦那が大変気に入っており、独身時代から絶対これじゃなきゃ嫌!というので使い続けています。
コンディショナーなどは必要なく、これ一本で洗い上りがすごくさっぱりスッキリして良いそうです。
私も試しに使ってみましたが、確かにコンディショナー不要でした。
現在の効果のほどはわかりませんが、将来の抜け毛も心配してこの製品を選んでいるようです。
自分にはあっていると思います
自分の髪はサイドが跳ねやすく困っていたところこの商品を見つけました、使ってみたら髪が良くまとまるようになりました。
剃り込みの部分の後退と抜け毛にも困っていたのですが抜け毛が減りました。
買ってよかったです。とてもオススメできます。

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オクト

日本の大手製薬会社のライオンが製造・販売している頭皮ケア用の薬用シャンプーです。こちらも年齢や性別にかかわらず、家族全員で使用できます。
特に乾燥が気になる方にはオクトserapie(セラピエ)という上位商品もあります。

薬用成分

  • オクトピロックス:肌荒れの原因菌を減らす殺菌成分

口コミ

湯シャン派におすすめ
タモさんの影響でここ数年は湯シャン派でしたが、皮脂の臭いがたまに気になるので、さんざん選んだ上でこちらを購入。
大正解でした。
泡立ちも良いし、匂いも含め爽快感のあるシャンプーです。
ずっと使い続けると思います。
加齢臭が消えた?
リンスと一緒にリピート買いしています。
以前はずっとLUXをメインに色々なメーカーを使っていました。
35歳を過ぎたあたりから、夕方になるにつれ、頭皮からおじさん特有の脂臭さいいやな臭いが出るようになりました。
その臭いに悩んでいた時に妻に薦められたのがオクトでした。
使用するまで半信半疑でしたが、初めて使用した次の日から効果覿面で臭いやかゆみが全く無くなり
仕事から帰って来て頭皮を嗅いでもらっても全く臭わないらしく、自分でも気にならなくなりました。
何度か違うシャンプー・リンスを使用したのですが、やはり臭い始めてすぐにオクトに戻しました。
洗いあがりの香りもほのかに香る程度で、香りで誤魔化そうとしない商品なんだなと思いました。
シャンプー後のリンスはしてもしなくてもどちらでも良いのですが、使用した方が効果が出るらしいので使用方法を守っています。
おじさんはオクトが手放せなくなりました。
ずっとお世話になる商品だと思います。

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キュレル

キュレルは花王から発売されている、敏感肌向けのコスメブランドです。
花王では皮膚細胞を構成する「セラミド」という物質に着目したスキンケア商品が多いのですが、キュレル薬用ヘアシャンプーも頭皮のセラミドを保護しながら優しく洗い上げます。

薬用成分

  • グリチルリチン酸ジカリウム:荒れた肌の炎症を抑え、キメを整える成分

口コミ

フケとかゆみが止まりました
年齢が上がってこれまでのシャンプーリンスが急に皮膚に合わなくなってしまい、一年以上、フケが出たり頭皮が痒くてたまらない状態が続いていました。皮膚科で薬を処方してもらったりもしましたが、根本的な解決にはなっていないので、色んなシャンプーをとっかえひっかえ、シャンプー難民状態が続いていました。
敏感肌用の物ではコラージュフルフル→ミノンと使ってみたのですが効果が感じられず、最後に買ってみたのが キュレル。
こちらは美白化粧水・乳液を以前から愛用していたのですが、結論から言うと、真っ先にこれを試せば良かった!でした笑
あれだけ痒みとフケに悩まされていたのが嘘のように、3日目には完全に痒みが無くなりました!そしてフケもその後収まりました。
長年の脂漏性皮膚炎が!
慢性的な脂漏性皮膚炎で、酷くなったら薬で抑えていますが、シャンプーも合わないものを使うとすぐに痒み・湿疹・フケなどの症状が悪化してしまうため、色んなシャンプーを試してきました。
治療の定番であるコラフル・オクトセラピエ・メディクイックなどは効果を感じられず、ネットで好評だったH&S menは刺激が強いせいか使用した直後に悪化してしまいました。
どうせ治療系のシャンプーが効かないなら低刺激なものをと考え、こちらを試したところ今まで使用したもので最も症状が治まり、以降リピートしています。
体質や症状のタイプなどで一概には言えないと思いますが、合うシャンプーが見つからないという方、試す価値有りです。

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かゆみ向け薬用シャンプー情報のまとめ

薬用シャンプーはフケ・かゆみをとめる、臭いを軽減するなどある一定の予防効果を持つ薬用成分(医薬部外品成分)が配合されているシャンプーのことです。
かゆみ向けの薬用シャンプーの場合はグリチルリチン酸ジカリウムという整肌成分と殺菌成分に着目して選びますが、特にグリチルリチン酸ジカリウムは重要な成分と言えるでしょう。
ただし、かゆみの状態がひどかったり、再発を繰り返すような時は無理をせず皮膚科で治療を受けるようにしてください。

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