クセの強い役や、優柔不断だったり、気の弱いキャラクターの演技に定評のある俳優の大倉孝二さん。ドラマ、映画、舞台でも人気ですが、CM出演でも人気の役者で、現在までに多数のCMに出演されています。江崎グリコのポッキー何本分話そうかなシリーズや、久光製薬のアロマdeマッサージ・ココサロ、キリン生烏龍 などが有名で、他にも多くの会社のCMに出演して20年以上にわたる長い間、活躍されています。現在はテレビCMだけではなく、インターネット、スマートフォンアプリ上の動画や広告でも数多くの出演をする大倉孝二さんのプロフィール、CM出演や活動を主に紹介していきたいと思います。
目次
大倉孝二ってどんな人?
大倉孝二さんは専門学校舞台芸術学院を卒業後、芝居を作りたいと考え、1995年当事、偶然開催されていた劇団ナイロン100℃役者オーディションに合格して、そのまま役者の道に入りました。テレビでは1998年のドラマ「踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル」あたりから、よく出演するようになり、近年では2016年のドラマ「火の粉」で、父にコンプレックスを抱く、さえないお父さん役である梶間俊郎役などが有名です。2020年にはNHKよるドラの「伝説のお母さん」や、テレビ朝日の金曜ナイトドラマ「女子高生の無駄づかい」に出演されています。
アニメ等の声優もされていて、2011年のアニメ「へうげもの」では主人公の古田織部役で出演されていました。CMも数多く出演されていますが、特にグリコのポッキーのCMシリーズ「ポッキー何本分話そうかな。」はWEBでいつでも長編シリーズもののCMが見れるので、人気もあり有名なCMとなっています。
2006年に舞台共演した女優の朱門みず穂さんと結婚、友人には俳優や司会者として有名な八嶋智人さんがおり、共演作品もあります。カレー料理やサッカー観戦を好み、仕事にも活かせる映画鑑賞も好まれるそうです。現在もテレビドラマや映画、CM、舞台、声優など多くの分野で活躍されています。
大倉孝二のプロフィール
- 名前:大倉孝二(おおくら こうじ)
- 生年月日:1974年7月18日
- 星座:かに座
- 血液型:AB型
- 身長:187cm
- 出身地:東京都
- 趣味:映画鑑賞、サッカー観戦
- 特技:バドミントン
大倉孝二出演のCM一覧
キリンビバレッジ「キリン生烏龍」
久光製薬「アロマdeマッサージ・ココサロ」
江崎グリコ「ポッキー」
他にも以下のCMに出演しています。
- ジェイフォン「メール受信料無料」
- JT日本たばこ産業「スモーキングクリーンキャンペーン」
- AJINOMOTO「健康サララ」「味の素ギフト」
- NTTドコモ
- so-net「Broadband ひかり」
- WOWOW
- NOVAホールディングス「NOVA」
- キリン「一番搾り」
- 東京三菱銀行
- セブンイレブン
- 富士急ハイランド「フジヤマ」
大倉孝二のCMピックアップ:江崎グリコ「ポッキー」
江崎グリコのポッキー公式サイトにて次々とアップロードされているCMシリーズです。長編CMも多く、母の誕生日編など6分を超えるショートドラマに近い構成のCMもあります。大倉孝二さんは転勤をして複雑な気持ちを抱える娘と娘を支えるお母さんの3人暮らしをする優しいお父さんを演じています。お母さん役の宮沢りえさん、娘役の南沙良さんとの掛け合いは、どこかほのぼのとしていて、ポッキーの素晴らしさが引き立つようなCMのつくりになっています。またバックミュージックとして、B’zが新たに「マジェスティック」と言う曲をつくり、シリーズを通して「明日は、何本分話そうかな」シリーズのテーマ曲になっています。ポッキーは時代を超えて愛される定番の商品ですが、新商品も多く、CMタイトルの午後の贅沢と言うのはポッキーの新商品名です。ショコラ、宇治抹茶、苺などの味があり、ちょっとだけ値段が高めの凝った味のポッキーが楽しめます。
大倉孝二のCMピックアップ:久光製薬 「アロマdeマッサージ・ココサロ」
2012年頃に登場した久光製薬のCMです。大倉孝二さんはOLの女性の肩に乗るくらい小さくて、めんどくさい上司役で出演されています。実は幻影で、アロマdeマッサージ・ココサロを肩から首筋あたりを塗った瞬間に消えてしまう面白いキャラクターを演じました。製薬会社の作るCMとは思えない、どこか馬鹿っぽくてコミカルな印象が特徴的でした。商品自体は先端がボール上になっているラベンダーなどのいい香りのする小さくて、持ち運びしやすい塗るタイプのマッサージ商品です。現在は久光製薬での製造を中止してしまっているようで、入手できなくなってしまったのが残念です。
大倉孝二のCMピックアップ:富士急ハイランド「フジヤマ」
おそらく演技ではなく素の大倉孝二さんが見れるCMです。実際に試乗するタイプのCMなのですが、富士急ハイランドのギネスにも載った絶叫コースター「フジヤマ」内の特殊なカメラで撮影されているので、一見、誰が誰だかわからないような感じです。乗る事の恐怖感が伝わってくるような風圧による変顔と「うぉー!」と言った感じの悲鳴だけのCMで今見るとシュールで面白いですね。これが全く恐怖感がなく、完全にお芝居だとしたら大倉さんは本当にすごい俳優だと思います。
大倉孝二のCMピックアップ:キリンビバレッジ「キリン生烏龍」
キリンの定番商品「生茶」に続く商品開発の中で作られた「キリン生烏龍」のCMです。2004年頃に製作された若い頃の大倉孝二さんが出演されていました。ちょっとさえない新入社員の二人が社長と秘書を見ながら「生!」、「生!」と言い続けたりするのが、特徴のCMです。大倉さんは新入社員の一人を演じています。アクが強いCMで今見ると商品のPRとしてはちょっとバカっぽい感じも受ける好き嫌いが分かれるCMですね。当事の大倉さんは今の雰囲気とは、少し感じが違うので最近知った方は驚くかもしれません。個人的には好きなCMだったのですが、ちょっと賛否両論だったのか、テレビでは比較的早い段階でこのCMは放映されなくなってしまいました。また残念ながら商品の販売も終了してしまい、現在では飲む事はできなくなっています。
大倉孝二が出演するCMについて〜おわりに〜
いかがでしたでしょうか、時が経ち製品がなくなってしまった商品のCMやNTTドコモ のFOMA携帯やJTの投げタバコのマナー違反を指摘するCMなどは時代を感じさせられます。大倉孝二さんはCMにも20年以上にわたり数多く出演されているので、その時々で雰囲気も違うし、演技も所々で変わってくるので、見ていて面白い素晴らしい俳優さんだと思います。今後、40代後半以降の新たな活躍にも期待しています。
コメントを残す