匂い対策向けの薬用シャンプー情報まとめ!普通のシャンプーとの違いや口コミも紹介

匂いは年齢が進むほどに気になる皮膚トラブルの一種です。男性は女性に比べると皮脂の分泌量が多いので、40代中頃を過ぎると、皮脂汚れが酸化して、そこに雑菌が繁殖し、いわゆる「加齢臭」と呼ばれる独特の体臭を漂わせ始めます。
女性も乾燥肌や皮脂の分泌量が多い人は男性のように加齢臭がする場合があるんですよ。
近年薬用シャンプーのヒット商品は主として男性向けのデオドラント(防臭)効果の高いタイプです。
男性はもちろんですが、女性の皮脂臭や加齢臭にも効果があるので、匂いが気になる方は男性向けの薬用シャンプーを使ってみてはいかがでしょうか?

匂い対策向けの薬用シャンプーとは?

匂い対策向けの薬用シャンプーにとって重要なのは殺菌成分です。
最近では主に男性の匂い対策として殺菌成分を配合している傾向が見られるのですが、製薬会社が開発した男性向けの薬用シャンプーには殺菌成分と整肌成分が同時に配合されているタイプがあります。
ただし、男性向けの商品は洗い上がりの爽快感を出すために、メントール系の刺激成分が少しばかり配合されているので、メントール系の刺激に弱い人は整肌成分をメインに考えた方が良いと思います。

薬用と普通のシャンプーの違いについて

薬用シャンプーと一般的なシャンプー(化粧品)の違いは「薬用成分が配合されているかどうか」です。
薬用成分というのは国(厚生労働省)が指定している成分のことです。ただし、薬(医薬品)とは異なり、治療を目的とした成分ではありませんので注意してください。
また、薬用という言葉と医薬部外品は同じ意味で用いられます。
成分表をみると、普通のシャンプーにも薬用成分が表示されている場合がありますが、これは配合量がごく少量なので薬用(医薬部外品)の規定外という考え方になります。
薬用よりも天然派化粧品の方が低刺激性という認識を多く持っている人が多いのですが、これは一概に正解とは言えません。
薬用成分の多くが生薬など植物から抽出されているエキスであることと、精製されて純度が高まっているので不純物の含有割合が高い植物性成分よりも肌への刺激が少ないと考えることができるからです。
特に殺菌成分に関しては薬用成分の効果の方が確実性があると考えてよいと思います。

薬用成分の紹介と説明

一口に「薬用成分」と言ってもその種類は非常に多く、一言で説明できるものではありません。
しかし、薬用シャンプーにおける薬用成分にはだいたい「殺菌成分」と「整肌成分」が主たる成分として配合されています。
1種類でも薬用成分を配合していればそれは「薬用シャンプー」という扱いです。
それでは、薬用シャンプーに配合されている主たる薬用成分をご紹介していきましょう。

殺菌成分

  • ピロクトンオラミン
  • シメン-5-オール
  • ジンクピリチオン
  • イソプロピルメチルフェノール
などです。これらの有効成分は匂いや加齢臭や皮脂汚れ臭など、雑菌がもたらす臭いの頭皮トラブル解消を目的として配合されます。
雑菌が繁殖すると匂いやニキビなどの肌荒れが発生し、内側の水分がどんどん蒸発していくので、重要な成分と言えます。

整肌成分

整肌成分とは荒れた頭皮のキメを整えて、炎症を抑えるための成分です。薬用シャンプーでは甘草という生薬の根の部分に多く含まれているグリチルリチン酸ジカリウムという成分が多く用いられています。
グリチルリチン酸ジカリウムは敏感用の薬用ボディソープや洗顔料にも配合されている成分で、薬用シャンプーではマスト成分と言っても良いでしょう。

匂い対策向けおすすめの薬用シャンプーと口コミ

ここでは特に匂いの方におすすめの薬用シャンプーとその口コミをご紹介します。男性向けの商品の中には薬用成分が2種類配合されているタイプもあり、女性が使っても問題ないものなので同時に紹介していきたいと思います。

ウルオス

日本の大手製薬会社である、大塚製薬が製造・販売している男性向けデオドラントコスメブランドが「ウルオス」です。
薬用スカルプシャンプーには殺菌成分と整肌成分のW成分が配合されています。男性向けとなっていますが、女性が使っても問題ありません。

薬用成分

  • シメン-5-オール:臭いの原因菌を減らす殺菌成分
  • グリチルリチン酸ジカリウム:荒れた肌の炎症を抑え、キメを整える成分

口コミ

旦那が良いと言っています
旦那が大変気に入っており、独身時代から絶対これじゃなきゃ嫌!というので使い続けています。
コンディショナーなどは必要なく、これ一本で洗い上りがすごくさっぱりスッキリして良いそうです。
私も試しに使ってみましたが、確かにコンディショナー不要でした。
現在の効果のほどはわかりませんが、将来の抜け毛も心配してこの製品を選んでいるようです。
自分にはあっていると思います
自分の髪はサイドが跳ねやすく困っていたところこの商品を見つけました、使ってみたら髪が良くまとまるようになりました。
剃り込みの部分の後退と抜け毛にも困っていたのですが抜け毛が減りました。
買ってよかったです。とてもオススメできます。

