女性向け薬用シャンプー情報のまとめ！匂いやフケ、かゆみについても説明します

ドラッグストアーやネット通販でシャンプーを選ぶ場合、種類がありすぎて悩むことって多くないですか？
シャンプーにはざっくりと分けるだけでも、女性用、男性用、どちらでも使えるタイプ、アミノ酸系、ノンシリコン、無添加、薬用（医薬部外品）、それ以外の化粧品に属するものなどのカテゴリーが出てきて混乱してしまいそうですよね。
そこで、今回は特に地肌や髪の毛のコンディションやエイジングが気になる女性のための「薬用シャンプー」について特集してみましょう。

女性向けの薬用シャンプーとは？

まず、大きく分けて女性用と男性用のシャンプーの違いをみると、成分的には大きな違いはありません。
強いて違いを挙げるとなると、女性向けはフローラル系の香りと低刺激を強く意識していて、商品によっては美容成分や保湿成分が多く配合されています。
一方、男性向けはスーッとした洗い上がりを重視しているので、メントール系の成分が配合されていること、そしてボトルのデザインが華やかな女性向けとシャープな男性系の違いぐらいです。
また、化粧品のカテゴリーになると女性向けの製品は一気に種類が多くなります。成分もボタニカルや無添加、ハーブ処方など、より低刺激で自然派志向が高まる傾向にあります。
しかし、サロン系の化粧品にカテゴライズされているシャンプーに比べると、市販品でも薬用シャンプーにはしっかりと薬用成分が配合されているので、頭皮トラブルを抱えている方は薬用シャンプーの使用をおすすめします。
薬用シャンプーに関しては男性向けの商品を女性が使っても大きな問題はありません。

薬用シャンプーで女性の頭皮の匂いは防げる？

近年は男性向けにデオドラント（消臭）効果の高いシャンプーが人気を博していますが、実は女性も加齢やストレスによって頭皮から異臭が漂うケースが増えています。
この匂いの原因は男性と同じ、雑菌の異常繁殖によるものです。男性に比べて女性の頭皮の匂いが弱いのは皮脂の分泌量が男性より少ないからです。
しかしながら、加齢や乾燥または紫外線などの環境ストレスによって頭皮環境が悪化すると、女性も皮脂分泌量のバランスが崩れ、男性並みの異臭を放つ場合があるんですよ。
そんな時は薬用シャンプーに含まれている殺菌成分に着目しましょう。
女性向けの薬用シャンプーに比べると男性向けの商品には殺菌成分が配合されているタイプが多いので、頭皮の匂いが気になる方は男性向け薬用シャンプーの利用もおすすめです。
薬用成分の中にはどんな殺菌成分があるのかについてはまた後ほど説明します。

薬用シャンプーで女性の頭皮のかゆみの原因をブロック

女性の頭皮の悩みの中でもトップクラスに多いのが「かゆみ」だと思います。
かゆみの原因には幾つかの要素が考えられるので一覧にしてみました。

薬用シャンプーで女性のフケ対策

女性は生理などでホルモンバランスが崩れると、頭皮にも悪影響を及ぼし、一時的にですがフケが大量発生することがあります。
フケとは頭皮に発生する垢のことです。これが大量に発生するということは乾燥や皮脂バランスの異常が発生している証拠なので、薬用シャンプーに配合されている整肌成分に着目してみましょう。
薬用シャンプーの整肌成分として一番使われているのが甘草という生薬の根の部分から抽出されるグリチルリチン酸ジカリウム（グリチルリチン酸2K）という成分です。

薬用シャンプーは女性の育毛に効果的？

高齢化やストレス社会が進む日本では女性の脱毛問題も顕著になってきました。
かつては男性特有の頭皮の障害と言われていた脱毛症が女性の間でも拡大しているのです。
脱毛症の原因は男性と女性で異なりますが、発生のメカニズムは同じです。つまり、頭皮（スカルプ）に異常が発生し、ヘアサイクルが狂ってしまうこと。
現在は女性向けの育毛シャンプーも増えてきましたが、基本的に頭皮の環境を整えることが重要になるので、グリチルリチン酸ジカリウムなど薬用の整肌成分が配合されている薬用シャンプーの使用をおすすめします。