関連記事ウルオスの薬用シャンプー情報まとめ!普通のシャンプーとの違いや口コミも紹介

オクト

日本の大手製薬会社のライオンが製造・販売している頭皮ケア用の薬用シャンプーです。こちらも年齢や性別にかかわらず、家族全員で使用できます。
特に乾燥が気になる方にはオクトserapie(セラピエ)という上位商品もあります。

薬用成分

  • オクトピロックス:加齢臭や皮脂汚れ臭の原因菌を減らす殺菌成分

口コミ

湯シャン派におすすめ
タモさんの影響でここ数年は湯シャン派でしたが、皮脂の臭いがたまに気になるので、さんざん選んだ上でこちらを購入。
大正解でした。
泡立ちも良いし、匂いも含め爽快感のあるシャンプーです。
ずっと使い続けると思います。
加齢臭が消えた?
リンスと一緒にリピート買いしています。
以前はずっとLUXをメインに色々なメーカーを使っていました。
35歳を過ぎたあたりから、夕方になるにつれ、頭皮からおじさん特有の脂臭さいいやな臭いが出るようになりました。
その臭いに悩んでいた時に妻に薦められたのがオクトでした。
使用するまで半信半疑でしたが、初めて使用した次の日から効果覿面で臭いや匂いが全く無くなり
仕事から帰って来て頭皮を嗅いでもらっても全く臭わないらしく、自分でも気にならなくなりました。
何度か違うシャンプー・リンスを使用したのですが、やはり臭い始めてすぐにオクトに戻しました。
洗いあがりの香りもほのかに香る程度で、香りで誤魔化そうとしない商品なんだなと思いました。
シャンプー後のリンスはしてもしなくてもどちらでも良いのですが、使用した方が効果が出るらしいので使用方法を守っています。
おじさんはオクトが手放せなくなりました。
ずっとお世話になる商品だと思います。

関連記事オクトの薬用シャンプー情報まとめ!普通のシャンプーとの違いや口コミも紹介

デ・オウ

日本の大手製薬会社の一つロート製薬から発売されている、男性向けのデオドラント系コスメシリーズが「デ・オウ」です。
製薬会社クオリティの確かな品質が臭いの気になる中高年男性からの支持を集めていますが、薬用成分が2種類配合されているので、スーッとする爽快感が気にならないのならば、女性が使用しても問題ありません。

薬用成分

  • イソプロピルメチルフェノール:臭いの原因菌を減らす殺菌成分
  • グリチルリチン酸ジカリウム:荒れた肌の炎症を抑え、キメを整える成分

口コミ

消臭効果はあるようです
家族に臭いを調べてもらったところ
・洗髪直後は良い臭い
・1時間後は大丈夫
・2時間後はちょっと匂う?
・3時間後には脂臭い
とのことでした。
普通のシャンプーだと洗髪直後でも匂うと言われたことがあるので効果はあると思います。
臭いが気にならなくなりました
職業柄、ヘルメットをかぶっての作業がよくありますが、どうしても汗で蒸れて臭うことがありました。
シャンプーを色々試してきましたが、現在はこちらの商品に落ち着きました。
活性炭由来のやや黒みがかったシャンプーで、ボディーウォッシュの方も使っています。
香りは強くなく、洗髪後は洗いあがりすっきりです。
しっかりにおいの元となる油や汚れを落としてくれているようで、ヘルメットをかぶって汗をかいてもあまり臭わなくなりました。
お値段は通常のシャンプーに比べややお高めかもしれませんが、しっかり効果を実感できるので今後もお世話になろうと思います。
※近所のドラッグストアで購入していましたが、amazonの方が2~3割安かったです。
大した金額差じゃないかもしれませんが、塵も積もればで今後の事も考えてこちらでの購入が良さそうですね。

関連記事デ・オウの薬用シャンプー情報まとめ!普通のシャンプーとの違いや口コミも紹介

匂い対策向け薬用シャンプー情報のまとめ

薬用シャンプーはフケ・匂いをとめる、臭いを軽減するなどある一定の予防効果を持つ薬用成分(医薬部外品成分)が配合されているシャンプーのことです。
匂い対策向けの薬用シャンプーの場合は主としてイソプロピルメチルフェノールなどの殺菌成分に着目して選びますが、グリチルリチン酸ジカリウムも肌の状態を良くするための重要な成分と言えるでしょう。
また、加齢臭対策の時は耳の後ろや首筋の裏までしっかりと洗ってください。そこが匂いの発生源です。
ただし、匂いの状態がひどい時は皮膚科で治療を受けるようにしてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です