薬用シャンプーは市販品でも大丈夫？

女性向けのシャンプーというのは星の数ほどあって、サロン系やネット通販専用商品などは成分も厳選され、市販品に比べると効果が高いような印象がありませんか？
しかし、市販品のシャンプーというのは基本的に製薬会社や歴史の長い化粧品メーカーが出しているものが多く、主成分となる薬用成分がしっかりと配合されているので、幅広い層の方が使用しても一定の予防効果を発揮するものが多いんですよ。
大事なことは頭皮の状態が維持できる商品を「使い続ける」ということなので、無理をして高価なシャンプーを買うより市販品の優秀な薬用シャンプーから試してみることをおすすめします。

薬用と普通のシャンプーの違いについて

薬用シャンプーと一般的なシャンプー（化粧品）の最大の違いは「薬用成分が配合されているかどうか」です。
薬用成分というのは国（厚生労働省）が指定している成分のことです。ただし、薬（医薬品）とは異なり、治療を目的とした成分ではありませんので注意してください。
また、薬用という言葉と医薬部外品は同じ意味で用いられます。
成分表をみると、普通のシャンプーにも薬用成分が表示されている場合がありますが、これは配合量がごく少量なので薬用（医薬部外品）の規定外という考え方になります。

薬用成分の紹介と説明

一口に「薬用成分」と言ってもその種類は非常に多く、一言で説明できるものではありません。
しかし、薬用シャンプーにおける薬用成分にはだいたい「殺菌成分」と「整肌成分」が主たる成分として配合されています。
1種類でも薬用成分を配合していれば「薬用シャンプー」という扱いです。
それでは、薬用シャンプーに配合されている主たる薬用成分をご紹介していきましょう。

殺菌成分

整肌成分

整肌成分とは荒れた頭皮のキメを整えて、炎症を抑えるための成分です。薬用シャンプーでは甘草という生薬の根の部分に多く含まれているグリチルリチン酸ジカリウムという成分が多く用いられています。

女性向けおすすめの薬用シャンプーと口コミ

ここでは特に女性におすすめの薬用シャンプーとその口コミをご紹介します。ただし、女性向けといっても男女兼用やファミリー用も含んでいるので注意してください。

サクセス薬用シャンプー

サクセスは男性向けのヘアケア商品ですが、殺菌成分のピロクトオラミンが配合されていて、匂いの原因菌を抑制する効果が高く、男性向けの薬用シャンプーでは8年連続で売り上げナンバーワンに輝く商品です。
男性が好むスーッとする使用感のためにメントールが配合されていますが、コストパフォーマンスも良く、皮脂量が多く頭皮の匂いが気になる女性にもおすすめです。

薬用成分

口コミ

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ミノン

特に女性専用というわけではありませんが、CMに大島優子さんを起用したり、ボトルのデザインがピンクを基調としているなど、女性（もしくはママ）を意識した製品だと思います。
まだ、敏感肌という言葉が世間に浸透する前から、敏感肌用の石鹸として開発されたのがミノンです。
今では薬用ボディソープ、薬用シャンプー、薬用ローションなど敏感肌や荒れた肌用のトップブランドに成長しました。

薬用成分

口コミ

「コスパがいい」という意見と「高い」という意見が見られますが、通販専用の低刺激性アミノ酸系シャンプーだと3,000円以上することを考えれば、1,500円程度で購入できるミノンは手が出しやすい価格帯だと思います。

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h&s

海洋ミネラルの力で髪と地肌に栄養を与える、ヘッドスパ思想の薬用スカルプケアブランドです。女性用と男性用に分けられていて、女性用の薬用シャンプーには美容成分が多めに配合されています。

薬用成分

口コミ

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LaSana(ラサーナ)

LaSana(ラサーナ)は女性専用のスカルプケアブランドです。それぞれの頭皮と毛髪の状態にアジャストした豊富な製品がラインナップされていますが、薬用シャンプーは1種類でそれ以外は化粧品のカテゴリーになります。
ネット通販専門商品で、市販品に比べると値段が高いというのがネック二なるかもしれませんが、美容成分は市販品より多めに配合されています。

薬用成分

口コミ

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女性向け薬用シャンプー情報のまとめ

薬用シャンプーはフケ・かゆみをとめる、臭いを軽減するなどある一定の予防効果を持つ薬用成分（医薬部外品成分）が配合されているシャンプーのことです。
女性向けの商品はより低刺激で天然原料や高級オイル成分を配合した化粧品カテゴリーのシャンプーも数多くありますが、現在何かしらの頭皮トラブルで悩んでいる方は、シンプルな成分配合の薬用シャンプーでケアする方がアレルギーリスクが少ないのでおすすめです。